何かを作ったところでいいものができる保障はない。うまくいかない確率のほうが高い。それでも作り始めてみなければ、その何かは姿を見せてくれないのだし、作り上げてしまわなければ、その何かが何なのかを知ることもできないのだ。そしてできたそれは何であっても、作った者には愛おしいものなのだ。
疲れた。何か暖かい物を飲んで気持ちを落ち着かせたい。カフェに入りたい。そう思うのだが、同時に、カフェに入るともっと疲れるかもしれないとも思う。疲れているので少し休むか、疲れているので早く帰るか。決めることができない。疲れていて決める気力すらないのだ。そして迷っているとより疲れる。