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詩、エッセイ、英語日記、気ままに書いてます|詩の投稿実績「日本現代詩人会」入選「現代詩手帖」佳作|ブログでオンライン英会話や英語勉強法、短い英語詩を紹介 http://otonaccc.com

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  • 日記、エッセイのようなもの

    思いついたことを書いてます。

  • 投稿欄で落選した詩、自作の詩

    詩誌の投稿欄で落選した自分の詩を取り上げて、自分なりの感想と反省などを書きます。また好きな詩人さんの真似をした詩や日記を収めます。

  • 英語日記

    英語学習のために日記を書いてます。

  • おすすめの詩

    noteで見かけたおすすめの詩を取り上げて、勝手に感想を書かせて頂いてます。

  • 詩集・現代詩文庫・詩誌の感想

    好きな詩集の感想を書いていきます。

最近の記事

チ。

ものすごく良いマンガですよね。 最近はアニメ化されたそう。 地動説を唱えた人たちの話です。 このマンガ泣けます。 このマンガを読み改めて思い出したのがクリストスファーノーラン監督の「インセプション」という映画。 「インセプション」の中の印象的なセリフ。 「アイデアとは最も強力なウィルス」 一度思いついたアイデアは自分の中で巣食うようになり意識や行動まで変える、そういうことだと思う。 これは「チ。」にも当てはまる。 地動説というアイデアは時間と人の間を何世代も渡

    • わー、久々!

      久々って同じ漢字が続いてるわけでもない。なんだか少しづつ小さくなっていって消えてくような雰囲気。久々だから?気持ちがなくなっていくから久々って言うんだよね、きっと。久々。なんだか虫みたいな漢字だな、こいつ。そんで蝶になって青空をひらひらと飛びまわる。あー、久しぶり、この気持ち。そうだ、サナギなんだ。今の僕は。もうそろそろ望んでた未来がやってきて、今の僕は跡形もなく消えてしまうんだ!

      • 在学当時から青々としてます。

        学生の頃、宮本輝の「青が散る」という小説を何度もくり返し読んだ。 いわゆる青春の群像モノの小説で、将来への不安とか悩みとかが描かれているのだけど、宮本輝が書くと背伸びがない日常の中にこそ小説で描かれるべきものがある、なんてことを教えてくれる。 この小説の中で特に好きなシーンがある。それは、たしか夏の夕方。馴染みの安い中華料理屋さんで汗をかきながら、悩みとかを語り合い、ビールと餃子をたらふく食べるというシーン。 たいしたシーンではないのだけど、いつかそんなことがしてみたい

        • 古書店破り。

          人通りが少ない道路に面した古書店。 入口にある小さな看板に書かれた店名は読めない。 覗き込むと店内の両脇には天井まで積み上がっている本棚が並び、その奥に店主の姿が見える。 いわば今日の対戦相手だ。 年齢は40代、お洒落なあご髭、 丸ぶち眼鏡、見たこともない新聞を読みながら入口から覗き込む私を一瞥した。 「たのもー!!」 心のうちで僕は叫ぶ。 「ほう。うちに古書店破りとは大した度胸だ。お前に俺のセレクションを受け止めるだけの度量はあるのか?見せてもらおうか」 口元

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        記事

          キャラメルとダイエット。

          どうして僕の前にまた姿を現したの? どうして僕らの思い出を 美しいままに残しておいてくれないんだ? どうして僕の心をまた揺り動かすんだ? キャラメル、君に言ってるんだ。 わかってる、たしかに君のことが心に焼きついたことだってある。でもそれはもう遠い過去のことだ。僕はもう君のことは、 やめてくれ、 そうやって僕を惑わせないでくれ。 君のその甘ったるい囁きが僕の歯にまとわりついて離れないんだ。 思い出させないでくれ。僕の舌にあたる君のその滑らかさ、僕の舌に合わせて形を変え

          キャラメルとダイエット。

          GW、VLOGな日記

          朝。5:30に目が覚める。いつもより部屋が暗い。目線は天井を見上げたまま。カーテンの向こう側から雨の降る音。今日は雨降りだ。 家族がそれぞれの日常生活に向かっていく。送り出して空を見上げると厚い雨雲。ゆっくりと風に流されている。午後には晴れるらしい。ラッキー。洗濯ができるね。 家の雑事をひとつひとつ終わらせる。テレビはつけない。好きな音楽。熱いコーヒー。軽くなる雨の音。ちょっと散歩をしに外に出る。自販機に小銭を入れる。缶が飛び出しそうな勢いで落ちてくる。 めいめいが家に

