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2022年6月の記事一覧
「転職エージェントに勝手に応募された」だなんて、同業者として本当に信じられない
勝手に応募しちゃう転職エージェント会社があるなんて本当に信じられないですが、残念ながらたびたびネットで目にする体験談です。
そんな悪徳エージェントをまったく肯定するつもりはないですが、どんな背景がありえるのか、同業者の目線から考えてみたいと思います。
「他社から応募がされるのが嫌だから、さっさと応募させてしまおう」
これが一番あり得そうかなと。狭い業界で応募先が限られる場合はなおさら。他社エー
転職活動に最適の時期はない、だが傾向はある
転職エージェントをしていて、一番多く受ける質問です。「転職活動に良い時期ってありますか?」
良い時期じゃなければ転職活動をやめるかというと、そんな人は1人もいなかったので、ちょっとした雑談として聞かれているのだと思います。
結論から言えば、特に適した時期はありません。ただし、時期によって傾向はあります。
転職希望者の動きが活発になるのは、12月〜3月頃です。新年を迎えて心機一転やるぞ!という
転職エージェントが間に入ったせいで転職が実現しなかった最悪の事例に学ぶ
転職支援サービスを提供するはずの転職エージェントが、企業と応募者の間に入ったせいで、かえって話をややこしくして転職をダメにしてしまうことがあります。(多くはないですが、ゼロではないです)
最も考えられるケースは、日程の連絡ミスです。
企業は今日面接だと思って社長のスケジュールをおさえていた。応募者は明日だと思っていて当然面接の場に現れなかった。
企業から言われた面接日時を、転職エージェントが
理想のキャリアは、食いっぱぐれのないキャリア
キャリアに求めることは人それぞれですが、食べるに困らないほどの収入を得られること(つまり、食いっぱぐれない)はおそらく大多数の人が求めたいことでしょう。
「とはいえ、うちの会社なら大丈夫」と考えているうちは、何かあったときの備えができていない証拠ですから、意識的に手を打っておきたいところです。
「食いっぱぐれのないキャリア」とはどういうことか。
一つは、「転職市場において必要とされる」という
転職する気がないときこそ、キャリア理論を学ぶことをお勧めしたい
実際に転職活動をしないまでも、キャリアに関心の強い人は多いです。そんな人にこそ伝えられることはないものかと、いつも頭に置いています。
先日は上記のような記事を書きましたが、またそのほかにぜひやってみてほしいことがあります。それは、タイトルにある通り、キャリア理論を学ぶことです。
キャリアはいまやれっきとした学問の一つとして研究されています。多くの事例をもとに、学者たちも理論を構築しているわけな
転職エージェントは、転職者を「受からせる」仕事ではない
転職をサポートする立場なので、当然ながら転職希望者には「受かってほしい」つまり内定を獲得してもらいたいと思っています。
しかしながら、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策には転職エージェントはどれだけ積極的に関わったらよいのだろうか、と時々考えることがあります。
転職希望者によっては、書類作成の質が著しく低い場合があって、もはや助言をするよりも代筆してしまった方が、私も工数がかからないし書類の質
やらないメリットとデメリットを考える
「やるメリットとデメリット」だけでなくて、「やらないメリットとデメリット」も併せて考えてみると、思わぬ視点が見つかることがあります。
私が観測する限りだと、メリットとデメリットを考えようとするときは多くの場合で、「やるメリットとデメリット」を扱っています。例えば
・起業をするメリットは、会社員よりも仕事の自由度が高くなる
・起業をするデメリットは、会社員よりも収入が下がる可能性がある
デメリ
転職支援におけるAIの活用は意外と限定的かもしれない
記憶する限り、5年前には転職支援でのAI活用が叫ばれていて、今後の転職支援はAIに取って代わるかのような話も出ていました。
ただ現時点ではどうもそんな感じがしません。
それどころか、求人を紹介しないでキャリア相談だけを提供するキャリアコーチングサービスが少しずつ出てきています。
転職市場はAIが活発なデジタルな市場ではなく、ますます人が介在するアナログな市場になってきた気さえします。
転職に
転職活動で準備に時間がかかるのは思い出す作業
「仕事をしていて、一番苦労したことは?」
面接でよくある質問の一つです。
もし話しやすいエピソードがあれば、別に一番苦労した話じゃなくて3番目に苦労した話でもいいのですが、何の準備もなしにこの質問を受けたら、いずれにせよとっさに思い付いた話をするより他ありません。
しかも雑談ではなくて面接ですから、「こんなに大変だったんですよー」で終わるわけにはいきません。
・どんな状況だったのか
・なぜそ
転職エージェントに登録するときは、情報をびっしり入力した方が絶対に良い
転職エージェントに登録するとき、かなり高い割合で、名前や生年月日や連絡先のほかに、経験業界や職種、希望業界や職種などの入力を求めるエージェント会社が多いです。
ただ実はあれって、ちゃんと入力しない人が私の肌感覚では5割です。推測するに、情報取扱いに不安があるのか、登録時には開示する情報量を制限しているようです。
しかし、転職エージェント会社のナカの人の立場からすれば、この考え方は絶対におススメ