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条件世界シリーズ

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⓷超条件世界⇨⓻生存条件世界⇨⓶前提条件世界⇨⓵条件世界 ⓸継承条件世界 ⓹同等条件世界 ⓺境遇条件世界 ◎は執筆順、⇨は時系列を表しています。 箇条書きとなっているのは、読…
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記事一覧

超条件世界{一章、始まりの祠}

超条件世界{一章、始まりの祠}

これは信じた者たちに裏切られた怒りの物語・・・。

私たちはアプリオリ様に呼ばれ集結していた。

「何の用で呼んだんだろうね。アプリオリは。」

「様ね。様。」

「はいはい分かっているよ。」

「分かってねぇから言ってんだろ?ビランチは。」

「まぁでも怒らないあたりアプリオリ様は容認して下さっているんじゃないでしょうか?」

「でしょうね。それよりそろそろ来るわよ。」

「それも分かってるよ。

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超条件世界{二章、世界を導きし者}

超条件世界{二章、世界を導きし者}

これは世界を知り過ぎてしまった者たちの物語・・・。

「・・・自然神の方々が来られませんね。」

「まったく何をしているんだか。」

「おい天使の使役者たち。天使たちは何か言っていないのか?」

「力を揃って返せとしか・・・。」

「それが出来ないから今こんなことになっているんじゃないのか?」

「そういうお前はどうなんだよ!こういう時の為にお前の力があるんじゃないのか⁉」

「全能の力で自然神付

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超条件世界{三章、世界を創りし者}

超条件世界{三章、世界を創りし者}

これはすれ違い続けた者たちの物語・・・。

「・・・ふぅ。とりあえずこれで一通り終わったわね。」

「ああ。そうだな。」

「終わったのか?」

「ああ。火で大地を風で空を浄めた。」

「これで世界創造は終わり♪」

「そうなんですね!」

「で、この世界をどう分ける?」

「・・・分けるとはどういうことだ?」

「何寝ぼけたこと言ってんだ。俺達が創った世界の土地の配分をどうするのか聞いてんだ。」

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超条件世界{四章、世界を違えし者}

超条件世界{四章、世界を違えし者}

これは図らずも世界を分けてしまった者たちの物語・・・。

「さて。じゃ今回も返納の説得に行く一族を決めるわよ。」

「えーまた決めるんですかー?」

「何か文句でもある?」

「だってもう何回目ですか?」

「本当だヨー。何回行かなきゃいけないんだヨー。」

「・・・何回言ったら終わりとかそういう問題じゃないからな?これは。」

「フェルトの言う通りだ。これは回数の問題じゃない。」

「そんなこと

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超条件世界{五章、世界を整えし者}

超条件世界{五章、世界を整えし者}

これは同じ力を持ちながらも対立を余儀なくされた者たちの物語・・・。

「流川。もう大丈夫なのか?」

「ああ。大分時間を要したがもう大丈夫だ。」

「良かったです!最初は寝たきりで全然喋らないので死んじゃうのかと思いましたよ・・・。」

「二人とも長い間介抱してくれてありがとう。」

「何言ってんだよ。ケガしたんだから当然だろ?」

「それでもありがとう。あと済まなかったな。心配かけて。」

「大

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超条件世界{終章、世界たる者}

超条件世界{終章、世界たる者}

これは全能の彼が返納の答えを示すまでの物話・・・。

「霹靂の皆さん!御在宅ですか?」

「・・・何の用だ?」

「力の返納の件で参上致しました。」

「暫く成り行きに任せるってやつだろ?それなら——。」

「違います。私が今回ここに参上したのは力の返納を静観することが納得出来るかどうか伺いにここに来ました。」

「・・・とりあえず入ってくれ。」

「感謝します♪」

「で、何だっけ?」

「力の

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あとがき{超条件世界}

あとがき{超条件世界}

さて皆さま。

まずはこの超条件世界を最後までお読み頂き誠にありがとう御座います。

この超条件世界。

条件世界シリーズの第三作目となります。

まさかここまで書くとは正直思ってもいませんでした。

そして条件世界シリーズはここで終わりになる予定でした。

