映画「許されざる者」を見て

クリント・イーストウッド主演の西部劇。
主人公は引退した元悪党、今は老いた体に鞭打ちながら、小さな牧場で暮らしています。彼は奧さんを亡くし、男で一つで2人の子供を育てています。そんな中、その牧場に1人の賞金稼ぎが…

と、導入はこんな感じ。この後、昔の相棒、牧場に来た賞金稼ぎ、主人公、の3人で、不穏な空気漂う町へと向かいます。

主人公は元悪党(強盗とか殺人とかしてる)なんですが、序盤はただの頼りないおじいちゃんでビビります。牧場では家畜に引きずられ、馬に乗ろうとしては落馬、町に着いても酒場では酒を前にして震え(亡くなった奧さんとの約束で禁酒している)、そしてその酒場で保安官にボコボコにされる……という全くもって頼りないんですが、後半はね、まあかっこいいですよ。許されざる者、あぁこれかっこいいですわ、って感じでね。

相棒が保安官一味にやられたと聞いて、自然と酒を飲み始める主人公(ほんとに自然に飲む)そのまま敵の本拠地に乗り込むが、そこには見世物にされてる相棒の死体が……
主人公「この店の主人は誰だ?」
マスター「俺だ。何年か前にこの店をくぁwせdrftgyふじこlp」
ドンパチ(というか一方的に射殺)
保安官「この卑怯者!相手は丸腰だぞ!」
主人公「俺の友達を店先に飾るにはそれ相応の覚悟がいる」
いやー、これね。かっこいい。
丸腰の相手は撃たないみたいな暗黙の了解もね、俺のルールじゃ知らねぇよと、相棒飾ってんだから覚悟してんだろ、と
かっこいいー。そして強い。
序盤とはまるで別人。やるときはやる、でもやらなくていいときは別段やる必要もない、って感じ。渋いー。

クリントイーストウッドの西部劇の作品は他にも好きなやつあるんだけど、それはまた別の機会に!
では今回はここまで、ありがとうございました🖐️

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