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Vol91 年代別(50代、60代、70代以上)の移住希望地ランキング(ふるさと回帰支援センター編)

今回は、認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが毎年発表する、「移住希望地ランキング」から、年代別のラインキングをご紹介します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの18年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ はじめに


認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区)は、地方移住を考えている人にとっては、最も認知度の高い相談窓口ですよね。
有楽町の東京交通会館内にある移住相談センターには、44都道府県1政令市の相談員が常駐しています。

この認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが、センターの窓口相談者及びセミナー参加者を対象に、地方移住に関するアンケートを毎年実施しています。

そして、アンケート結果を元に発表されるのが、「移住希望地ランキング」となります。ちなみに、このアンケート調査は2009年から実施されており、今回が15回目となります。

2⃣ 2023年「50代の窓口相談者が選んだ移住希望地ランキング」


3⃣ 2023年「60代の窓口相談者が選んだ移住希望地ランキング」


4⃣ 2023年「70代以上の窓口相談者が選んだ移住希望地ランキング」

 

5⃣ ランキングからの総括


静岡県が40代以降の年齢層では、すべて1位となっています。
静岡県は温暖な気候で、東京圏からのアクセスの良さが人気となっています。
また静岡県は、市町の移住担当者とふるさと回帰支援センターの相談員を交え、三者で具体的な話ができる「出張相談デスク」を年間70回も開催されています。
こうした熱心な取り組みが、特に年配者には安心を与えていると思われます。
また、年配者になるほど、東京近郊の都市が強い傾向が見られます。
栃木県だけでなく、千葉県や神奈川県もランクインしています。
栃木県が人気なのは宇都宮市の「ライトライン」の開通等が話題になっているからと言われています。

6⃣ TOPの画像


最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

宮崎県都城市
 
平均気温17度と温かく、過ごしやすい都城市は、畜産日本一のまちとして牛・豚・鶏を味わえます。
その都城市は、令和4年度ふるさと納税受入額195億9,300万円で、受入額で日本一となったことから、増税分を生かして始めた「移住応援給付金」により、令和5年度の移住者数が3710人に上り、13年ぶりに人口増加となりました。
夫婦と子ども2人の世帯で最大500万円の移住応援給付金や保育料の完全無料化などを実施しています。
ちなみに、私のおススメは、雄大な霧島連峰を望む霧島酒造の「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」です。
広大な敷地にレストラン、SHOP、パン工房、資料館、神社など様々な施設があり楽しめます。その中のオス勧めはパン工房「霧の里ベーカリー」にある「ピザ」です。
移住者支援が充実した都城市は、魅力たっぷりの町ですね。

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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。