「ちゃんとした大人」にならないと、って焦っていた。
いや、「焦る」よりもっともっと前の段階の話かもしれない。
「当然そうでないと、まともに幸せになれない」と思っていた。
周りの人たちは、誰もそんなふうに私を脅しはしなかったのに、不思議とそういう幻術にかかっていたようだった。
①〜⑧まで全部やった(やろうとした)結果、私は適応障害になった。
そして気がついた。
理想の「ちゃんとした」は、等身大の私には無理だって。
だって、「ちゃんと」は、「幸せ」とは、また別だったから。
ほどなくして、仕事に行けなくなった。
心療内科に行って、適応障害の診断を受けて、すぐに休職になった。
休みに入ってから、久々に「自分の声」を聞いた気がした。
「自分の声」は、色んな事を教えてくれた。
とか、
とか。
あと、嬉しかったのはこの言葉。
もう、声は聞こえなくなった。
今は、ただ、
あなたが帰ってくるのが待ち遠しい。
🦉