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Day 21. ビジネスが鍵を握っている

今日はテストの日。

昨日エラーで見られなかった"Living in the Environment"の最後の2章を読んだ。どうやらキャッシュの問題だったようだ。そういえばChromeのキャッシュなんて500年くらいクリアしていなかった。溜まりに溜まっておかしくなっていたんだろう。

そして夕方、テストにのぞんだ。ヨーロッパ時間の10:30から、環境問題に関する試験と、数学の試験。
テストをする前に、昨日紹介したProctorExamの指導に従って部屋の中や耳に何も入っていないかなどを撮影した。PCの画面にiPhoneで撮影している画像が映し出されると、なんだか不思議な気分になった。やっていて思ったけど、リアルタイムに誰かが監視しているというよりも、後から録画を確認して不正のあるなしを見ているような感じがした。

テストは終わったけど

テストの出来は、まあまあだった。結果は2週間以内に出るらしい。ぼーっと待っているとビザの申請に間に合わなそうなので、並行して書類の準備を始めようと思う。

さて、途中サボった日もあったので、「25日チャレンジ」なのに21日目でテストの日を迎えてしまった。毎日何かしら学ぶことはあるねということで、せっかくなのでもう少し続けていく。今日は持続可能な社会と環境倫理について。

持続可能な経済と企業の役割

さいきん、にわかに注目度が上がってきたキーワード、「持続可能性」。
言葉自体は80年代から使われているけど、この2,3年でバズワードみたいになっている。日本に限らず世界でも、"sustainability"という言葉がそこらで踊っている。正直なところこの言葉に食傷気味ではあるけど、あらためて企業と持続可能性の関係について考えてみる。

経済のグローバル化が進む現代において、環境の持続可能性を高めるためには、政府と企業が協力する必要がある。 政府は、法律や規制を通じて環境基準や目標を設定する。一方で、企業はそれらを効率的に達成していく。

より持続可能な社会と経済へ移行するには莫大な投資資本と研究開発資金が必要となる。この資金のほとんどは、政府の限られた予算を鑑みると、収益性の高い企業から調達することになる。そういった意味で、企業はより持続可能な未来を実現する上で重要な役割を担っている。

一部のリーダーたちはすでに、持続可能な社会を志向するにあたって「いつも通りのビジネス」はもはや通用しないことに気がついている。では、「いつも通り」ではないビジネスとはどんな形だろうか?

危機を機会として捉える

「持続可能でない」既存の商品やサービスは今後ますます支持されなくなっていくだろう。そんな中、多くの企業トップや投資家は、環境配慮型の商品やサービスにチャンスを見出している。 こうした転換は、健康や環境への影響を抑えながら、より多くの経済的価値を生み出す方法を見つけることを目的とした「環境効率」という概念に導かれている。環境効率を改善することは、企業のコストを削減し、株主や投資家に対する財務責任を果たすことにもつながるというわけだ。win-winの法則である。

資本主義社会において、企業や市場がもつ力はとっても大きい。だからこそ、このセクターがどう動くか、もしくは動かしていくかが重要だ。経営陣に先見の明があれば、今日のビジネスにおいて持続可能性を重んじることは必須であることに気づくはずだ。企業のもつ効率性、資本、ドライブする力が適切に働けば、きっと未来は良い方向に傾いていくと信じている。

より持続可能な未来を志向するか、現状にしがみつこうとするか。自粛が解除された後、日本の企業はどっちにエンジンをかけていくだろうか。

今日はここまで。明日は「環境倫理」についてシェアします。


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