このライトノベルがすごい!一位【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】の感想
Vol.9
古宮九時さんの【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】を紹介したいと思います。
感想
このライトノベルがすごいで一位だった作品だったので読んでみましたが、独特の世界で確かに納得の一位でした。
どこかへ旅をする話ではなく、基本的に自国内で起きることを解決していく話で、魔女を愛する主人公の真っ直ぐな気持ちを感じられます。
自分はスーファミ時代のRPGを思い出して、ダークな世界観が思い浮かびます。
昔見た世界を思い出せる作品です。
ぜひ夏の一冊へはいかがでしょうか。
この作品から学んだこと
世界観をしっかり伝えられると読者も没入感が強くなる気がします。
昔のRPGはエフェクトが少なかったぶん、その世界に集中できた気がします。
もちろん今のゲームもリアリティが増して面白くなっていますが、それとは種類の違うワクワク感がありました。
読者は作品のタイトルを見て、少なからず想像するはずです。
そして手に取る時には、それが自分の趣向と一致していたということ。
様々な好みがいるなか、全ての人に届く作品はない。
古風なファンタジーを作り出すための深みが欲しいなと思います。
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