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#小説

目次:マシュマロ式小説書き方講座

目次:マシュマロ式小説書き方講座

「マシュマロ」に寄せられたお悩みへの対処法をもとに作られた小説の書き方講座です。小説執筆でつまずいた人でも前に進む力を得られることを目指しています。

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はじめに🆓 つまずいてしまった人だって好きに書いて楽しむ方法がある
🆓 この講座について
🆓 創作者に立ちはだかる3つの壁

コラム
🔒 マ

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いつか物語を描いてみたい君へ ─シナリオスタッフ募集2022

いつか物語を描いてみたい君へ ─シナリオスタッフ募集2022

日本のエンタメのストーリー水準を向上させる
株式会社ストーリーノートの企業理念は、≪日本のエンタメ作品のストーリー水準を向上させる≫です。

この言葉は、もしかすると「いいシナリオを創ろう」というシンプルな号令のように見えるかもしれません。

しかし、真意はちょっと違います。

この言葉には、

私たちは、日本のエンタメ作品のストーリーが世界水準と比して低いことに問題意識を持ち、その解決に正面から

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「なんか楽しいことないかなぁ」は、世界を変えないから。

「なんか楽しいことないかなぁ」は、世界を変えないから。

気分の上がる音楽を聴いても、降り積もる雪のしんしん、という音に耳を傾けても、「もうすぐ春が来るのよ」という知らせの風にその身を晒しても、全然前に進む気になれない。2月、平日の午後。

もう冬には飽き飽きしてしまった。だからと言って春を全身全霊で待つみたいな、そんな前向きな気分でもない。強いて言えば、寒さがやわらいでほしい。そうしたら、もう少し楽に呼吸ができそうなのに、体にへばりついて離れない冬の気

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野良猫が「帰るべき家」

野良猫が「帰るべき家」

わたしはその日の午後もピア通りの角にあるBIOショップに立ち寄り、スペルト小麦の丸いせんべいみたいなガレットを買った。そしてそれを持っていつものように、勝手に「宇宙ステーション」と呼んでいるちょっぴりミッド・センチュリー風のアパルトマン群の前を通り過ぎて、ビュットショーモン公園へと向かった(時刻は大体いつも午後の6時頃だ)。

6時という時間帯は不思議だ。母が言うには私が子供の頃、毎日大体この時間

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ワタリガラスがこの世界にどのようにして光をもたらしたのか

ワタリガラスがこの世界にどのようにして光をもたらしたのか

2019年にボブ・サムさんが来日した際に語った神話『森に還ったワタリガラス』(Raven walks into the forest)は、こんな風に始まります。

ワタリガラスがこの世界にどのようにして光をもたらしたのか。これはクリンギット族の創世神話とも言われる物語『The box of daylight』(太陽の箱)の中で語られています。

神話の中でワタリガラスは、しばしば「トリックスター」

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