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紅葉は、落葉樹の葉の悶絶か だから理系って変 ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること

文系の方も宜しければ理系頭の中を覗き見してみて下さい。
 
【趣き】
 紅葉の季節って趣が有って素敵ですよね。秋分の日を過ぎて冬至までは日照時間が短くなって寂しく感じます。しかしその寂しさを紅葉が美しさで補完してくれている気がします。そして冬至を過ぎれば、日照時間は長くなり理系頭ではたとえ雪になったとしても気持ち的には春に向かってるという感じてワクワク感がありす。
(違和感を感じる方も居られるかと思いますが。)
 地球の熱容量の問題で寒くなってるだけで、地球が受けている太陽エネルギーは増えてんですもんね。
(北半球の場合)

 東京都市部では紅葉というよりは黄葉って感じる位黄色い葉が目に止まります。でも黄葉って余り使わないですよね。因みに街路樹にイチョウが多いのは関東大震災でイチョウが焼け残り火に強い木とされたからです。だからか黄葉がかなり目に付きます。でも一般的には黃葉を含めて紅葉なんですね。

【反射光なので】
 植物の葉が緑なのは、緑の光が利用されず反射しているからです。クロロフィル(葉緑素)という色素が、赤と青を光合成に使うからです。

 その辺りは以下を参考になさって下さい。

 なので理系的には、緑はゴミとして捨てられた光、役に立たない光と感じてしまいます。良く

緑を大切に

などと使われる様に緑に対する語感がポジティブなのは、直観的に中々慣れません。運と勘としつこさの人生なのでその勘が「緑を大切に」という言葉に違和感を感じさせているのだと思います。まぁ
人間60年以上やってるので大分慣れましたが。(笑)

 秋になると緑色の光を捨てているクロロフィルを分解して、葉の養分を木に回収し、葉の根元に離層(りそう)を作って落葉に備えます。例えばイチョウが黄色くなるのは葉緑体の中のカロチノイド(黄色)の分解が遅いから黄色く見えるんですよね。

 この辺については、子供向けですが解りやすくまとまっています。ご参考。

 まぁ、冬に備えてリストラされた葉が、養分吸い取られつつ悶絶して黄色の光以外をエネルギー源にして落葉するって感じですかね。

 葉にしてみれは、結構キツイ話ですよね。

 リストラ(構造改革)

 私達が鑑賞している紅葉って、なんとも。

 秋なのでちょっと綴ってみました。

蛇足
 こんなことを思って過ごしているので周りから時に奇異な目で見られる事があり、noteを使って言い訳してみました。

超蛇足
 「時に奇異な目で見られる」と書きましたが、愛しき吾妹が「時に」は誤用、「常に」が正解と呆れた顔で… (笑)

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