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法務局で自分で登記してみた 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 故(ゆえ)あって秋の夜長に晩酌の摘(つま)みとして会社に関する登記の勉強してみました(笑)というお話。

 機会を得て地元の法務局に見様見真似で自分でとある登記手続きをしてみました。

 そもそもいつも助けて頂いている知己(ちき 自分のことを良く理解している人)の弁護士の方にいつものようにお仕事を依頼したのですが、たまたま案件が重なっていて身動きができないとのことでした。

 親しいこともあってか、
「今回の登記は簡単で〇〇さん(私のこと)なら自分で簡単にできるからやっちゃってみては」
とにっこり。

 私も悪乗りして

 戯れにやってみるか・・・

 そもそも法律の建付けとして、士稼業(弁護士、税理士など)の方にお願いしなくても自分でできる建付けになっているはずなんだからできないはずがない。

 インターネットを駆使して必要書類の雛形を用意し、マイクロソフト(Microsoft)社のワード(WORD)とエクセル(EXCEL)を使って必要な内容を書き込み印刷。必要な署名と捺印(含割印)をして書類数部を整えました。
 念のため押印した印鑑の印鑑証明も取得して置きました。
これが大正解。

 地元の法務局に行き局内の印紙販売所で必要な収入印紙を購入し添付して窓口へ。

 混んでいると脅かされていましたが昼直前に到着したのですが全く待つことなくスムーズに提出できました。印鑑証明も必要だったそうで勘が見事的中。準備していて正解でした。

 受領証が欲しいと言うと提出書類のコピーを作ってくれればそこに受領印を押しますとのことでした。一旦受理して頂いた書類を戻して下さいました。局内にはコピー機はないとのことでした。そこでコピーを取りに法務局から出てコンビニを探しました。法務局は地下鉄の駅から徒歩圏内という立地なので駅方面の最寄りのコンビニに行きました。ところがたまたま夕方まで店内改装工事で臨時休業でした。付近を当てずっぽうで巡ってみましたが、コピーできる場所はありませんでした。地下鉄の新駅なので、周りは比較的閑静な住宅地で、まぁそんなもんかと。結局車に戻り車載ナビで検索して太い幹線道路である環状線を挟んで反対側のコンビニに行きました。そこはメジャーなフランチャイズのコンビニだったので立派な多機能機が有り、A3両面のカラーコピーができました。これを駆使して予備を含めて3部コピーを用意できました。
 なんだかんだで小一時間が経過していて法務局の昼休みも丁度終わりそのまま窓口へ行きました。相変わらずガラガラで先程担当して頂いた局員の方にコピーを渡すと、原本に貼る受理シールと同じものを貼って頂き、しかも原本のコピーであるという証明の印鑑まで押して頂きました。

 なんとも呆気なく登記完了。

 結構やればなんとかなるもんですね。


蛇足
 知己の弁護士さんの勧めで弁護士さんのお仕事を体験するという希有な経験ができました。しかも数十万円の節約というオマケ付きでした。(笑)

 宜しけれ自分で登記簿謄本をインターネットで郵送手配できたというお話もお楽しみ下さい。

超蛇足
 日本の電子行政サービスも捨てたもんじゃないレベルに来たと思ってもらいたいなぁ。

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