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僕の写真を使ってくれたnoteたち

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みんなのフォトギャラリーで僕の写真を使ってくれたnoteのうち、とくにみなさんに紹介したいnoteを集めました。
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#詩のようなもの

【詩】ぐらすはーと

【詩】ぐらすはーと

ガラスのようにきみの心は繊細

大切に大切にしてきたのに

きみの心はわれてしまった。

僕はただただきみが壊れていくのを見てるだけしかできなくて

きみの心が壊れたのは

ほんの些細な一言だった

僕のほんの一言できみを傷つけてしまった。

「僕のことホントに好きかい?」

僕のことをホントに好きだったきみは

僕が疑っていると思って

傷ついてしまったんだ

ガラスのハート

傷つけてしまった

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スイッチ

スイッチ

大事だったはずのいろんなものが
どうでもよくなる
スイッチ

普段は見えない
あることさえも
感じない

でもそれが見える瞬間があって
それは
大抵
一回につき
何時間か続く

タイミング
が合えば

たぶん押しちゃうだろう

一度押したことがあれば
それを
「押すことができる」
ことがわかる

だから、
ゾクゾクする

楽しくなんかない
楽しいけど
楽しくなるけど

スイッチが見えることは
不幸

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I believe in his success

I believe in his success

明日は息子の合格発表の日
合格を信じてはいるが
ドキドキもする

Tomorrow is the day
of my son's exam results.
I believe in his success,
but I also feel nervous.

new novel

new novel

外食を一回分我慢をして
小説を新刊で買う

Hold out for one meal out.
Purchase a new novel.

翔ける

翔ける

高く飛ぶときめたから.

無酸素旅行は青の向こう
いつの間にか蹴飛ばした昨日が
悲鳴をあげてる,知るもんか
未練のいらない未来なんてないから
ごめんね,なんて言えない
長い滑走路で失ったいくつもの自分に

無自覚に緩む頬
不本意な誤解に流される午後
偽らないで踏み出せるほど甘くはないけど
こんな顔してる自分が嫌いで
息切れするまで呪う
散々で残念で
それなのに
一瞬だけ光るから捨てられない
私の日

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【詩】まぼろしのレール

【詩】まぼろしのレール

三車線の国道を走る自動車
ただ まっすぐに進む

工場のベルトコンベアを走る菓子パン
ただ まっすぐに進む

大通りのマラソンコースを走る僕
ただ まっすぐに進む

ぽつん

いつの間にか
消えている

三車線の国道
工場のベルトコンベア
大通りのマラソンコース

取り残された

自動車
菓子パン
そして僕

ぽつん

レールはどこにいったの?
レールからはずれてしまったの?

そもそも……

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ホントは、、、

ホントは、、、

もういいや
何処かでは
そう思ってる

こんなもの
これくらい
それでいい

いつか消えて
いつか忘れて
いつか一人で

それなのに
何でだろう
こんなに辛い

小さくなる
僕の存在が
寂しいって

もっと欲して
もっと呼んで
もっと傍に…

届かぬもの、、、

届かぬもの、、、

遠いから焦がれるのか
君だから焦がれるのか

届かないものほど美しく
叶わないほど追い求める

理不尽なこころはいつも
僕を惑わしては弄んでる

『君の全てが欲しいよ、、、』

なんて言えばどんな顔をするだろう、、、

感覚

感覚

どうして 君で
どうして あなただったのか…

理由なんかすっかり忘れてしまった

本を選ぶきっかけは何ですか?

表紙の絵ですか?

帯の言葉ですか?

作家さんですか?

どうしてそれを手に取りましたか?

なぜその文章に呑み込まれましたか?

そういうのって全て直観的な

『感覚』

誰かを好きになったその瞬間も

きっかけなんて覚えてない

そんなものでしょ?

だからきっと、、、嫌いにな

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囚われたまま、忘れ難く

囚われたまま、忘れ難く

精々口汚く罵ればいいよ。

失望でも何でもアタシにしてたらいい。

どうせ、消えないから。

傷を舐めてたアナタの顔も、

傷から溢れる、アタシの指の血の味も。

思い出して、泣いたらいい。

6月某日 家の前

【詩】上手に生きる

【詩】上手に生きる

つかまらないタクシーに
やっと乗れる夜

さっきまで馬鹿みたいに
笑っていた隠れ家的な店

自分の顔にうつる街の明かり

思いっきり楽しんだ後に
頬に流れる涙

走っている
走り続けている

流れる涙の意味はわからない

家の手前で降りるタクシー
セキュリティキーで入る家
階数を押して溜息をつく

家族に見せる顔は
いつも通りに

求められる像を
求めている

手に入れたいものは
手に入れた

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スキ

スキ

気ままで 勝手で ワガママで

でも 甘え上手で憎めない…

時々攻撃的で爪をたてるくせに

甘えた声でなきついてくる…

そんな猫みたいな
ワタシにさせてくれるキミがスキ…

【詩】傷口

【詩】傷口

君の気持ちを救ってあげる
君のための精いっぱいの思いを
君だけのために

僕ができるのはそれくらい
僕が辛いときに救ってくれたのは
君だから

君はいつだって素敵な人だ
君の地獄は僕がもらってあげる

僕にはそんな力はないけど
そばにいてあげるよ

僕の不幸な話を一緒に話そう
君の不幸話と一緒にして

いなくなるは僕の口癖
だって今でもこうして生きているから

僕はいつだって気がふれて
大声でいな

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