坂木

娯楽と趣味でやってます。基本放置中。 新作書いてるけどいつ出来ることやら。

坂木

娯楽と趣味でやってます。基本放置中。 新作書いてるけどいつ出来ることやら。

マガジン

  • 条件世界シリーズ

    ⓷超条件世界⇨⓻生存条件世界⇨⓶前提条件世界⇨⓵条件世界 ⓸継承条件世界 ⓹同等条件世界 ⓺境遇条件世界 ◎は執筆順、⇨は時系列を表しています。 箇条書きとなっているのは、読んでからのお楽しみ。

  • 言葉の使い方(条件世界学問書){完}

    著者 ディクーチェ・オビリオ 訳者Midi

  • 暗示・洗脳・催眠の対応策(条件世界学問書){完}

    著者 メテン・ジオーネ 訳者Midi

  • 至高の思考(条件世界学問書){完}

    著者 パエチェローゼ国王レ・ビジラ 訳者 Midi

  • 短編集

    文字通り、一つ一つが完結型の短編集です。 私がどんなことを考える人間なのか。 そんなことを知るつかみとなれば幸いです。 自己紹介や私自身の広告の様なものと思って見ていただければ幸いです。

記事一覧

境遇条件世界{一章、知性よ、波乱と相対し進み給え}

「・・・ふぅ。帰って来たんだな。俺たちの世界に。」 「・・・そうだね。」 「とりあえず飯にしようぜ?」 「・・・そうね。」 俺たちは2000年後の未来から帰って…

坂木
2週間前

境遇条件世界{序章、神々よ、僅かな繋がりを辿り給え}

「(・・・聞こえる?)」 「(・・・聞こえるわ。)」 「(どうやら成功したようね。)」 「(そりゃ成功するでしょうね。会えてるんだから。)」 「(そうなの?)」 「(ええ…

坂木
3週間前
1

言葉の使い方(はじめに)

この本は人間なら誰しもが苦心する人間関係における「言葉の使い方」を記述致します。 まず皆さん人間関係が上手くいっていないと感じているならば断言します。 あなたは…

坂木
2か月前

暗示・洗脳・催眠の対応策(はじめに)

この本は目に見えない力を使ってあなたを陥れようとする者から身を守る為執筆したものである。 詐欺師や人間関係において支配してくる者から無縁な生活を送ってもらう為の…

坂木
2か月前

至高の思考(はじめに)

思考と聞いて大抵の者は堅苦しいなどと言ったイメージを抱くだろう。 しかし人間というものは本来様々なことを考えることで現代まで生き残ってきた種である。 生物におい…

坂木
2か月前

条件世界{序章、条件世界}

世の中は如何に自分にとって都合の良い条件を整えられるかで人生が決まると言っても過言ではない。 そしてその条件は環境によって異なる。 例えば超能力者。 相手の心を…

坂木
3か月前
3

あとがき(天使たちとの最終戦線)

さてまず初めに天使たちとの最終戦線をお読み頂き誠にありがとう御座います。 この最終戦線は天使の戦線シリーズ第6作目にして文字通り最終作になります。 つまり天使の…

坂木
11か月前

天使たちとの最終戦線(終章、井の中)

俺は社会に出てある程度経つと無職になった。 これは別に俺が仕事で何か大きな損害を出したとかが理由ではなくただ単に契約の問題でだ。 元々俺の最初の職場は産休の人が…

坂木
11か月前
1

UFO考察

始めにこの考察は何の根拠も着地点もない為人によっては読むのにとても退屈するだろう。 そこだけは注意してこの先の考察を読み進めて頂きたい。 まずUFOとは未確認飛…

坂木
11か月前

同等条件世界の世界

同等条件世界の登場人物一覧です 如月一族 先祖 ・如月智之33歳→空間知半径1000キロ。予知500年。 ・如月晴天丸(水天の息子)未覚醒。 子孫 ・如月千(感情…

坂木
11か月前

あとがき{同等条件世界}

初めに同等条件世界を最後までお読み頂き誠にありがとう御座います。 この同等条件世界は条件世界シリーズの第五作目となります。 そしてタイムトラベル第二弾となります…

坂木
1年前

同等条件世界{終章、御使いの導き}

「あれ・・・?どこだ?ここ・・・。」 俺は昨日までホテルで寝ていたが気が付いたら何もない平原に放り出されていた。 「マジでどういう状況だよ・・・これ・・・。」 …

坂木
1年前
2

天使たちとの最終戦線(二章、大海)

俺は専門学校を卒業してから普通に働き始めた。 そうして普通に働き始めると俺はどんどん体力があふれ出るような感覚に襲われた。 物心ついた頃はまるで体中に重りでもつ…

坂木
1年前
4

同等条件世界{四章、術とし道とする}

「誰⁉」 「さぁ誰だと思う?」 「“この女どこかで・・・。”」 ニーレイはグラントを使役する女性を煽った。 「新野。お前は一旦休め。ここは俺たちで何とかしてやる…

