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おべんきょう25日チャレンジ

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2020年5月から1ヶ月間、集中して「環境」と「数学」の勉強をする記録。
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Day 25. 将来が見えなくても、それなりに生きる練習

Day 25. 将来が見えなくても、それなりに生きる練習

この連載、「おべんきょう 25日チャレンジ」は約2ヶ月前、5月3日に始まった。もともと"Living in the Environment"** **(19th edition, 2017, G. Tyler Miller, Scott Spoolman) という環境に関するテキストの読解と数学のお勉強を25日間で頑張って仕上げるために始めたものだそうだ。だそうだっていうのは、最近めっきり更新して

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Day 24. 一人でできないことは、誰かとやろう

Day 24. 一人でできないことは、誰かとやろう

あーだこうだ言い続けるより早く始めればいいじゃない、と言われたらそれまでなんだけど、なかなか最初の一歩が踏み出せないことってたくさんある。例えばダイエットとか、英会話とか、そういう類のものだ。

わたしにとっては、ヨガがそれだった。ヨガって、適度な運動と瞑想ができてめっちゃ良さそう。やってみよう!一念発起して家に迎え入れられたピンクのヨガマットは、しかし数年間押入れの天井ばかりを眺めることとなる。

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Day 23. 終わったつもりでいる

Day 23. 終わったつもりでいる

しばらくぶりにnoteをひらく。
ここ最近は、テストが終わったのでぐだぐだ過ごしていた。というわけでもなく、何かと忙しくしていた。パン屋さんや農家さんとこでお手伝いをしたり、#オンラインキッチンでシェフに料理を教えてもらったり、フードスコーレに寄稿させてもらったり。

心休まらない日々だからこそ世の中はパンデミックだけでなく差別問題もまた再燃し、心休まるところがない。どのイシューも等しく深刻だし、

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Day22. 環境をめぐる世界観

Day22. 環境をめぐる世界観

テストが終わって、ちょっと気持ちが緩んでしまっている。やるべきことはたーくさんあるけど、とりあえず忘れて、きちんと休むことも大事かなと思っている。そうしないと、溜まっているやるべきことリストに圧倒されて、心まで疲れてしまうからだ。という感じでサボりを正当化しておく。

さて、今日は「環境をめぐる世界観」について一緒に見ていこう。

二つの大きな環境観「自然資源は、人間の繁栄のために自由に使っていい

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Day 21. ビジネスが鍵を握っている

Day 21. ビジネスが鍵を握っている

今日はテストの日。

昨日エラーで見られなかった"Living in the Environment"の最後の2章を読んだ。どうやらキャッシュの問題だったようだ。そういえばChromeのキャッシュなんて500年くらいクリアしていなかった。溜まりに溜まっておかしくなっていたんだろう。

そして夕方、テストにのぞんだ。ヨーロッパ時間の10:30から、環境問題に関する試験と、数学の試験。
テストをする前

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Day 20. これだけ覚えておこう、持続可能性の基本原則

Day 20. これだけ覚えておこう、持続可能性の基本原則

いよいよ、テストが明日に迫っている。科目は数学と環境学基礎だ。数学は基本的な代数、関数、システム思考。環境学は"Living in the Environment"の内容から出題される。5月初めから毎日勉強して、振り返ると割とこつこつと頑張ったなと思う。まあ、結果がついてくるかはまだわからないけどね。

勉強はほとんど一通り終わった。ほとんど、というのは、"Living~"のebookのデータが破

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Day 19. ほんとに経済は至上のもの?

Day 19. ほんとに経済は至上のもの?

