記事一覧
【短編小説】女子高生が動物を飼い始めたようですよ〜〜少年と犬編〜〜
白い猫がいた。
いや猫くらいどこにでもいるだろう。
だがここは学校だ。
いや学校でも猫はいるだろう。
だがここは部室だ。
いや間違って入ってきたのかもしれない。
だがカリナが抱き上げていた。
「うーーん、かわいい!」
自分勝手なことばかりするくせに、気分屋のキングとも呼ぶべき猫を愛でる姿に、なんだかおかしな気持ちになった。
満足した様子で猫を下ろした。
スタスタと歩いて教壇に乗って、いつのまに
【短編小説】女子高生がマイノリティになったようですよ〜〜流浪の月編〜〜
この部の長から半ば強制的に登校を命じられたためにめんどくさくなりながら部室へ向かった。
旧校舎の使っていない部屋を部活用で使わさせてもらっているが、一体どうして学校はこのよく分からない部活動を許可したのだろうか。
まず俺はこの部の名前すら知らん。
無理やり入れさせられたために特に興味もなかったのだ。
活動らしい活動がなかったので、ただの冗談程度だと思っていたのがどうして急にやる気を出したのか。
人
絶対に生きてやる!「乙女ゲームの破滅プラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」の感想
Vol.14
山口悟さんの【乙女ゲームの破滅プラグしかない悪役令嬢に転生してしまった】を紹介したいと思います。
感想
この前アニメが終わったばかりで記憶に新しい作品ですよね。
これまで全く興味のない悪役令嬢というジャンルをのめり込ませた作品です。
いくつも悪役令嬢が出ている作品の中でも一位と言っていいでしょう。
一話からハマらなければもうそれは合わないのでしょう。
最初から主人公が周りの度肝を抜
【短編小説】女子高生が殺人現場にいるようですよ〜〜medium編〜〜
セミが鳴く夏休みに長い坂を自転車で登っていくことに嫌気が差す。
しかし汗だくなりながらも、真面目な性格のため課外をサボることなんてしない。
自分で自分を真面目と評する輩は大概真面目ではないのが俺の持論だが、この暑さで頭がおかしくなったようで、まさにブーメランである。
「誰だよ、今日やることにしたやつはよ」
もちろん担任の先生だとわかっている。
急に連絡が来て勉強に来いと言われれば行くしかないが
GA大賞の本気【処刑少女の生きる道〈バージンロード〉ーそして、彼女は蘇るー】の感想
Vol.13
佐藤真登さんの【処刑少女の生きる道〈バージンロード〉ーそして、彼女は蘇るー】を紹介したいと思います。
感想GA大賞と呼ばれる出版社が公募した中で1位だった作品で、かなり人気の作品【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】以来の大賞とのこと。
表紙が可愛いと思っていて、いつか読みたいと思っていたがやっとその機会に恵まれました。
最初からまさかの展開が起きて、一気に引き込
やられたらやり返す【盾の勇者の成り上がり】
Vol.12
アネコユサギさんの【盾の勇者の成り上がり】を紹介したいと思います。
感想アニメ化された作品で、アニメを見てから読み始めました。
序盤からみんなから犯罪者の汚名を着せられて性格がねじ曲がるので、最初は読んでて結構辛いです。
しかし、ラフタリアという仲間が出来てからはそういったこともなくなります。
アニメでラフタリアが主人公を抱きしめるシーンはジーンとしました。
web版と書籍版があっ
楽して勝つには「天鏡のアルデラミン」の感想
Vol.11
宇野朴人さんの【天鏡のアルデラミン】を紹介したいと思います。
感想だいぶ前にアニメがあったのですが、Kindleで半額セールをしていたので今更ながら読みました。
ぐうたら主人公 VS 眠らずの将の戦争での戦いが主で、主人公はお姫様から負け戦を行うが綺麗に相手国に統合されることを目指す、勝たない戦争をしていく話です。
もちろんぐうたら主人公なのであまりやる気を見せないのですが、途中
ゴブリンを甘く見るな「ゴブリンスレイヤー」の感想
Vol.10
本日は話題になったあの作品、蝸牛くもさんの【ゴブリンスレイヤー】を紹介したいと思います。
感想2018年にアニメ化された作品で、可愛いキャラたちの冒険にほんわかと心休まる視聴者たちにトラウマを植え付けた作品でしたね。
TRPG<テーブルトークRPG>をモチーフにしているところが見受けられる描写が数多くあり、主役とは程遠い村の冒険者が雑魚敵であるゴブリンをずっと倒し続けているという
このライトノベルがすごい!一位【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】の感想
Vol.9
古宮九時さんの【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】を紹介したいと思います。
感想このライトノベルがすごいで一位だった作品だったので読んでみましたが、独特の世界で確かに納得の一位でした。
どこかへ旅をする話ではなく、基本的に自国内で起きることを解決していく話で、魔女を愛する主人公の真っ直ぐな気持ちを感じられます。
自分はスーファミ時代のRPGを思い出して、ダーク
【ようこそ実力至上主義の教室へ】の感想
Vol.8
ライトノベルの衣笠彰梧【ようこそ実力至上主義の教室へ】を紹介したいと思います。
感想アニメ化された作品で、序盤で放送も終わってから作品の評価も高いのでずっと読みたかったんですよね。
力を隠していた主人公がどんどん表舞台に立っていき、強敵たちを頭で出し抜く様は読んでいて爽快です。
主人公の彼女もめっちゃ可愛いです。
最初はそうでもなかったけど、どんどん主人公に落ちていく中での言動が可愛
命を畏れよ「鹿の王」の感想
Vol.6
ファンタジー書いているといつも思ってしまうのが、名前が分からないけど、これって何と言うのだろう。
たとえばクワとか思い浮かべても、名前を知らなかったら検索するのも大変なんですよね。
城壁の素材は何だろう、服装はどうやって表現しよう。
読者に思い浮かばせるのってかなり難しいです。
しかしこの表現が神掛かっている作者がいます。
上橋菜穂子さん、そしてその全てが詰まった【鹿の王】を紹介したい
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想
Vol.5
FF14で重要アップデート情報があってました。
フリートライアルという本来有料のFF14が無料で出来るのですが、無料で出来るのがレベル35までだったのがレベル60までできるようになっていました。
今はレベル上げが簡単になっていますので結構すぐにレベル上げられますが、それでも100時間くらいは楽しめるのではないでしょうか。
是非ともまだやってない人はこの機会に始めてみてはどうでしょう。