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面白い本たちを紹介していくコラム

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小説などの感想を書いていきます。 そしてweb小説を書いていく上で気付いたことを共有したいと思います。
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記事一覧

キノコ、キノコ、キノコ、【錆食いビスコ】の感想

Vol.15
瘤久保慎司さんの【錆食いビスコ】を紹介したいと思います。

感想2019年版のこのライトノベルがすごい!一位を取っていた作品です。
独特な世界観にたくさんのキノコが印象的でした。
舞台は日本の荒廃した世界です。
サビを食べて力に変えるのかなって思ったら全然違いました。
口の悪い主人公と相棒がどんどん仲良くなっていき、最後にはお互いを支え合うっていいですよね。
王道を読みたい方は是非と

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絶対に生きてやる!「乙女ゲームの破滅プラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」の感想

Vol.14
山口悟さんの【乙女ゲームの破滅プラグしかない悪役令嬢に転生してしまった】を紹介したいと思います。

感想
この前アニメが終わったばかりで記憶に新しい作品ですよね。
これまで全く興味のない悪役令嬢というジャンルをのめり込ませた作品です。
いくつも悪役令嬢が出ている作品の中でも一位と言っていいでしょう。
一話からハマらなければもうそれは合わないのでしょう。
最初から主人公が周りの度肝を抜

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GA大賞の本気【処刑少女の生きる道〈バージンロード〉ーそして、彼女は蘇るー】の感想

Vol.13

佐藤真登さんの【処刑少女の生きる道〈バージンロード〉ーそして、彼女は蘇るー】を紹介したいと思います。

感想GA大賞と呼ばれる出版社が公募した中で1位だった作品で、かなり人気の作品【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】以来の大賞とのこと。
表紙が可愛いと思っていて、いつか読みたいと思っていたがやっとその機会に恵まれました。
最初からまさかの展開が起きて、一気に引き込

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やられたらやり返す【盾の勇者の成り上がり】

Vol.12
アネコユサギさんの【盾の勇者の成り上がり】を紹介したいと思います。

感想アニメ化された作品で、アニメを見てから読み始めました。
序盤からみんなから犯罪者の汚名を着せられて性格がねじ曲がるので、最初は読んでて結構辛いです。
しかし、ラフタリアという仲間が出来てからはそういったこともなくなります。
アニメでラフタリアが主人公を抱きしめるシーンはジーンとしました。
web版と書籍版があっ

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楽して勝つには「天鏡のアルデラミン」の感想

Vol.11

宇野朴人さんの【天鏡のアルデラミン】を紹介したいと思います。

感想だいぶ前にアニメがあったのですが、Kindleで半額セールをしていたので今更ながら読みました。
ぐうたら主人公 VS 眠らずの将の戦争での戦いが主で、主人公はお姫様から負け戦を行うが綺麗に相手国に統合されることを目指す、勝たない戦争をしていく話です。
もちろんぐうたら主人公なのであまりやる気を見せないのですが、途中

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ゴブリンを甘く見るな「ゴブリンスレイヤー」の感想

Vol.10

本日は話題になったあの作品、蝸牛くもさんの【ゴブリンスレイヤー】を紹介したいと思います。

感想2018年にアニメ化された作品で、可愛いキャラたちの冒険にほんわかと心休まる視聴者たちにトラウマを植え付けた作品でしたね。
TRPG<テーブルトークRPG>をモチーフにしているところが見受けられる描写が数多くあり、主役とは程遠い村の冒険者が雑魚敵であるゴブリンをずっと倒し続けているという

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このライトノベルがすごい!一位【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】の感想

Vol.9

古宮九時さんの【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】を紹介したいと思います。

感想このライトノベルがすごいで一位だった作品だったので読んでみましたが、独特の世界で確かに納得の一位でした。
どこかへ旅をする話ではなく、基本的に自国内で起きることを解決していく話で、魔女を愛する主人公の真っ直ぐな気持ちを感じられます。
自分はスーファミ時代のRPGを思い出して、ダーク

