記事一覧
【読書感想文】限りなく透明に近いブルー
本屋へ寄るとき、みる棚は決まって「村上春樹」。そしてその隣に必ずあるのが「村上龍」。なんとなく一番有名な作品『限りなく透明に近いブルー』を手に取ってみました。本書は彼が24歳の時に発表され、群像新人賞とともに芥川賞を受賞した、衝撃の一作です。
ざっくりあらすじ場所は東京都福生市。アメリカ軍基地の近くに住む主人公リュウ。その影響からか、彼は19歳にして女友達を娼婦として「パーティー」へ売り込み、空
うーん、結局村上春樹がいちばんおもしろいし、彼の本を超えるものにまだあえてない、、
【読書感想文】アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎著作『アヒルと鴨のコインロッカー』は、伊坂さんの作品に火がついた『重力ピエロ』の発表と同年に発売された作品です。本作はいろんな賞を総ナメしており、伊坂ファンからするとお気に入りリストから外せないはず。最後のどんでん返しがすごすぎて、2日で読み終えてしまいました。(さすが伊坂幸太郎...)
※壮大なネタバレに注意
ざっくりあらすじ大学入学のために新居に引っ越してきた「僕(=椎名)」は、
この間カフカ作『ペスト』を読破したのですが、脳が足りなくて理解できなかったです...悔しいのでまた読み返して感想文かけるレベルに理解したいなあ
【読書感想文】 ゴールデンスランバー
夏ってなんだか太陽も眩しくて、海もキラキラしていて、暑いのに外に出たくなっちゃいますよね。GoToもあってか、この夏はたくさん旅行してしまいました。コロナのことを考えて人混みを避け、ドライブやキャンプといった選択肢をとりましたが、たくさん自然と触れ合えて良かったです。夏のワクワクに負けてしまって、まったく本を読まずに過ごしてしまいました。すベては夏のせいですね(他責)。
今回は伊坂幸太郎著作『ゴ
ねじまき鳥クロニクル【読書感想文】
3冊に及ぶ村上春樹著作『ねじまき鳥クロニクル』。思ったより読み終えるのに時間かかってしまいました。
ざっくりあらすじ「僕」であるオカダトオルは突然妻のクミコに離婚を告げられ、家出される。それと同時に、「僕」の周りでは奇妙なことが次々と起こり始める。突然失踪した猫。妻の兄である綿谷ノボルとの再会。預言者だと自称する加納姉妹との接触。昔お世話になったおじさんの死去、そして遺言。様々な人との出会いを通