我が家の中学受験2021 (いまさら)#2
続きを書いてみます。
■小6〜(前半)
小6の前半は、5年生の内容の復習+アルファの内容となります。
感覚的には、復習7割、新たに学ぶ内容3割という感じでしょうか。
5年の時に学んだ内容を毎週しっかりコツコツ復習していた、させていたので、小6の前半は復習がとても楽でした。
なぜなら、間違える問題が少ないからです。
5年の内容が定着していなければ、このタイミングでもたくさん間違えるはずなので、がんばって解き直して定着する時期となりますが、息子は、すでに定着していたという意味で、とても楽な時期でした。
なので、そのような意味でも
現在4年生のお子様をお持ちでしたら、全力投球するのは5年です!!!!!
と言いたいです。
このような理由から6年の前半は時間があったので、この時期は苦手な国語に時間を使っていました。
国語の記号選択問題の解き方や、語彙を詰め込んでいました。
下記の本でテーマを学んだり、語彙力を詰め込んでました。
サピの先生も保護者会で
・国語は勉強してから結果がでるまで時間がかかる!
・6年の秋以降は、国語ではなく理科や社会などの暗記系の方が得点効率が良い。
と話していました。
これを聞いて、国語の勉強は6年の8月までにして、それまでに上げられるだけ上げておこうという感じで取り組みました。
実際に国語は苦手から1番の得意分野になりました。これは想定外でしたが、息子の強力な武器になり、成績も高い位置で安定して、息子の成績の底上げになりました。
小5の内容が定着していない場合は、この時期が最後の学ぶ時期だと考えるべきだと思います。
夏期講習は短期間で一気に過ぎますし、9月以降も復習、SS、模試、過去問に追われます。忙殺されます。。。
腰を据えて勉強できるのは、6年の前半が最後だと思った方がいいような気がします。
■小6(夏期講習)
夏期講習も変わらず、習った内容の復習に食らいついていくだけです。
新たに「有名中問題集」に取り組みますが、息子校舎は国語と社会だけ宿題が出て、取り組みました。
夏期講習の復習は、5年の時は10月くらいまでかけて万全にしましたが、6年は9月以降にSSが始まります。
息子の志望校ではSS以降に新たな単元を学ぶので、夏期講習の復習は8月いっぱいでばっさり諦めました。
■小6(9月以降)
9月以降は今までと違い、一気にSS特訓メインとなりました。
土特はもはや優先度はさがりまくり、帰ってきて1時間だけさらっとやるだけでした。
SS特訓の開成コースは特に算数は7割くらい間違えて帰ってきました。。。
つまり、復習がとても大変ですし、1問1問が重たく、とてもつらい時期でした。。。
なかなか復習が追いつきませんし、大量の間違えた問題を持ち帰ってきます。それが毎週なので、消化不良になっている気がしてとても心配でした。
勉強のスケジュールもくずれにくずれ、さらに日曜日は模試でつぶれ、過去問をやる時間も確保し、、、と。
今までの忙しさなんてねんでもなかったなと。
今までの忙しさに+SS特訓、模試、過去問が純粋に追加されるだけです。。。
11月くらいにようやくペースが掴めてきた気がします。
そして気がついたら12月、、、。
もう直前期じゃん。。。
という感じでした。
忙殺される時期ですが、一番大切なのは、変わらず間違えた問題です!
間違えた問題、これは苦手な単元だな、というものはコピーしたり、何かに書いたりして、今は忙殺されて取り組めないけど、いつか取り組まないといけないリストとして、メモしたり、ストックしていました。
間違えた問題、苦手なものを見失わないようにだけしていました。
あとは、この時期にマンスリー、SOなど多くの模試を受けますが、ミスした内容を毎回書き出しました。
そして、次のテスト前日などに、それを音読します。
自分がどのようなミスをするのかを認識させる作業です。刷り込みです。
テスト後に、その認識を忘れていなかったかどうかをチェックしました。
本番でミスするかしないかがとても重要です。
できる問題を確実に得点することが一番大切です。
難しい問題ができないのは当然です。
ケアレスミス対策をばっちりやりました。
そして、ケアレスミスはこの時期に激減しました。
■小6(12月以降)
模試もなくなり、過去問も終わりに近づき、少し時間が取れるようになってきました。
この時期に夏以降に間違えた問題、苦手な単元などの克服にようやく取り組めるようになりました。
5年の時にコツコツやるべき復習は確実にやっていたので、苦手な単元はそこまで多くはありません。
合格力判定SOで書く単元で平均点より低い単元の復習に取り組み、平常授業のテキストを引っ張り出して学び直し、再度その単元の合格力判定SOの問題を解き直し、苦手を潰しました。この勉強は息子もとても良かったと言っていました。理科はこれで苦手がほぼ潰せました。
■小6(1月以降)
正月特訓で火がついたのか、正月特訓が終わってから2週間だけですが、息子の勉強への姿勢にスイッチが入りました。
「お父さん、やることをどんどんちょうだい!!」
「俺は、さぴあで読んだ10時間勉強していたやつより、ガッツある!!」
「俺も10時間以上勉強できる!!」
本当にその2週間だけですが、ガツガツ勉強していました。
10時間以上かかるような内容を息子にやることリストで書き出しましたが、ほぼやり切りました。
勉強内容は、理科や社会の知識系、国語は語彙の詰め込みが中心です。
あとは、算数や理科の過去問で間違えた問題の直し、SS特訓で間違えまくった算数でできそうな問題だけもう一度取り組みました。
理科や社会は知識系のプリントが土特やSS、正月特訓でくばられるので、それを全部覚えるまで、解いて間違えて、を時間をかけずに超スピードで回していました。暗記に時間は必要なく、接触回数です。考える時間は3秒以内です。暗記に時間が不要です。とにかく回数です。という考えで取り組んでいました。
6年の9月以降は志望校によってSS特訓の内容などが変わるので、やることが変わってきますが、6年の夏までは全員やることは同じです。
5年の学習内容が中学受験のメインなので、5年の勉強が本当に大切です。
そこで勉強をさぼっていたら、6年で学び直しのタイミングがありますが、倍以上のスピードで進む中で学ばなければいけないので難易度はあがります。1年かけてじっくり学べる5年で身につけていく方がいいような気がします。
以上、読んで頂きありがとうございました。
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