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【ようこそ実力至上主義の教室へ】の感想

Vol.8
ライトノベルの衣笠彰梧【ようこそ実力至上主義の教室へ】を紹介したいと思います。

感想アニメ化された作品で、序盤で放送も終わってから作品の評価も高いのでずっと読みたかったんですよね。
力を隠していた主人公がどんどん表舞台に立っていき、強敵たちを頭で出し抜く様は読んでいて爽快です。
主人公の彼女もめっちゃ可愛いです。
最初はそうでもなかったけど、どんどん主人公に落ちていく中での言動が可愛

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束縛をしてはならない「獣の奏者」感想

Vol.7
最近新しい本を読むように時代について行ってる気がしてきました。
本に限らず、音楽でも映画でも旬というものがある気がする。
それをしっかり追うことでやっと過去の作品に手を伸ばす余裕が出てくる。
毎年良い作品がたくさん出てくるので、その都度消化しないといつまで経っても追いつけない。
今だからこそ感じる感性があるはずだ。
さて、今日はかなり前の作品を紹介します。
上橋菜穂子さんの【獣の奏者】

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命を畏れよ「鹿の王」の感想

Vol.6
ファンタジー書いているといつも思ってしまうのが、名前が分からないけど、これって何と言うのだろう。
たとえばクワとか思い浮かべても、名前を知らなかったら検索するのも大変なんですよね。
城壁の素材は何だろう、服装はどうやって表現しよう。
読者に思い浮かばせるのってかなり難しいです。
しかしこの表現が神掛かっている作者がいます。
上橋菜穂子さん、そしてその全てが詰まった【鹿の王】を紹介したい

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想

Vol.5

FF14で重要アップデート情報があってました。
フリートライアルという本来有料のFF14が無料で出来るのですが、無料で出来るのがレベル35までだったのがレベル60までできるようになっていました。
今はレベル上げが簡単になっていますので結構すぐにレベル上げられますが、それでも100時間くらいは楽しめるのではないでしょうか。
是非ともまだやってない人はこの機会に始めてみてはどうでしょう。

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職人たちの生き様、【舟を編む】の感想

Vol.4

最近のジムの効果があったのか見栄えが良くなったジョセフィーヌです。
夏の暑さって毎年この時期にならないと実感しないですよね。
六月までは朝が涼しいから今年はいつもよりも涼しいかもと騙されております。
それに今年はこの時期でもマスクを付けているので、なんだか季節が曖昧に感じます。
ただこの時期に参っているといけません。
そんな時は人生をかけた人間たちの情熱で夏を圧倒しましょう。

本日

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「ドンコルレオーネ、まだこの本を読んでない人がいるらしいです」「なに? よし、教えてやれ」【逆ソクラテス】の感想

Vol.3

やっと梅雨が明けてくれたので洗濯物を干すのに天気予報を見なくなったジョセフィーヌです。
梅雨の時期の洗濯って大変ですよね。
乾燥機があれば楽でいいなと思っていたら、職場の人に洗濯物が伸びるか使えないと言われて驚きました。
万能の機械だと思っていたのにまさかそのような弱点があるなんて。
曾祖父さんから父親の代まで洗濯屋だったのに、全く洗濯について無知なのは笑える。
だがこれで終わっては

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好きな人と不幸になるという幸せ、本屋大賞一位「流浪の月」の感想

Vol.2

どうも可愛い可愛いジョセフィーヌです。
最近はPSO2やらジムで忙しくやっております。

やっぱり遊んだり体を動かすことは大事ですね。
高校でバドミントンしていたけど、社会人になってから数年離れただけでもう数キロ走るのもきついです。
ゲームもしばらく我慢していたけど、やっぱり遊ばないと人間的につまらなくなっている気がしています。
ゲーム始めてから面白くなったかは分かりませんがね。

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