しかし書きながら第四作第五作の構成が浮かんできたのでこの先も何とか続きます。

この作品では前作の条件世界、前提条件世界の本当の始祖たちの物

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超条件世界の世界

超条件世界の世界

超条件世界に出てくる人物一覧と簡単な説明。そして、各用語の説明が載っています。

全知の一族

如月一族

・如月未知子(みちこ)24歳。
→未来視特化型の接触知。
開闢の時点からでも、現代より先を見ることが出来る女性。
最大50億年先を見ることが出来る。

・如月洽(あまね)24歳。
→空間知(地球全体)、接触知(未来視&過去視10億年前後)、感情知(対面あり、視界に入る者限定)全てを使うことが

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前提条件世界{一章、全知の知らぬこと}

前提条件世界{一章、全知の知らぬこと}

これは全知の私でも知り得ることが出来なかった未来の話・・・。

「水天様‼」

「智之か。どうだった?」

「ええ。依然変わりありません。」

「そうか。暫くは安心だな。」

「気は抜けませんがね。」

私の率いる如月一族は総勢200名を超える預言者集団である。

その為その能力を恐れて各方面から我々を亡き者としようとする輩が後を絶たない。

しかしその襲撃も予知出来る為防ぐことは何ら難しいことで

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前提条件世界{二章、五神脈々}

前提条件世界{二章、五神脈々}

これは狂気と力に取り憑かれた僕たちの戦いの話・・・。

「いつまで続けるんだろうね。こんなこと。」

「本当だよね。早くこんなこと止めればいいのに。」

「そりゃすぐには無理でしょ。」

「何でですか?」

「だって私の毘之家もあなたの建侯家も大昔にお互い身内や親戚を殺してる。今に始まったことじゃないのよ。」

「・・・でも僕死にたくない。」

「そりゃ颯はまだ10歳だもんね。長生きしたいわよね。

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前提条件世界{三章、神の友と六人の御使い達}

前提条件世界{三章、神の友と六人の御使い達}

これは僕と天使たちの不思議な旅のお話・・・‼

「ねぇねぇアプリオリ‼もっと君のお付きの人のこと教えてよ‼」

「お付きの人というか天使じゃよ。」

「天使?でもお話し出来るんでしょ?」

「そりゃ勿論。あ奴らはわしの忠臣じゃからの。」

「ねぇどんな天使たちなの?」

「ん~~そうじゃの。まずわしの忠臣たる天使たちは全員で六人おる。」

「六人?」

「名前だけならおぬしも知ってる六人じゃよ。有

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前提条件世界{四章、洗練の破壊と平和の再生}

前提条件世界{四章、洗練の破壊と平和の再生}

これは俺と彼女のどこまでいっても相容れない・・・そんな話・・・。

「・・・お前たち。今まで私から何を習ってきたんだ?何故印紋を制限している。」

「・・・使えないのです。」

「・・・?」

「私は守印と柔軟印が。そして先守は攻印と強硬印がそれぞれ使えないのです!」

「・・・基礎中の基礎だぞ。何とも思わんのか。」

「・・・俺は大切な人が守れればそれでいい。」

「ヨルディエ。お前は?」

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前提条件世界{終章、命の重さ}

前提条件世界{終章、命の重さ}

これは俺と邇邪那(にざな)の命の物語。

「では次。前へ。」

「はい。」

俺たちの村では24歳になると火山の火口へ連れていかれ神の子を選別する儀式が行われる。

神の子を選別する方法はいたって簡単だ。

一人一人火口までゆっくり降りていき熱さや痛みを感じるかどうか確かめるのだ。

普通の人間ならば火山の熱で息も出来ないが神の子は特殊な空気に守られておりスイスイと通りていくことが出来る。

俺た

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あとがき{前提条件世界}

あとがき{前提条件世界}

まず初めに前提条件をお読み頂きありがとうございます。

この作品は条件世界に存在する書物を残した人々がどういう時代に生きどういう思いで継承書を残したのか。

学問書を書いたのか。

そんな条件世界で回収されなかった伏線のようなものが詰め込まれています。

そして前作より濃密に五種類の力を使う人々が関わっていきます。

如月の物語には自然や天使の力を扱う能力者が介入し自然神の物語では不本意ながら多く

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