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わたしの義理の息子は入れ墨ものである
刺青ものという言い方は江戸時代に罪人に使われていた。軽犯罪を犯した者に対してかしたもので、生涯にわたって懲罰する意味合いを持っていたのだろう。現代では人権侵害になるはずだが、当時はバリバリ侵害していた。一般的に知られているのは腕に刺青をすることだが、時代劇で見たときは腕時計をつけるあたりについていた。実際は二の腕につけるものであり、袖の中に隠れるようになっていた。江戸と大阪では二の腕の位置もちが
もっとみる強い信念があってはじめて偉大な行動がなされる Strong conviction precedes great actions.
鹿児島への一泊二日の旅をしてきて、スッキリしない疑問が残ったことがあった。幕末から明治中期にかけて輩出した鹿児島出身者のうち、教科書に出てくる人物が非常に狭い一町内出身者であることに気づいたことである。この時代の前にも後にも歴史に記録されるような人物は鹿児島からほとんど輩出していない。動乱の時代に適合した人物が表舞台で活躍できた背景にはなにがあるかと答えを探したときに見出したのが「郷中教育」とい
もっとみる火をおこすには火打石が二つ必要だ It takes two flints to make a fire.
今どき関東から九州に行くのにコスパがいいのはLCC格安航空で行くのがベストだ。特に南端の鹿児島へ行くには時間・料金とも最速・低料金になる。ましてや弾丸ツアーの場合はなおさらだ。
日本に生まれて以来一度も九州の地を踏んだことのない同士の弥次喜多二人旅として鹿児島を目指した。二人は九州に行ったことはないが何故か沖縄には行っており、ほかに海外旅行にもいったが空白地帯として九州が残っていたのだ。そ