~都会の暮らしと田舎の暮らし~往復書簡(春信)

都会の弁護士事務所で灰色な日々を過ごしながら将来の不安ばかり抱えて小さな幸せを拾いなが…

~都会の暮らしと田舎の暮らし~往復書簡(春信)

都会の弁護士事務所で灰色な日々を過ごしながら将来の不安ばかり抱えて小さな幸せを拾いながらいきる女と田舎で自営業を営み自然に囲まれ自然を愛し日々小さな楽しみを見つけながら生きる女の往復書簡。 都会の暮らしと田舎の暮らし。

記事一覧

夫婦-動き出す為に

嫌だダメだと思ううちは まだ手遅れではないと思い その段階で次の策を 念入りに念入りに考えた 私は意思と感情の働きをとめた 正確には止めたフリをした フリだからやは…

気の合う人、合わない人

ど、どした? 急に信のタッチが変わってとまどい笑 きっと明るいタッチも書けるのよ…ってことね。わかったわ笑 最近、分かったことがある。 人間関係において、気の合う…

ハイヒール

綺麗に見える華奢なハイヒール ウキウキソワソワと彼の元へ 可愛いねっていってくれるかしら 私はドキドキワクワクしていた 早足で辿りついた私は 顔がほんのちょっぴり…

夫婦-我が家の場合

信の夫婦シリーズ、いいわぁ。 特に前回のはミステリー小説を読んでるみたいでドキドキワクワクした。 小説にしてほしいなぁ。 ということで、私も夫婦シリーズにちゃっか…

夫婦-モラハラ-

それは日々処刑されるがごとく なにもかもが恐ろしい 朝8時 刑務所で今日こそ死刑宣告が来るのではないかと身構えるそれににている 貴方は知らない 私がビクビクしている…

SNSのすすめ

LINEオプチャで知り合った仲間達と2年ぶり2度目のオフ会👀 今回は新規さんが3人、引き続き参加が4人。 同世代で同じ境遇、共通点が2つもあればもう充分🤭 楽しい時間はあ…

夫婦-見果てぬ夢

それでも大好きなの その人はいった 私にだって 大好きなときは確かにあった なんだか遠すぎて今は よくわからない 大好きってわけじゃないのよ その人はいった 私なんて …

楽しみを見つけて今日を生きる

自分で選んだ人生だけど、 なんでだ?どうしてそうなる? ってこと多々あり。 自分で選んだ人生だから、 仕方ないのだけれど。 誰の責任でもないのだけれど。 自分で選んだ…

夫婦-執着-

あれは本心ではない 貴方はそう言っていた 心にもないことは 本当に口から出るものなのだろうか 私にはそれがわからない 期待するのが悪い そう友達は言った 期待とはなん…

ある少女の話

数年前… お昼頃、自転車にのり通学する少女に気がついた。 彼女の噂が耳に入ってきた。 最近、両親が離婚し都市から田舎に住む母方の祖母に引き取られ転校してきたこと。…

夫婦

嫌だ 嫌だ 嫌だと思いながら共に暮らし 困る 困る 困ることはあからさまに知ってるよ 大丈夫 大丈夫 大丈夫と唱えながらやり過ごす

友達の旦那さんが逝去した

友達の旦那さんが逝去した。 脳梗塞だそうだ。 いつもと同じように朝、会社に出掛け倒れてそのまま帰らぬ人となった。 彼女はその日、笑顔で「いってらっしゃい」って言え…

些細で酷な喧嘩をした日

「いつも本読んでるよね」 待ち合わせにはだいたい先に到着して本を手にしてるからだろう。 もしも忘れなどしたら駅で何か活字を買うという、まるでスマホを忘れたかのよ…

草むしり

その昔、草むしりは母がやってくれていた。 いつも綺麗になっていた。 それが当たり前だと思っていた。 母亡き後、当たり前だが草だらけになった。 草むしりなどやったこと…

虹の恋

影が視界を横切ると同時に音がした。どれほどかの時間ぼんやりと乾燥機のドラムをみていたと瞬間理解する。 それから影は視界の端で洗濯物を几帳面に全部同じ大きさの、正…

口癖による心理状態

最近の自分の口癖に気がついた 「もったいない」 気がつくと「もったいない」って言っている 「えーもったい」 「そんなぁ、もったいない」 「うそっ、もったいない」 もろ…

