ほりそう / 堀 聡太

栃木県小山市出身。座右の銘は「You are what you read, see a…

ほりそう / 堀 聡太

栃木県小山市出身。座右の銘は「You are what you read, see and listen.」。edit:ふつうごと(http://futsugoto.com)、osanai(http://osanai.site

マガジン

  • 感想 | ほりそう

    世の中の「もの」「こと」に関して、感じたこと / 想ったことを綴ります。

  • 日々のあわ | ほりそう

    日々の雑記についてまとめます。「あわ」のようにフワフワと浮かび、ともすれば消えそうなささやかな感情を記します。

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    今週気になったニュースをデイリーでまとめています。

  • TOITOITO仕事の振り返り(2024年度|4期目)

    2021年8月に創業した株式会社TOITOITOの、2024年度(会社としては4期目)の仕事振り返りをまとめたnoteです。日次で行なったこと、週毎のKPT、計画と現実の差異、学びなどを週に1回更新していきます(※業務によっては不定期更新になります、ご容赦ください)。

  • 恋 | ほりそう

    息子のこと / 息子に向けたメッセージを綴ります。

記事一覧

AIと創造性

2024年10月1日発行、雑誌『美術手帖』のテーマは「AIと創造性」だった。 「書く」を生業にしている私にとって、生成AIの隆盛は無視できない。「おれにしか書けない文章が…

理由は非公開で。

政治とか、私たちの生活に直結する話題において「非公開」「非公表」は困るけれど、考えてみれば「なんでこれって、堂々と公開(開陳)しちゃってるんだっけ?」と思うこと…

「東山ブルー」を生んだ、東山魁夷の色への向き合い方

昨日、恵比寿の山種美術館を訪ねた。 7年ぶり。前回は会社終わりに、歩いて山種美術館に向かった記憶がある。わりと近かったのだ。 7年ぶりだが、入り口に足を踏み入れた…

気になったニュースと音楽(2024年9月16日)

今週末は3連休でした。 今日は息子たちを実家の両親に預け、友人のグループ展に足を運ぶ。その前後で仕事をする傍ら、映画鑑賞をしたり美術展に行ったり。東京にはたくさ…

仕事の振り返り|TOITOITO(2024年9月15日)

週次の振り返り、ちょっと間が空いてしまいました。 先日の月次振り返りのときにも宣言した通り、コンスタントに仕事の振り返りを行なっていこうと思います。 全くのゼロ…

500〜

980gのニジマス

いつだったか「漁師になりたい」と言っていた長男。 今日遊びに行った釣り堀で、980gのニジマスを釣り上げた。 この釣り堀では、大きめサイズ(1,000g)と普通のサイズ(…

仕事の振り返り(2024年8月):平年並み

月間の仕事振り返りが7ヶ月ぶりになってしまいました。 ざっくり振り返ると、「2〜3月は低調、4〜5月は新案件の準備を、6〜7月はひたすら取材&執筆」という感じです。8月…

500〜

洗濯乾燥機の調子が悪い

数日前から、洗濯乾燥機の調子が悪い。 「洗濯・乾燥」コースなら問題ないのだが、「洗濯」「乾燥」をそれぞれ別コースでやると生乾きのまま出てくるという始末だ。だった…

「劇場版 アナウンサーたちの戦争」の舞台挨拶で橋本愛さんが語ったこと

9月10日、TOHOシネマズ日比谷にて、「劇場版 アナウンサーたちの戦争」の舞台挨拶が行なわれた。 登壇したのは、俳優の橋本愛さん。司会を務めたフリーアナウンサー・原元…

電車の中で、AM8:06に「君繋ファイブエム」を聴いているか

いま、私はASIAN KUNG-FU GENERATIONの「君繋ファイブエム」という21年前のアルバムを聴いている。Apple Musicで、BOSE社のQuietComfort Earbudsを耳に引っかけながら。 …

2024年、夏休み

日中は暑い日が続くものの、朝晩は涼しげな風も吹き、日によっては「寒い」と思うような季節になってきた。 我が家にとっては、この夏は思い出深い時間になった。小学校に…

気になったニュースと音楽(2024年9月8日)

今週は金曜日まで、めちゃくちゃ走りました。(仕事ね) 原稿執筆に苦戦し、「今回はもう書けないかも……」なんて妻に弱音を吐くこともありましたが、何とか乗り切ること…

いったいハリソン山中とは何者なのか。(新庄耕『地面師たち ファイナル・ベッツ』を読んで)

映画が面白かったから原作を。 という流れで、先日『地面師たち』の小説の感想を記した。 勢いそのままに、2024年7月に刊行された新作『地面師たち ファイナル・ベッツ』…

もぎたてのブルーベリー

我が家の庭に、ブルーベリーの実がなっている。 私たち家族が植えたものではない。もともと植えられていて、引っ越しする前年にも豊かに実がなっていて、収穫を楽しんだ。…

あわんばい

新調したメガネが、どうしても身体にあわんばい。 時々、そういった「あわんばい」というのはあって、肌着(パンツ)やTシャツの襟元、なぜか紐の解けやすいシューズ、ず…

たいたいたい。

今日はライティングに苦戦した1日だった。 自分の知識や経験をフル動員しても、記事の本質を見出すことができない。構成案も書いては消し、書いては消しの連続だった。散…

AIと創造性

2024年10月1日発行、雑誌『美術手帖』のテーマは「AIと創造性」だった。

「書く」を生業にしている私にとって、生成AIの隆盛は無視できない。「おれにしか書けない文章がある」というちっぽけな自負は、テクノロジーの大波に晒され、刻んできた足跡を軽々と均してしまう。