          GW、VLOGな日記

          海外出張記①

          レンタカーで車を借りるシチュエーションで思いかけず、オンライン英会話のbizmatesでロールプレイングをした場面に遭遇することとなった。そのおかげで、現地の人とちょっとした会話をすることができた。 ひとしきり手続が終わると担当をしてくれた中東系の若い女性がカウンター越しに話しかけてきた。 「何しにカナダに来たの?」 「仕事だよ」 「ふーん、どんな仕事してるの?」 「営業マンだよ。カナダにね、新しい顧客候補がいるんだ。○○っていう会社で、その業界では世界で2番目の会社だよ

          海外出張記①

          等価値

          父が亡くなったとき、驚いたことがたくさんある。 お葬式の予約の電話がフリーダイヤルだったこと。色んなコースがあること。司会役がいて有料だということ。葬儀場にいる人たちは会社員であること。お給料が支払われていること。 人の死という不可解なものが、立ち止まることも許されず、あらゆるルールに則って進められていく。 それらは父の死を軽んじていると思った。 どういうものなら適切なのかは想像もつかないけれど。 葬式場の方がBGMを流すかどうか提案してくれたとき、やっぱり同じよう

          散りゆく何か。

          今年の桜は父が見たがっていた桜だった。 まだ意識があり聞き取れる言葉を話していた時、父は病床で言った。 「来年の桜も見たいなあ」と。 僕は仕事がら海外の人と話す機会がある。この時期になると定型句のように日本は今サクラの季節なんだと説明する。 すると海外の人も「そうそう日本はサクラの季節だな」と言う。たぶん色んな日本人から聞き慣れているのだろう。 この時期にアメリカに出張したことがある。国土が広いせいなのか、とにかく至るところに桜が植えられていて、至るところで咲いてい

          散りゆく何か。

          ストリートピアノと書くことについて。

          ストリートピアノって、noteの日記と似てませんか。少なくとも今の僕はそう思っている。 たまにストリートピアノを聞きに都内へ行く。ほとんどの人は無名で、でも楽しく、あるいは緊張していたり、それぞれの生活や想いを持ってピアノを弾いている。 その音色は僕らを、同じように無名な僕らを観衆に変える。 僕はピアノの上手い下手はわからないけど、その時間がとても好きだ。 そこには、弾き手と観衆の関係があって、日記で言うところの書き手と読者の関係なんだと思う。 誰かが自分の想いを言

          ストリートピアノと書くことについて。

          productivity

          生産性と効率を目指した生活の中から 詩は生まれるだろうか Can poetry emerge from a life focused on productivity and efficiency?

          productivity

          「春の足音」

          とあるオシャレな雑誌のページをめくる。すると、余白たっぷりの真っ白な見開きのページに「春になったらしたいこと」と小さな明朝体で書かれた黒い漢字が目に入る。 そのタイトルの下には、いくつかの春になったらしたいことが、さらに少しだけ小さくなった言葉となって縦に並んでいる。 その言葉たちの横には淡い小さな風景写真。 たいしたことでもないのに、なんだかとてもオシャレなことのように思えてくる。 「ハイキングで景色を楽しむ」 よく考えてみれば、先週末にこれをしてきたのだった。

          「春の足音」

          fortune

          幸運なことに 英語の勉強の継続も ブログの継続も まったく苦にならない Fortunately, both continuing my English studies and maintaining my blog are not at all burdensome.

          moon

          見上げると月 息を思いっきり吸い込むと 少しだけ月の匂いがする When I look up, I see the moon. And when I take a deep breath, I catch a faint scent of the moon.

          『体温がしみる』

          かべに手をあてると 自分の体温がはね返る 空に手を置いたら きっと同じように生あたたかい そんな生あたたかい空間の 空気に裂け目をつくる こういうのって 傷っていうより裂けめなんです ぱっくり開いてみせてくれた 傷みたいなもののうちがわを覗きこんだ 恨むようにして 手をさしこんでまさぐると 沁みているのがわかる わたしのからだじゃない とこで痛みがして じんじんと中和してくれる

          『体温がしみる』

          many dreams

          神様は これまでに いったい いくつ 僕の夢を 叶えてくれたのだろう How many dreams has God actually given me so far?