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こころのよわい、すべてのひとへー起業ブログ

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「いのちの重さ」「母性を思い出す」など、コメント多数の「重たいぬいぐるみ」パトランの誕生秘話、起業の記録などです。
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記事一覧

キャラクタービジネスを夢みる

キャラクタービジネスを夢みる

感想をまとめてみて、SNSにアップしたところLPを制作してみては?というコメントなどが、寄せられました。今のところ、その予定はないです。イベントにも参加しない。もし、イベントに参加するとしたら、利益度外視で、広いブースを借りて、そこに、炬燵にミカンみたいな生活空間を再現して、オーナーさんたちと交流できる場所を、たとえばデザフェスでやりたいと思います。LP製作でも、同じで、すなわち、自分たちが楽しめ

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起業ブログをはじめて、3年くらい?

起業ブログをはじめて、3年くらい?

ECサイトによせられた、お客様からの感想を、載せますね。

「迅速かつ丁寧なご対応ありがとうございました。 パトランくんは想像以上に可愛いです。大切に大切にいたします。」
「柔らくて、ずっしりした重みが ホンモノの子犬を抱いているような 気持ちになります。 お顔もにっこりとても可愛いです。 お取引も迅速丁寧で安心感がありました。」
「欲しくて欲しくてたまらなかったパトランです。 期待をうらぎらない

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4年で累損解消しました

4年で累損解消しました

セラピー?犬型ロボット?!パトランの事業。プロトタイプができたのが、2008年で、小生が、起業したのが、2020年の12月。
新しい事業は、3年で単年黒字で、5年で累積損出解消といわれています。
新しい事業の成功確率は、5%と言われています。
もう、天に任せて、すると、「通販生活」さんが、「マクアケ」の記事をみて、コンタクトしてきて、まさかのバブルが起きました。
会社の口座、資本金が、回収できまし

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マルシェでのお話会の準備として

知り合いのご縁で、毎回、とあるマルシェに参加してきました。小生は、科学教室を、ボランティアベースで、しており、このマルシェでの出し物も、科学教室の体験デモ。とあるマルシェは、コモンビレッジを標榜としていて、その趣旨というか、想いを共有するようなお話し会にも参加して、ああ、こういう考えなんだなというのは、理解できました。
そこで、今回、小生が、お話をすることになりました、というか、お話しすると、参加

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しっくりの工夫(しっくりビジネスの続き)

面状感圧センサを開発して、それと、特殊なゴムを合わせて、豆腐みたいなデバイスを作りました。そこから、それを、ぬいぐるみにいれてみようという発想になり、さいしょに入れたのが、実家にあったゴマフアザラシのぬいぐるみ。おもちゃメーカーの方が、その感触を、すごく気に入って下さり、次第にセンサ入りは、次世代にということで、ゴム入りぬいぐるみの検討となりました。色んなぬいぐるみに、詰めてみました。ゴムを詰める

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しっくりの、ビジネス

久しぶりの投稿です。
録画してある「がっちりマンデー」を観ました。
今、「しっくり」がきているそうです。
パナソニックは、センサーを駆使して、人間工学的に、しっくりくる形や、ボタンの位置や、感触を、極めているそうです。
実は、パトランも、そんな、しっくり発想から、生まれました。
抱っこして、しっくりする感触。
それは、周りにあった超柔軟ゴムとの出会いから始まって、それが、いかに、しっくりくるかを、

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申し訳ない気持ち、そして、皆さま、良いお年を

去年の今頃は、1月に始まる九大勤務に、想いを馳せていたでしょうか?
このままだと、2年後には、ショートしてしまう、派遣会社に相談しての勤務決定でした。もう、何もしない、このまま、時を待つことだけをすると、心に決めて。
「人事を尽くして(尽くしてはいませんでしたが)天命を待つ」
そして、その時が来ました。
まさしく天命が。
現在、パトランは、プレミアムパトラン(シロラン、クロラン)、ミニを含めて、品

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【読者の発見】

「こころのよわい、すべてのひとへー起業ブログ」と題して、小生は、このブログを書き続けてきましたが、いったい誰に向けて書いているのだろう?と感じながら、訝っていたのも事実。誰が、こんなものを、読んでくれているのだろう、読者の姿が、一向にみえてきませんでした。
その答えのひとつは、このブログのタイトルにありました。
「こころのよわい、すべてのひとへ」。
ただ、その姿が、みえなかったのです。
そんな中、

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何故、「上司は思いつきで、ものを言う」のか?

「上司は思いつきで、ものを言う」は、橋本治さんの新書です。小生は、思いつきで言ってるんじゃないか?という上司がいて(今から、15年くらい前の話です)、これは、そんな愚痴を共有してくれる本なのかなと思っていました。これは、何故、「上司がおもいつきで、ものを言うのか?」という本でした。ビジネス本でもあります。橋本治さんは、読んでみたくなるような本のタイトルをつける天才だと思います。彼は、作家です。作家

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お客様のことを、考えて、という罠

おかげさまで、犬型セラピー?!ロボット?パトランは、現在品切れ状態になています(2023.11.23現在)。ほしいと思われるお客さんのことを考えると、この状態は、好ましくなく、生産を拡充してと考えるでしょう、お客様第一主義なら。
かつて、ドリームキャストというゲーム機がリリースされました。日立のSHという石が、搭載されていたのですが、発売数を読み間違えたのか、不具合があって生産が間に合わなかったの

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ロングテール戦略では、正確にはないけれど

自動車の部品メーカーの目指すべき新規事業は、月1000、コンスタントに売れるものを作ることでです。それは、労働者を、コンスタントに働かさないといけないからです。そんな都合のいい新規事業は、ゴロゴロと転がっていません。小生が担当していた面状感圧センサの用途展開先のおもちゃメーカーとは、まったく合致しませんでした。それに、当時は、気づいておらず、必死でお客さんめぐりをしていました。おもちゃメーカーは、

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大きなイベント参加は、これで、最後

来週、デザインフェスタに参加します。東京ビッグサイト。大きなイベント参加は、おそらく、これが最後です。思えば、パトランデビューは、このデザインフェスタでした、2019年の。まだ、パトランという名前は、まだない、でした。前の会社のプロジェクトで、すでに中止が決定していました。中止が決定する前に、参加が決定していたので、行きました。
テストマーケティング。
20匹の後にパトランとよばれるものを、持って

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3年で単黒、5年で累損解消

よく、新規事業で言われる言葉です  。新しく事業をして、3年で単年黒字(それまでは、赤字でオッケー)、5年で、開発費などふくむ累積した出費をペイしてしまうみたいなです。
あと、センミツという言葉もあります。これは、開発の前段階の研究からですが、1000テーマがあったら、3つが、事業に結びつくみたいなやつです、ここでいう事業と言うのは、10年で、売上100億円みたいなやつです。そしたら、下手な鉄砲数

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エビデンスということ

セラピー?!犬型ロボット?パトランですが、かつて、開発の段階で、癒し効果のエビデンスをとろうということになりました(結局、エビデンスをとることはしなかったのですが)。一部上場会社にふさわしい戦略だといえますが、これを抱っこすると、・・・になるとか。例えば、それなりの権威の方に、プロトコルを作ってもらって、脳の活動を計ってとか、癒し効果を実証みたいな。小生は、物理学を専門としていましたから、人相手は

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