坂木
1年前

同等条件世界{三章、排他の始まり}

「あれ?確か・・・。」 俺はいつものように学校から帰った後イプノと話をしていた。 しかし突然目の前が真っ白になり気づけば見知らぬ外国に飛ばされていた。 「・・・…

坂木
1年前
2

天使たちとの最終戦線(一章、追憶)

「平和だな・・・。」 俺は大学受験を全落ちして軽くへこんだ後専門学校に飛びこみで入学し無事?卒業し就職までの春休み期間人生で初めて平穏な心持ちで長期休みを過ごし…

坂木
1年前
7
境遇条件世界{一章、知性よ、波乱と相対し進み給え}

境遇条件世界{一章、知性よ、波乱と相対し進み給え}

「・・・ふぅ。帰って来たんだな。俺たちの世界に。」

「・・・そうだね。」

「とりあえず飯にしようぜ?」

「・・・そうね。」

俺たちは2000年後の未来から帰って来て言葉には言い表せない複雑な満腹感に襲われていた。

この満腹感は決して幸福なものだけではなくもやもやしたものも織り交ぜられた何とも言えない感覚だった。

未来は確かに理想的な光景だった。

けど何かが引っかかる。

俺たちがこの

もっとみる
境遇条件世界{序章、神々よ、僅かな繋がりを辿り給え}

境遇条件世界{序章、神々よ、僅かな繋がりを辿り給え}

「(・・・聞こえる?)」

「(・・・聞こえるわ。)」

「(どうやら成功したようね。)」

「(そりゃ成功するでしょうね。会えてるんだから。)」

「(そうなの?)」

「(ええ。もっと先の私が会いに来たことがあってね。)」

「(なるほどねぇ。)」

「(で、態々過去から何の用?)」

「(ちょっと私の時代の子たちが危うくてね。)」

「(危うい?)」

「(詳しく言うと力の返納の真実を知って

もっとみる
言葉の使い方(はじめに)

言葉の使い方(はじめに)

この本は人間なら誰しもが苦心する人間関係における「言葉の使い方」を記述致します。

まず皆さん人間関係が上手くいっていないと感じているならば断言します。

あなたは無自覚に相手を不快にさせる言葉を使っていることを。

自覚して使っているならばその人は逆に言葉の使い方を知っています。

悪い使い方ですが。

しかし当書では相手を不快にさせるような言葉の使い方は記述致しません。

人間関係をとりあえず

もっとみる
暗示・洗脳・催眠の対応策(はじめに)

暗示・洗脳・催眠の対応策(はじめに)

この本は目に見えない力を使ってあなたを陥れようとする者から身を守る為執筆したものである。

詐欺師や人間関係において支配してくる者から無縁な生活を送ってもらう為のものである。

暗示や洗脳、催眠がどのようにして仕掛けられるのか。

またどのようにして対応すればいいのかを解説していく。

正直者が馬鹿を見る・・・このように思う人が少しでも減り前を向いて歩けるように・・・。

至高の思考(はじめに)

至高の思考(はじめに)

思考と聞いて大抵の者は堅苦しいなどと言ったイメージを抱くだろう。

しかし人間というものは本来様々なことを考えることで現代まで生き残ってきた種である。

生物において思考すること・・・これを行うのは人間だけである。

それ故に思考をする上での悩みも人間特有であると言えるだろう。

何が言いたいのかというと思考とは人間を考える上で切っても切れない関係にあると言えるということだ。

犬や猫など他の動物

もっとみる
条件世界{序章、条件世界}

条件世界{序章、条件世界}

世の中は如何に自分にとって都合の良い条件を整えられるかで人生が決まると言っても過言ではない。

そしてその条件は環境によって異なる。

例えば超能力者。

相手の心を読めたり瞬間移動が出来たり。

もし自分が超能力者になったら・・・一度は想像したことがあるだろう。

しかしその超能力。

現実に使えたら役に立つのか?

つまりどんなに凄い力を持っていようとその力を使う場所がなければその力はたちまち

もっとみる
あとがき(天使たちとの最終戦線)

あとがき(天使たちとの最終戦線)

さてまず初めに天使たちとの最終戦線をお読み頂き誠にありがとう御座います。

この最終戦線は天使の戦線シリーズ第6作目にして文字通り最終作になります。

つまり天使の戦線シリーズはこの作品で最後になります。

この作品は時系列ではミィディアが天使と別れた共同戦線後の日常戦線中又は日常戦線後を想定しています。

そして戦線シリーズでは珍しくかなりリアリティのある内容となっていると思います。

何故私が

もっとみる
天使たちとの最終戦線(終章、井の中)

天使たちとの最終戦線(終章、井の中)