夫婦-動き出す為に

夫婦-動き出す為に

嫌だダメだと思ううちは
まだ手遅れではないと思い
その段階で次の策を
念入りに念入りに考えた

私は意思と感情の働きをとめた
正確には止めたフリをした
フリだからやはり苦しみはあった

働きをとめた私の意思と感情は
ほんの少しだけ
夫に対して鈍くなることに成功した

なのでこの段階でまた次の策を
念入りに念入りに考えた

私は
よく出来た機械になろうと思い
やるべきことは完璧にしてやろうと思い

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気の合う人、合わない人

気の合う人、合わない人

ど、どした?
急に信のタッチが変わってとまどい笑
きっと明るいタッチも書けるのよ…ってことね。わかったわ笑

最近、分かったことがある。
人間関係において、気の合う人、合わない人がいる。
中にはそんなことない!とお思いになる人もいるのだろうか…

その気の合う人、合わない人の差が、これだ!と分かったのである。
中には、そんなことないわ、私は誰とでも気が合う!気の合わない人なんていないわ、という人が

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ハイヒール

ハイヒール

綺麗に見える華奢なハイヒール
ウキウキソワソワと彼の元へ

可愛いねっていってくれるかしら
私はドキドキワクワクしていた

早足で辿りついた私は
顔がほんのちょっぴり熱かった。
それから彼は
ちょっと目をぱちぱちして

『それでここまできたの?ダメだよ』

と私にいった。

え!!なに!やだっ!ダメ?!
恥ずかしい!気合い入れすぎた?
えー!間違えた?私っ?私っ!
って、瞬間思考が駆け巡り…

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夫婦-我が家の場合

夫婦-我が家の場合

信の夫婦シリーズ、いいわぁ。
特に前回のはミステリー小説を読んでるみたいでドキドキワクワクした。
小説にしてほしいなぁ。

ということで、私も夫婦シリーズにちゃっかり便乗。
私達人間、個々がそれぞれ違うように夫婦も違って当たり前。でも人間ってやつはついつい比べてしまう。
あそこの夫婦は仲がいい。
あそこの夫婦は理想的なだわ。
あそこの夫婦はリッチだわ。
あそこの夫婦は…
それに比べて我が家は…

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夫婦-モラハラ-

夫婦-モラハラ-

それは日々処刑されるがごとく
なにもかもが恐ろしい
朝8時
刑務所で今日こそ死刑宣告が来るのではないかと身構えるそれににている
貴方は知らない
私がビクビクしていることを

それは毎晩訪れるものであり
ドアがガチャリと開く音
夜8時
夕飯を作っている私の顔は真顔になり声だけが明るくお帰りなさいと優しそうに響く
貴方は知らない
私が家では笑えなくなったことを

モラハラは
あからさまで激しいものだけ

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SNSのすすめ

SNSのすすめ

LINEオプチャで知り合った仲間達と2年ぶり2度目のオフ会👀
今回は新規さんが3人、引き続き参加が4人。
同世代で同じ境遇、共通点が2つもあればもう充分🤭
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
あれからもう1週間。
早いような、ずっと前の出来事だったような…。

オプチャをしてると色んな人に出会う。その人の発する文字で大概の人となりはわかる。
そしてそれは大概外れていない。
あ、合わないな

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夫婦-見果てぬ夢

夫婦-見果てぬ夢

それでも大好きなの
その人はいった
私にだって
大好きなときは確かにあった
なんだか遠すぎて今は
よくわからない

大好きってわけじゃないのよ
その人はいった
私なんて
好きすら言いたくないみたい
こんな毎日でいいのか
なんだかわからない

離婚すればいいのに
その人はいった
私だったら
1人になれたらどれほど楽だろう
そう言いながらどこか怖い
自分がわからない

穏やかに穏やかに
静かに静かに

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楽しみを見つけて今日を生きる

楽しみを見つけて今日を生きる

自分で選んだ人生だけど、
なんでだ?どうしてそうなる?
ってこと多々あり。
自分で選んだ人生だから、
仕方ないのだけれど。
誰の責任でもないのだけれど。
自分で選んだことだから、
自分で責任取るしかなくて。
でも、それが出来るのも自分で選んだ人生だからなんだ。

