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【読書感想文】ただしさに殺されないために~声なき者への社会論~御田寺圭(白饅頭)|⑥車椅子・活動家編|

「障害者家族」の当事者として、正直な考えを、一切オブの装ラー飾をトにする包むことなく吐露しました。

その分、かなり踏み込んだ内容となってしまいましたので、300円の壁(単品購入可能、有料部分 / 約6,000字)を設けさせていただきます。

※note会員でない方もご購入いただけます。

メンバーシップ会員の方は、このままお読みください。

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「ただしさに殺されないために~声なき者への社会論~」。

私はこちらの本を、著者ご本人から、無料でプレゼントしていただいた。

「ただしさに殺されないために」、略して”ただころ”とは、連日のように事実それ以上陳列いけない案件を犯し、さらには白饅頭フォロー罪、白饅頭RT罪、白饅頭購読罪などを犯す罪人を世に放ち続ける、白饅頭尊師の著書である。

ちなみに私も、フォロー罪とRT罪、購読罪を犯している。

本書の帯には、このように書かれている。

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社会を引き裂く事件の背後に何があるのか。

ただしさと承認をめぐる闘争が日常と化したSNS時代に宿る<狂気>を解き明かす。

多様性の名のもとに排除し、自由、平等を謳って差別する

美しい社会の闇の底へー-


言葉を奪われた人びとの声なき叫びを記す30篇

本書は人のやさしさや愛情が社会に落とす暗い影の記録である。

私たちは、自分の中にある「悪」にまるで気づかなくても自覚的にならなくても生きていける。そんな平和で安全で快適な社会で暮らしている。自分たちが狭量で排他的な人間であることから、ずっと目を逸らしていける、配慮のゆきとどいた社会に生きている。

ひとりひとりが抱える心の傷と痛み
だれもが内に宿しているちいさな差別心…
世界が複雑であることへの葛藤を手放し
だれかを裁くわかりやすい物語に吞み込まれた
感情社会を否定する  

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まるで、「フェミニスト」や「リベラル」、「人権活動家」などが闊歩かっぽする「インターネット世論」に、中指を立てるかのような紹介文だ。

このような暗黒の書籍を読んでしまって、本当によいのだろうか。

世間の「ただしさ」に迎合してそれらしく振る舞っていた方が、楽に生きられるのではないだろうか。

そんな考えが頭をよぎる。

しかしだ。「ただしさ」に迎合したとして、それが本当に世界を明るくするのだろうか。

私の考えは否だ。

よって私は、「ただころ読破罪」へと歩みを進めた  

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「ただころ」は、序章・終章を含む全7章、30節によって構成されている。

本来であれば全章について詳細に語っていきたいところであるが、有料の書籍であるからそういうわけにもいかない。

そこで、少しだけを抜き出して語っていきたいと思う。

(注)「引用箇所(出典あり)」以外の記述はすべて私見であり、御田寺圭氏の思想とは何ら関係がないことをここに明記しておく。

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 あるコラムニストの文章が大きな波紋を呼んだ。

 車いす生活を送る身体障害者のコラムニストで、社会運動家でもある人物が執筆した文章であった。JR東海の無人駅である「きのみや駅」での下車と乗車の介助を(JR小田原駅の職員に)求めたところ、JR側から拒否されてしまったことの顚末と落胆とをブログに書いたものだ(最終的には途中の熱海駅の職員4名が行き帰りに対応したという)。

ただしさに殺されないために~声なき者への社会論
第 2 章|差別と生きる私たち|6|闘争と融和より

御田寺氏は、当該「コラムニスト」の個人名を特定されていなかった。

私はこの「コラムニスト」に明確な心当たりがあるのだが、彼女の「人格」ではなく「行動」、そして一般化された事象について語りたい。

そのため、私も「コラムニスト」の個人名を特定せずに書き進めようと思う。

また、御田寺氏は’’ただころ’’内において、

 もっとも、この出来事を根拠にして、社会が身体障害者に対して冷淡なままアップデートされていないといいたいわけではない。あるいは、コラムニストが実際に悪辣なクレーマーであったと指弾する意図もないことは最初に断っておく。

ただしさに殺されないために~声なき者への社会論
第 2 章|差別と生きる私たち|6|闘争と融和より

と述べられていることを、ここに明記しておく。

よって、以下に記されるオピニオンはすべて私の私見であり、御田寺氏の思想とは何ら関係ないことを、ここにもう一度、断っておこうと思う。

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さて、私は御田寺氏とは異なり、本件の「コラムニスト」を  

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