俺は社会に出てある程度経つと無職になった。

これは別に俺が仕事で何か大きな損害を出したとかが理由ではなくただ単に契約の問題でだ。

元々俺の最初の職場は産休の人が戻ってくるまでの間の繋ぎということで俺を雇ってくれていた。

そういう契約で両者合意し労働契約が成立していた。

その為俺は無職になったのだ。

産休に入っていた人が2人も職場に戻ってくるのであれば流石に俺に居場所はないだろう。

とい

もっとみる
UFO考察

UFO考察

始めにこの考察は何の根拠も着地点もない為人によっては読むのにとても退屈するだろう。

そこだけは注意してこの先の考察を読み進めて頂きたい。

まずUFOとは未確認飛行物体である。

ここで確定出来る事実は飛行物体であるという事。

そして物体であるという事。

盲点なのがまだ乗り物かどうかは分からないという事。

しかもこの物体。

かなりのスピードと制御性によって飛行しているという事。

かなり

もっとみる
同等条件世界の世界

同等条件世界の世界

同等条件世界の登場人物一覧です

如月一族

先祖

・如月智之33歳→空間知半径1000キロ。予知500年。

・如月晴天丸(水天の息子)未覚醒。

子孫

・如月千(感情タイプ)  14歳 

・如月早苗(過去知+未来知タイプ) 17歳 

・如月三葉(空間+過去知+未来知タイプ) 16歳 

自然神付与者

先祖

・建侯霜太「そうた」→36歳

・建侯天露「てんろ」→34歳

・建侯迅雨→

もっとみる
あとがき{同等条件世界}

あとがき{同等条件世界}

初めに同等条件世界を最後までお読み頂き誠にありがとう御座います。

この同等条件世界は条件世界シリーズの第五作目となります。

そしてタイムトラベル第二弾となります。

時間軸は前提条件世界より少し後。

一章では生きることに希望歩見いだせなくなっていた智之が早苗たちと会うことでその希望を取り戻していきます。

二章では同族の五神家派系たちに襲われながらも直系たちに助けられ何とか平穏に落ち着く風太

もっとみる
同等条件世界{終章、御使いの導き}

同等条件世界{終章、御使いの導き}

「あれ・・・?どこだ?ここ・・・。」

俺は昨日までホテルで寝ていたが気が付いたら何もない平原に放り出されていた。

「マジでどういう状況だよ・・・これ・・・。」

俺は困惑しながらもとりあえず当てもなく歩き始めた。

~~~~~

「何だ?ここ・・・。」

当てもなく平原を歩いて暫くすると歴史の教科書に出てきそうな場所に着いた。

「結局どうすりゃいいんだ・・・。」

終始訳の分からない状況に困

もっとみる
天使たちとの最終戦線(二章、大海)

天使たちとの最終戦線(二章、大海)

俺は専門学校を卒業してから普通に働き始めた。

そうして普通に働き始めると俺はどんどん体力があふれ出るような感覚に襲われた。

物心ついた頃はまるで体中に重りでもつけたように体が鉛のように重くなっていったのだが社会に出て一人で出来る範囲が増えてから俺は昔より格段に生き易いと感じるようになっていた。

小中学校の頃は子供ながらにこの思考はおかしいここまで分かっているのは周囲から見てヤバいというのを無

もっとみる
同等条件世界{四章、術とし道とする}

同等条件世界{四章、術とし道とする}

「誰⁉」

「さぁ誰だと思う?」

「“この女どこかで・・・。”」

ニーレイはグラントを使役する女性を煽った。

「新野。お前は一旦休め。ここは俺たちで何とかしてやるよ。」

「何だぁ?たかがクソガキ二人が増えた程度で俺たちをどうにかできると思ってんのかぁ?」

「へっ!うるせぇよ!二対一で一人も殺せないような奴が何調子乗ってんだよ。」

「だとぉ⁉」

「負け犬ムーブかましやがって小物感が半端

もっとみる
同等条件世界{三章、排他の始まり}

同等条件世界{三章、排他の始まり}

「あれ?確か・・・。」

俺はいつものように学校から帰った後イプノと話をしていた。

しかし突然目の前が真っ白になり気づけば見知らぬ外国に飛ばされていた。

「・・・イプノ。さてはまたやったな?」

イプノは時々俺を知らない場所に飛ばす。

理由は見たことない世界を知る為だとか言って。

旅費もかからない旅行だと思えばいいなんて言うがそんな唐突な旅行は味気ないから俺は少し嫌だった。

しかし今回の

もっとみる
天使たちとの最終戦線(一章、追憶)

天使たちとの最終戦線(一章、追憶)

「平和だな・・・。」

俺は大学受験を全落ちして軽くへこんだ後専門学校に飛びこみで入学し無事?卒業し就職までの春休み期間人生で初めて平穏な心持ちで長期休みを過ごした。

そして初めて今までの人生を振り返った。

幼稚園の頃俺には好きな女の子がいた。

なんせ卒園式の時に一緒に写真を撮ってもらったほどだ。

しかし幼稚園を卒業後は全く会うこともなく長い年月が過ぎ最後に見たのは多分小学校の頃に習ってい

もっとみる