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映画「許されざる者」を見て
クリント・イーストウッド主演の西部劇。
主人公は引退した元悪党、今は老いた体に鞭打ちながら、小さな牧場で暮らしています。彼は奧さんを亡くし、男で一つで2人の子供を育てています。そんな中、その牧場に1人の賞金稼ぎが…
と、導入はこんな感じ。この後、昔の相棒、牧場に来た賞金稼ぎ、主人公、の3人で、不穏な空気漂う町へと向かいます。
主人公は元悪党(強盗とか殺人とかしてる)なんですが、序盤はただの頼り
映画「どん底」(フランス)を見て
1936年に公開されたフランスの映画
タイトルを見てちょっと暗い映画なのかなと思ったが、全然そんなことは無く、コメディ要素が多分にあり、展開も早いので見ていて飽きなかった。
主演はジャン・ギャバン、コソ泥のぺペルを演じる。このぺペルと、ギャンブル狂の男爵(役者はルイ・ジューヴェ)が主人公だと思われる。メインの主人公はぺペルだろうけど。
ぺペルは分かりやすく主人公って感じなんだけど、自分はどっち
映画「ラストマン・スタンディング」 を観て
1996年公開、ブルースウィリス主演の西部劇映画
ストーリーとしては、黒澤明監督の「用心棒」に近い。(近いっていうか、そのままですね)
でもやっぱりいいですね、西部劇。「荒野の用心棒」も面白かったけど、これも面白い。優しさっていうのは、強くないと貫き通せないっていうのが分かりますね。
ただちょっと、主人公の銃強すぎないか?とは思ってしまったけどね。銃で撃たれた人ってそんな派手に飛ぶ??みたい
映画「栄光のル・マン」 を観て
1971年、米国映画
主人公のマイケル・デラニーがかっこいいですね、渋い。
見た目もかっこいいんですが、中身も渋い、というかカッコいい。(どっちだ)
レーサーで、レース中に事故に遭っているんですが、そんなの全くお構いなしですからね、ガンガン走る。走ることしか頭にないってくらいに、一途。
それがかっこいいんですよね。
今時の日本の作品だったら「事故のトラウマが〜」とか言ってそうなもんですけどね、そ
シン・仮面ライダーを観て(ネタばれ有り)
先に結論書いちゃうけどね、正直言って、めちゃくちゃ良かった。すげー格好良かった。もう本当にこれに尽きる。とにかくすげー格好良かったんだ……
一応、私の仮面ライダー歴を言うと、リアルタイムで見てたのは平成ライダーのみ。子供のころにビデオ(VHS!)で見てたのがBLACKとか、BLACK RXとか。
(BLACK以外にも何個かビデオで見てたはずだけど、あんまり覚えてない)
平成ライダーはあんまりちゃ
神様はどこにいった?
最近、カラマーゾフの兄弟という本を読んだ。ドストエフスキー作の、世界的に有名な作品だ。実はこの本を読んだのは2回目だ。前に読んだのは10年くらい前だろうか、いや、もっと前か。
今回読んでみて思ったのは、最初に読んだ時よりも、だいぶ面白いなと感じたことだった。なんというか、純粋にサスペンスとして楽しめた。同じサスペンスものを2回も楽しめるとは思わなんだ。しかも驚いたことに、自分が思ってた真犯人と今回
映画「灰色の長い線」を見て
1955年のアメリカ映画
人と人との縁が映し出されている。良映画でした。
人間、真っ直ぐに生きようとしたら何かにぶつかるし、それは良いことをしたとか、悪いことをしたとかとは関係のないことなんだと、改めて思った。それでも何かにぶつかっても真っ直ぐに生き続けることに、人としての何か、大事なのものがあるような気がする。
現代では人と人との繋がりは薄れ、そして広がっていく。友人は辛い時に一緒に
映画「村の写真集」を見て
2004年公開の日本映画。
家族、故郷の原風景を見た。故郷、田舎、家族・・・その懐かしさがこの映画には篭っていると思う。父親の姿は、やはりこうでないといけない。賢い必要なんて、全くないのである。賢くて要領が良くて優しくて・・・そんなものより、芯だけ通っていればいいのである。それだけでいい。口数だって多い必要は無い。自分の父親は死んでから随分経って、普段どんなもんだったかと思い出すことも無いが、