経済というと、ビジネス、株式市場、競争、みたいな言葉が連想される。だけど、そのもともとの役割はもっと健全なものだ。すなわち、人間の生活に必要な物を生産・分配・消費する行為についての、一切の社会的関係のことをいう。現代の資本主義社会において、ほとんど全てのことが経済に関連している。そしてわたしたちはしばしば、経済の本来の意味を離れて、それに振り回されている。

今日は環境と持続可能性の視点から、経済

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Day18. 暮らし方をデザインする

Day18. 暮らし方をデザインする

丁寧な暮らしってよくいうよね。時間をかけて料理したり、掃除したり、何かを創作したり、云々。もう少し広い概念でいうと、毎日の行動にもっと目を向けてみるというところだろうか。
さいきんは家で過ごす時間が多くなっているので、日々の暮らしに向き合わざるを得ない人も多いと思う。その中で、なるほどいわゆる丁寧な暮らしとはこういうことか、悪くないな、と思った人もいるはずだ。

忙しさに振り回されてただ生活を送っ

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Day 17. 「ごみ」という概念を進化させる

Day 17. 「ごみ」という概念を進化させる

今日はどんなごみを捨てた?

わたしは、使用済みのコットンとティッシュ、コロコロ掃除の汚れたシート、野菜と魚の入っていたプラスチックのパッケージをごみ箱に捨てた。重さは大したことないけどかさばるごみが多いから、目の前に並べられたら結構な量になると思う。できるだけプラスチックに入っていない野菜を選んで買っていても、野菜くずや海老の殻などはコンポストに入れるようにしていても、やっぱりこれだけのごみが出

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Day16. ちょっと目を凝らしてみる

Day16. ちょっと目を凝らしてみる

5月22日の今日は「国際生物多様性の日」だという。ふだん家にこもっていると人間以外の生物に全く出会さないなんてこともあるかもしれない。
ちょっと散歩に出たとしても、目に付くのは植木や雑草、鳩や猫、犬くらいかもしれない。でも、じつはわたしたちの周りにはたくさんの目に見えない生き物−−菌やウイルス、虫、たくさんの植物がいて、一緒に暮らしている。

「生き物」をまず認識する生き物を大切に、っていう社会規

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Day 15. 正義も悪もない、ただの事実

Day 15. 正義も悪もない、ただの事実

今日は気候変動(climate change)の勉強をした。ふだん物知り顔をしているトピックについて学び直すと、多くの発見が得られるものだ。

そもそも「気候」とはなんだろうか。「天気」との違いは?ずばり、こんな定義だそうだ。

天気:短期的な気象状態。今日の天気予報、みたいな。
気候:長期間にわたる気象パターン。1年〜数十年スパンのものを言う。

最近日本の夏は暑い。今年は最高気温記録更新の暑さ

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Day 14. 意外と知らない大気のこと

Day 14. 意外と知らない大気のこと

大気っていうのは、地球を覆っている気体のことを指す。高度に応じて6つに分類されていて、生物が暮らしている地面に近い層は対流層(troposphere)という。なので、わたしたちが息を吸うときはこの対流層の空気を吸っている。大気こそ、そのありがたさを感じづらいものはない。目に見えないし、そこらにあるし。でも一度それが汚染されると、汚れた空気を吸い続けることになり顕著な健康被害が現れてくる。

空気っ

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Day 13. 環境問題とパンデミック

Day 13. 環境問題とパンデミック

今日は環境危険物質と人間の健康について勉強した。
人間の病気について見てみると、当然といえば当然だけど、それが自然環境と大いに結びついていることが明らかになってくる。人間と病原菌・ウイルスの戦い、と二項対立的に語られることが多いけど、そこにはいつも自然環境が前提としてあることを忘れちゃいけない。

病原菌もウイルスも、自然界にずっといる人間は今繁栄を極めていて周りがよく見えていないけど、他の生物や

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Day 12. 100%の解決策がほしい

Day 12. 100%の解決策がほしい

昨日のエネルギーのお話に続いて、今日は再生可能エネルギーについてのお話。

再生可能エネルギーというのは、自然界に常に存在している太陽光や風力、水力、地熱などのエネルギーを指す。昨日の石油、石炭、天然ガスや原子力との違いはエネルギー源が実質限られているか否かというポイントだ。こうした再生可能エネルギーは、新しい時代のエネルギーだとかクリーンエネルギーだとか喧伝されて注目されている。さて、じっさいの

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