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深夜書店 選書版 楽曲(洋楽)

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楽曲(洋楽) についてや ミュージシャンにまつわる作品 をまとめました
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愛することを止めることはできへん「Can't Stop Lovin' You」リプライズ(reprise)、深夜書店

愛することを止めることはできへん「Can't Stop Lovin' You」リプライズ(reprise)、深夜書店

遠くて長いかもね、あんたはくそったれ野郎やから、
はっきり言ってその時にほんまにあたしが、その場所に居てるかどうか信じられへん。
あんたの心の中に、あたしが?。

リプライズ(reprise)。
音楽で、反復。 また、再現部。

あんたにしても思い出したくもないんちゃうかな。
ボロカスに、あたしにあれだけ言うてたんやから、。
罵詈雑言、そこまで言える相手なんかそんなに簡単に出会えるわけないねんから

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10月の海、そっと灯りを消して「 ターン・ユア・ライツ・ダウン・ロウ」深夜書店

10月の海、そっと灯りを消して「 ターン・ユア・ライツ・ダウン・ロウ」深夜書店

 あんたは、10月の海になにを感じた?

 What did you feel about the sea in October

 リプライズ(reprise)。
 音楽で、反復。 また、再現部。

 音楽では、リプライは、ソナタ形式の要約で発生するように、
 作曲の後半でオープニングマテリアルの繰り返しまたは繰り返し、。

 もう12月、今年もあとわずかではあるけど、、
 俺には、、やっぱしな

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シャキーラ とマルーマの楽曲「Clandestino」と「Chantaje」、深夜書店。

シャキーラ とマルーマの楽曲「Clandestino」と「Chantaje」、深夜書店。

 たとえ理想の相手であっても、
 ままならぬ宿縁としての、
 そういった出逢いでしかなかったり、
 そうでなかったとすれば、
 ずっと順風満帆な関係ではつまらないことも、、
 だからこそ、
 極上の物語のような刺激的な関係でいたい、って
 そんなふたりの心情が楽曲から、、
 沁みこんでくるのは、、。

 眼差し、が背中をおしてくれるときがあるから。

 花のように笑う、面影の骨格そのもの、、
 そ

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「あふれる想い(Rush Rush)」ポーラ・アブドゥルの楽曲、深夜書店

「あふれる想い(Rush Rush)」ポーラ・アブドゥルの楽曲、深夜書店

 想う相手の表情やしぐさが、
 想うこその表情やしぐさにあらわれて、
 そして生きかたになるのを見つめられるのは、、
 しあわせなこと、。

 そういった恋愛をこのところできるようになってきたのかも、
 それに
 相手を好きでいさせてもらえることだけで、うれしい、
 
 そんなこともわからずにいた時代があった。

 今現在でこそ、歳月を経てこそに、

 自分の生活圏のなかで
 出逢えた全ての方々、

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ザ・コアーズ (The Corrs) 「ブレスレス」、続けていく、息もできないくらい、深夜書店

ザ・コアーズ (The Corrs) 「ブレスレス」、続けていく、息もできないくらい、深夜書店

 風、はみえない
 でも、触れることができる
 手をさしのばせば、感触がある
 
 そ~いったものなのかも、、
 ひらがなで書く「おもいで」も、
 かけがえのない「いとおしさ、」も。
 
 誇らしげに、
 それでいて、哀しげに映らなくもないけど。
 
 The daylight's fading slowly
 The time with you is standing still
 ゆっくりと日

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ヴァネッサ・パラディ「マクスゥ」「ナチュラル・ハイ」、ていねいに生きていく、深夜書店。

ヴァネッサ・パラディ「マクスゥ」「ナチュラル・ハイ」、ていねいに生きていく、深夜書店。

 ときどき、さみしくなるのは、
 大切な場所があるからなんやろう、。

 音、や行動からも「ていねい」を感じ生きていく、
 過去も未来も超えていくものが、伝わってくる、。
 心のままに、在るがままに、。
 
 いまの時代は、
 その気持ちだけが、さまざまな生命の心のなかで、
 音になって奏(かな)でられている。

 丁寧(ていねい)とは、
 大昔、戦いのときに軍で使われた銅製の打楽器の名で、
 注

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スザンヌ・ヴェガ「トムズ・ダイナー」「ルカ」、定かでないこと、、深夜書店。

スザンヌ・ヴェガ「トムズ・ダイナー」「ルカ」、定かでないこと、、深夜書店。

 想像力につながっていくのは、。
 定かでないことがはっきり明確につたわってこないからともいえる。
 だからこそにも、。
 詩のようなものや、楽曲が沁みてくるのかも、。
 涼やかな風のように、目に映ることもなく透明であるけど、。
 触れることも感じることもできるから、哀しみを流していく、。

