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考察

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AIは手段であり、目的を決めるのは人

AIは手段であり、目的を決めるのは人

AIの進化により、我々の生活やビジネス環境は大きく変化しました。画像生成、静止画から動画の生成、ロゴやプレゼンテーションの自動生成など、AI技術は手段として大幅な進化を遂げました。

これらの手段は、効率性を高め、作業負荷を軽減し、クリエイティブなプロセスをサポートするのに役立ちます。

しかし、AI技術の進化が顕著である一方で、その技術をどのように使用するか、つまり目的(WHAT)をどのように設

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「試食経済」:情報過多の時代における要約と本質理解

「試食経済」:情報過多の時代における要約と本質理解

現代社会はインターネットやソーシャルメディアなどのデジタルプラットフォームが絶え間なく我々に様々な情報を提供しています。これらの情報源から得られる情報の多さや多様性は、我々が日常的に直面する現象であり、その中には本や映画、セミナー、イベントなどの情報も含まれます。しかし、その情報に触れるだけで、それを完全に理解したつもりになることがあります。

この現象は、まとめ記事、要約サービス、要約動画などが

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普通の定義

「普通は・・・」と言われて、

何も考えずに受け入れるのは思考停止。

普通なんか本当はない。

私の親の時代、昭和はインターネットもスマホもなかったし、

さらにその上の祖父祖母の時代は戦時中から戦後の復興期。

小学生の自分の子供が大きくなる頃には

今は存在しない新しく生まれた仕事についているはず。

関東の人の朝ごはんは普通は納豆かもしれないし、

インド人の朝ごはんは普通はカレーかもしれ

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四十にして惑わず

四十にして惑わず

孔子が晩年に振り返って言った言葉
『論語・為政』に「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず(私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。)」

とある。

40歳になった今、なんとなく不惑感を感じたのでここに残す。

30代の頃、想像し

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「寝かせ」の効果

料理でも下味をつけておいておいたり、
ご飯も炊けた後に蒸らしたり、
カレーも2日目が美味しかったり、
寝かせることで熟成する効果があります。

アイディアも、浮かんだ瞬間は妙案!と感じますが、
一晩寝かせることで、穴や改善点が見えてきます。

寝かせることで、再確認することができます。

スピード感が必要なもの以外は、
寝かせてみることをおススメします!

予測不能な世の中だから

人も世の中も多様になっているから、ひとくくりにこれ!という風に定義がしづらい状況になっている。

今は単純に、男女で分けるとか、10代と20代、で分けるとかそういうセグメントがしづらい。

そのような、予測不能な状況をVUCA(ブーカ)と言うそうで、

・Volatility(不安定さ)

・Uncertainty(不確実性)

・Complexity(複雑さ)

・Ambiguity(曖昧性さ)

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自己肯定感が低いと正義感が強い

自己肯定感が低いと正義感が強い

ツイッターで見かけたやりとり、

「自己肯定感が低い人は、正義感が強い」

これホント目からウロコで、
なぜかというと私も嫁も自己肯定感低くて、無駄に正義感が強いからw

ウチの母親も自己肯定感低くて正義感が激烈に高い。

このフレーズを見てピンときまくったわけです。

ところが、このやりとりには、
答えらしいものはなく、
グーグル先生に聞いてもそれっぽい答えが出てきません。。

それどころか、逆

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停滞している時の処方箋

籠っていると凝り固まる。

自分の世界が全てになるから。

最近停滞しているな、、
と感じて、自分の周りの世界でどうにかしようとしても答えは出ない。

近い範囲で会える人、目にするものは
それは普段から知っているものだから。

出てくる情報もおおよそ想像がつくもの。

ではどうすればよいか?

個人的な見解ですが、そのような場合は、
気乗りのしないところに出かけていくといい。

普段は接しない人、

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人としてのルーツを知る

歴史や文化は大切だと思います。

なぜならそこにルーツがあるから。

歴史の勉強が嫌いでも、自分のルーツを探す学問と思えば楽しいかも。

世界や日本の歴史があるように人としての歴史もあります。

自分の例を挙げると、

直近の歴史は自分の父と母です。

自分の両親さらに、その両親、

自分から見るとおじいちゃんとおばあちゃんですね。

さらには、ひいおじいちゃんやひいおばあちゃん・・・

脈々と続

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何のためにやるか?

ビジネスにおいて。

何をするか(WHAT)や、どのようにやるか(HOW)ではなく、何のためについて、話が出ることが多いが、

何のためにやるのか(WHY)が置き去りにされることが多い。

もともと、は(WHY)があったのかもしれないが、

手段にこだわりすぎていると、目的が置き去りになる。

そのうち目的は形骸化して、目標が目的になる。

たまに、あらためて何のためにやるのかを、見直す必要がある

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