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人材紹介業をアップデートする

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私が属する「人材紹介業」の未来について個人的見解をつぶやきます。
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#読書

続・人材紹介コンサルタントの専門性とは

続・人材紹介コンサルタントの専門性とは

 先の投稿はNoteと同時に投稿したLinkedin でも数多くの方々にご覧いただきました。
 "いいね"をして下さった皆さん、有難うございました。

 閲覧者の属性データを見てみると、人材コンサルタントの方はもちろん、人事部門でお仕事をしておられる方々にも多数ご覧いただいたようです。

 人材紹介のユーザーである人事の方々にとって、人材紹介サービスの品質はより重要な関心事であるはずです。

 コ

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ミドルマネジメントは、ルーターからリーダーへ

ミドルマネジメントは、ルーターからリーダーへ

ハーバードビジネスレビューから、『中間管理職が組織のつなぎ役を担う時代は終わりつつある』。

コロナ禍による働き方の変化は、ミドルマネジメントに対して"ルーター"ではなく、本来の"リーダー"としての役割を果たすことを求めるようになった、という内容のエッセイです。

 決められた場所、時間帯に集うメンバーを監視し、仕事量を把握する、というスタイルが通用しなくなり、一方で重要な情報や意思決定の共有は電

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新しい顧客のつくりかた

新しい顧客のつくりかた

山脇秀樹氏著『新しい顧客のつくりかた』(東洋経済新報社)。
消費者の観察と丹念な洞察をもとに、デザイン思考によって商品に独自の世界観と意味をもたらす手法について、極めて具体的なユーザー像やその購買活動に関する事例を挙げて解説しています。

かつて性能と品質で世界を凌駕した日本製品には、それらとは異なる新たな意味付けを行なうことによって再び世界を驚嘆させ得るポテンシャルがあるという前提で、その道筋を

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毒にも薬にもならない企業理念

毒にも薬にもならない企業理念

日経ビジネスオンラインから「名コピーライターが「言葉」より大事にしているものとは」。

「言葉にできるは武器になる(※①)」(藤吉豊氏)、「文章力が最強の武器である(※②)」(梅田悟司氏)の著者で、“コトバ”を道具に仕事を行なうお二人の対談記事です。

 「言葉」は、アウトプットされて初めて目に見えるものとなり、その良し悪しや巧拙は「文章力」、「表現力」といった観点で評価されてしまいますが、お二人

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(新刊)考える経営学

(新刊)考える経営学

有斐閣ストゥディア社の新刊『考える経営学』。

前半で経営学や経営戦略論の基本的なフレームワークを「図」ではなく「ストーリー」で解り易く解説した後、後半ではマネジメントやリーダーシップ、組織変革など、人と組織にフォーカスして、組織心理学、組織行動論、人的資源管理論などのセオリーが簡単な例をもとに記されています。

第9章「よい出会いをどうデザインするか 〜採用と心理的契約」(服部泰宏氏著)

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「全部おススメです!」  「 ・・・ 😔」

「全部おススメです!」  「 ・・・ 😔」

PRESIDENT ONLINEの最新記事から『お客にオススメを聞かれて「全部オススメです」と答える店員が店を潰す 〜セールストーク3要素をおさえよう』。

問われているのは、店員個人が『自分の好きなもの』を『自分の言葉』で説明できるかどうか、だという記事です。

飲食店向けコンサルティングを行なう筆者によると、おすすめ商品をおすすめすることに苦手意識を持っている従業員が多いといいま

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仕事に20%の愛を

“Take me to Church” by Sergei Polunin .

2,800万回以上も再生されているこの動画で叙情的なダンスを踊っているのはセルゲイ・ポルーニン。19歳にして、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルを務めた人物です。

生まれ故郷のウクライナで体操選手として活躍しているところをスカウトされ、その類稀な才能で伝統あるロイヤルバレエの技巧を習得し史上最年少

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