 心だけでなく身体に沁み込ませている感覚は、あれこれあるやろうけど、。
 それほどに感じない者であったはず

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自由への疾走、イマジン(想像してみて)、社会情勢のいま、深夜書店。

自由への疾走、イマジン(想像してみて)、社会情勢のいま、深夜書店。

 ずっと、ずっと、はるか昔。
 みんなでちからをあわせた成果の取り分を、
 それぞれの働きに応じて分け前は決められてた。
 ひとりあたりの取り分、
 それを、‶当たり前〟と云ったらしい。
  
 あたりまえ、があたりまえではなかった時代のこと。

 ひとりのあたりまえ、が成果につながること。

 想像、するしかない社会情勢のいま。

 そ~いえば、こないだの年末、古い時代からの友人と飲む機会があっ

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姪っ子の話とクイーン&デヴィッド・ボウイ 「アンダー・プレッシャー」、深夜書店。

姪っ子の話とクイーン&デヴィッド・ボウイ 「アンダー・プレッシャー」、深夜書店。

 不穏(ふおん)な時代でもたくましく生きていくしかない、だからこそ大切なすべての生命に捧げたい。
 純粋、な気持ちを。
 新年早々にはとてもいい夢をみたから、。

 温もりの余韻に浸(ひた)っていると三が日目には次兄とその娘たちが老母との住まいにやってきた。
 老母にとって、次兄はこれまでの墓参りでも大活躍で、凄腕運転手(トランスポーター)ぶりを発揮してくれていたことにもご満悦だった。
 仕事の都

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ニュー・イヤーズ・デイ、夢の話、ズー・ステーション、深夜書店。

ニュー・イヤーズ・デイ、夢の話、ズー・ステーション、深夜書店。

 そんな夢を。
 眠り、から目覚めると笑みが零(こぼ)れた。
 そそ、
 哀しくはなくて、しあわせだった。
 温もりたちと同じ列車に乗って、まだいっしょに旅をしていることが、。

 ‶同じ空から朝の光をあびて〟
 
 きっと、ずっと一緒に生きていることが、。

 縷々(るる)として、尽きない想い。
 縷々、とは細く長くとぎれることなく続くさまであるとか。

 めでたし、の語源は「愛(め)づ」に「甚

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シンクロニシティ、みつめていたい、深夜書店。

シンクロニシティ、みつめていたい、深夜書店。

 日々のなかで、意味のある偶然のようにも、ほっこりした笑顔に心が癒されたりする。
 
 あぁ、そうか、この笑顔を見つめるためにこれまでの日々や時間があったのかも、ってくらいに、。
 
 運命、たくさんの縁(えにし)があたりまえみたいに、。今現在を響かせる。

 みつめていたい、。

 よろこびも、かなしみも、交々(こもごも)なのが生涯であるなんてことも考えさせてくれる。
 心、をとろけさせる笑顔。

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「シェイク・イット・オフ」ど~でもええこと、深夜書店。

「シェイク・イット・オフ」ど~でもええこと、深夜書店。

 そうやなぁ全身傷だらけ、さわられると、痛い。
 って時代があった。
 こびりついた鍋の焦げみたいな、頑固さがあったから、。

 懐かしい。

 てなこと考えながら、だ。
 焦げた鍋をゴシゴシと洗っている。こびりついた焦げをきれいに剥(は)がすのはなかなか大変だ。
 昨夜、母は鍋を焦がした。
 で、翌日に握力の低下した老母には到底無理だろうと、俺(詩人)が懸命にやっているわけだ。
 
 通院から帰

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箒星(ほうきぼし)と、カイリー・ミノーグの曲、深夜書店。

箒星(ほうきぼし)と、カイリー・ミノーグの曲、深夜書店。

 どんな深夜であっても、
 みえなくても、
 ながれても、
 かがやきがあること、
 
 心が掃(は)かれて清められる。

 ど~やって片づけていくか、とか。
 整理するのに苦慮してた、場所も。

 昔日の店営業の名残り品。
 先日、あれだけの荷物があった倉庫もきれいに片づいた。
 心の重荷でしかなかった荷物のぎっしりさも、。
 いざ、空(から)になったあとに入ってみると、心がカラッポになった感じ

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「ルビー・チューズデイ」と、草枕(くさまくら)、、深夜書店。

「ルビー・チューズデイ」と、草枕(くさまくら)、、深夜書店。

 こんな話もしたことあったかな。
 情熱、純愛は赤色。
 仲間、友情は緑色。
 といったあれこれ、。
 懐かしい、未来についても。
 
 いつの時代であれ日々を生きるのは「旅、」みたいなものだから、。

 草枕(くさまくら)。
 和歌では「旅」などにかかる枕詞(まくらことば)として使われている。
 むかし、旅先では草を結んで枕にしたことから、「旅」を意味する言葉になったみたいだ。
 
 快適な「旅

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