自分で選ぶと言うことは責任を伴うということ。
人任せだと責任は取れない。
どうせなら取ろう!
責任取ろうじゃないの🎶

楽しみを見つけ

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夫婦-執着-

夫婦-執着-

あれは本心ではない
貴方はそう言っていた
心にもないことは
本当に口から出るものなのだろうか
私にはそれがわからない

期待するのが悪い
そう友達は言った
期待とはなんだろうか
やって貰いたいことではなく
言わないでほしいことを期待する
それはかなり難しい

そうこうして何年も過ぎる
相変わらず傷つくが
その傷一つ一つは浅いものだ
でもその傷が重なれば
深く刻まれ忘れられないものになる

嫌なこと

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ある少女の話

ある少女の話

数年前…
お昼頃、自転車にのり通学する少女に気がついた。
彼女の噂が耳に入ってきた。

最近、両親が離婚し都市から田舎に住む母方の祖母に引き取られ転校してきたこと。

田舎の中学校に馴染めないのか…遅れてでも学校に行く、偉いな…などと思っていた。

ある日、彼女は橋の欄干に座り川を見ていた。
そこに元教師のさっちゃん先生が通りかかり、勇敢にも話しかけた(以下、さっちゃん先生から聞いた話)

「何を

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夫婦

夫婦

嫌だ
嫌だ
嫌だと思いながら共に暮らし

困る
困る
困ることはあからさまに知ってるよ

大丈夫
大丈夫
大丈夫と唱えながらやり過ごす

友達の旦那さんが逝去した

友達の旦那さんが逝去した

友達の旦那さんが逝去した。
脳梗塞だそうだ。
いつもと同じように朝、会社に出掛け倒れてそのまま帰らぬ人となった。
彼女はその日、笑顔で「いってらっしゃい」って言えてたかな…
喧嘩なんてしてなかったかな…

高校に入った時、私はギター部に入りたくて1人で入部した。友達と手を取り合って入部する子が多い中、1人だけで入部したのは私と彼女だけだった。
一年生の文化祭で、彼女とデュオを組みチャゲアスの「万里

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些細で酷な喧嘩をした日

些細で酷な喧嘩をした日

「いつも本読んでるよね」

待ち合わせにはだいたい先に到着して本を手にしてるからだろう。
もしも忘れなどしたら駅で何か活字を買うという、まるでスマホを忘れたかのような心許なさに襲われるからこれはもう病気かもしれない。

さて、それでどれほど読んでるか?
読んでないね笑
眺めてるね笑
長いと1カ月かかる時があるからね
そうゆう訳で私は読書家ではない

だが…

「本は悪くないけど、情報とか知識はYo

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草むしり

草むしり

その昔、草むしりは母がやってくれていた。
いつも綺麗になっていた。
それが当たり前だと思っていた。
母亡き後、当たり前だが草だらけになった。
草むしりなどやったこともない、やりたくもない…
「草が見えないんですよねぇ」
と、言う私に、
「大丈夫、そのうちみえるようになってくるから」
と言ってくれた人がいた。
本当だった!
草が見えるのだ!
見えるというのは、気になると言うこと🤭

何事もそうだ。

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虹の恋

虹の恋

影が視界を横切ると同時に音がした。どれほどかの時間ぼんやりと乾燥機のドラムをみていたと瞬間理解する。
それから影は視界の端で洗濯物を几帳面に全部同じ大きさの、正方形、
しかもかなり小型の正方形に畳みだした。

「正方形なんだ…」
(やべっ…声出たっ)

「え?…  あ、ああ、はい」

居た堪れない緊張が体中に張り詰め指先が力一杯平静さを装っている。

「私…さっきまでそこに座ってたんです」

(え

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口癖による心理状態

口癖による心理状態

最近の自分の口癖に気がついた
「もったいない」
気がつくと「もったいない」って言っている
「えーもったい」
「そんなぁ、もったいない」
「うそっ、もったいない」
もろもろ諸々

どんな心理状態なのだろう…調べてみた

「貧乏性」
「ケチ」
「節約」

などが出てきた
極め付けは
「もったいないお化けに要注意!」
だそうな🤭

私の言う
「もったいない」
は「時間」や「楽しむ」ことに使っているのだ

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