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AI Actの条文構成
原文 https://data.consilium.europa.eu/doc/document/PE-24-2024-INIT/en/pdf 前文(1)~(180) 第1章 通則 第1条 主題 第2条 適用範囲 第3条 定義 第4条 AIリテ…
今と昔の「内部留保」の意味するところを調べてみた
しばしば「企業の内部留保が過去最高。設備投資や賃金へ還元を。」「内部留保に課税を」「内部留保は純資産である繰越利益剰余金であって現預金とは限らない」のようなやりとりが行われる。
「内部留保」とは何かの認識が人により違う(そしてしばしば発端になるニュースはあえてその点を曖昧にする)ことに起因しているやりとりであるが、現在の「内部留保」が何を示しているか、どう解釈すべきかは多くの情報があるが、「内部
知財非侵害保証条項のあり方
はじめに先日経産省から中小企業との契約におけるいわゆる知財非侵害保証条項についての発表があったが、これを機会に同条項の意義やあり方について考えてみたい。
経産省の発表とモデル条項の改正案について7月31日に経産省から、中小企業との契約において納品物が第三者の知的財産権を侵害した際の責任に関する条項についての要請があった。
https://www.meti.go.jp/press/2024/07
「問い」と「ゴール」を見極めよう
法律的文章の手法論に関する文献はいくつかあります。
一方で、経験の浅い法務担当者は、作文の手前の思考につまづき、対応に時間を要したり、苦慮しているケースがあります。
今回はこの点を、どう克服すればいいか書いていこうと思います。
早く「何をすればいいのか知りたい」という人は「実践編」を先に読んでもよいです。
法務とロジカルシンキング法務の仕事は「法的な事項に関する問題解決」
法務の仕事は様々な
AI Actの条文構成
原文
https://data.consilium.europa.eu/doc/document/PE-24-2024-INIT/en/pdf
前文(1)~(180)
第1章 通則
第1条 主題
第2条 適用範囲
第3条 定義
第4条 AIリテラシー
第2章 禁止されるAIプラクティス
第5条 禁止されるAIプラクティス
第3章 ハイリスクAIシステム
第1節 ハイリスクAIシステ
Claudeを触ってみたら驚愕した
Cluaudが何であるかは説明がたくさんあると思うので省略。
アカウントを作成すると、チャット等々形式で以下のように利用ポリシー、やりとりを監視している旨の説明と同意が求められる。
ビジネス利用も可能だが、ビジネス利用での追加禁止事項と要求事項があるので注意。例えば以下。
政治活動への利用禁止(ケンブリッジ・アナリティカ事件を意識か)
個人の監視などへの禁止(GDPRを意識か)
法的、医
セキュリティ関連ハード・ソフトローの動き
セキュリティは法務分野にも重要な事項になったEUではインターネットに接続する製品に一定のセキュリティ水準の充足を義務付けるCyber Resilience Actが2024年には施行される見通しであるとか、各国のAIガイドラインでもセキュリティに関する原則が織り込まれるなど、セキュリティに関する関心は技術系の業務に携わる人に留まらず、むしろ法務系にとって重要なマターになってきている。
この記事で
法務の仕事を早くするためには
法務の仕事を早く処理する人と、そうでない人の違いを考えてみた。
相談や契約チェックの法務業務の場合は、
1.事案・背景・相談内容の理解
2.論点の検討
3.解決方法、対応の提示、文案の作成
のステップを経るが、このサイクルを早くするには、以下が必要と考える。
1はあらかじめよく起こること、起こりそうなことをインプットしておく
2と3は典型的なパターンをインプット、整理しておく
相談が来た
Copilotの使用条件やプライバシー・ステートメントを読んでみた
気になった箇所を飛ばし飛ばし抜粋。
Copilot AI エクスペリエンスの使用条件適用される条件体系の確認
ふむ、商用の場合は追加条件があるようだ。そして商用データ保護の記事は以下のようだ。後で読もう。
適用範囲の確認
適用範囲を確認することは大切。…スレッドエクスペリエンス?
「人間の創造性を引き足、刺激し、向上させることを目的」というのは面白い言及。
適用される条件が多層になること