アーティストの村山悟郎さんは、2015年からAIを取り入れた作品を発表し続けている。雑誌のインタビューでは「AIの監視というシチュ

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理由は非公開で。

政治とか、私たちの生活に直結する話題において「非公開」「非公表」は困るけれど、考えてみれば「なんでこれって、堂々と公開(開陳)しちゃってるんだっけ?」と思うことがある。

最近、贔屓のタレントが「年齢およびスリーサイズ」を非公表にしていた。私はそのタレントが醸し出す雰囲気が好きなのであり、「バストがXXだから」という理由で好きなわけではない。XXはあくまで数字だ。「XXだったら最高で、YYだったら

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「東山ブルー」を生んだ、東山魁夷の色への向き合い方

「東山ブルー」を生んだ、東山魁夷の色への向き合い方

昨日、恵比寿の山種美術館を訪ねた。

7年ぶり。前回は会社終わりに、歩いて山種美術館に向かった記憶がある。わりと近かったのだ。

7年ぶりだが、入り口に足を踏み入れた瞬間、「ああ〜、こんな感じだったなあ」という記憶が鮮やかに甦ってきた。いうても、これまで2回しか来たことがない場所なのに。

展示室は地下にある。東京という土地柄もあり、決して広くはない。広くはないのに、それなりにお客さんで賑わってい

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気になったニュースと音楽(2024年9月16日)

気になったニュースと音楽(2024年9月16日)

今週末は3連休でした。

今日は息子たちを実家の両親に預け、友人のグループ展に足を運ぶ。その前後で仕事をする傍ら、映画鑑賞をしたり美術展に行ったり。東京にはたくさんの刺激があるなと実感します。(今のところ、サブスクは使い切れそうにないけれど)

今週は近所のスーパーにも新米が出回ってきました。3,500円ほどの高額でどうしようかと思っていたら、別のドラッグストアで旧米が2,000円ほどで販売されて

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仕事の振り返り|TOITOITO(2024年9月15日)

仕事の振り返り|TOITOITO(2024年9月15日)

週次の振り返り、ちょっと間が空いてしまいました。

先日の月次振り返りのときにも宣言した通り、コンスタントに仕事の振り返りを行なっていこうと思います。

全くのゼロより、完成度が10%でもマシなわけで。コツコツとアウトプットするのが私の数少ない長所のひとつ。再スタート、やっていきます!

──

今週のアウトプット今週は水彩作家yukkoさんのnote記事が公開されました。

インタビュイーのHさ

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980gのニジマス

980gのニジマス

いつだったか「漁師になりたい」と言っていた長男。

今日遊びに行った釣り堀で、980gのニジマスを釣り上げた。

この釣り堀では、大きめサイズ(1,000g)と普通のサイズ(150〜200g)がそれぞれ別の池で飼育されている。普通のサイズのニジマスは塩焼き用。大きめサイズは刺身として捌かれることが多いそう。

長男が釣り上げた大きめサイズのニジマスは難易度が高いらしい。店員さん曰く「中〜上級者向け

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仕事の振り返り(2024年8月):平年並み

仕事の振り返り(2024年8月):平年並み

月間の仕事振り返りが7ヶ月ぶりになってしまいました。

ざっくり振り返ると、「2〜3月は低調、4〜5月は新案件の準備を、6〜7月はひたすら取材&執筆」という感じです。8月は熱中症&夏バテで調子を崩しましたが、風邪やコロナウイルスなどに感染することはなく生活ができています。

株式会社TOITOITOは8月から4期に入りました。3期は1〜2期からジャンプすることを目指したけれど、小ジャンプ程度に終わ

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洗濯乾燥機の調子が悪い

数日前から、洗濯乾燥機の調子が悪い。

「洗濯・乾燥」コースなら問題ないのだが、「洗濯」「乾燥」をそれぞれ別コースでやると生乾きのまま出てくるという始末だ。だったら「洗濯・乾燥」コースでやればいいだろうという話もあるのだが、ネットに入れなければならない洗濯物もあり(ネットのまま乾燥にかけるわけにはいかない)、この不具合に頭を悩ませている。

実はこの問題、1年前にも発生したのだった。そのときはメー

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「劇場版 アナウンサーたちの戦争」の舞台挨拶で橋本愛さんが語ったこと

「劇場版 アナウンサーたちの戦争」の舞台挨拶で橋本愛さんが語ったこと

9月10日、TOHOシネマズ日比谷にて、「劇場版 アナウンサーたちの戦争」の舞台挨拶が行なわれた。

登壇したのは、俳優の橋本愛さん。司会を務めたフリーアナウンサー・原元美紀さんの質問に対して、終始言葉を選びながら、真摯に回答されていたのが見事だった。

取材をしたWebメディア各社の記事は、紙幅の関係もあるのだろう、橋本さんの発言の一部のみ掲載に留まっている。

せっかくなので、私がメモした内容

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電車の中で、AM8:06に「君繋ファイブエム」を聴いているか

電車の中で、AM8:06に「君繋ファイブエム」を聴いているか

いま、私はASIAN KUNG-FU GENERATIONの「君繋ファイブエム」という21年前のアルバムを聴いている。Apple Musicで、BOSE社のQuietComfort Earbudsを耳に引っかけながら。

いま、朝の8時6分で、電車に乗っている。通学や通勤のピークタイムで、私は幸い座席に座っている。ふと車内を見渡すと、私と同じくらいの年齢の女性が小さな欠伸をしていた。この後、世間を

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2024年、夏休み

2024年、夏休み

日中は暑い日が続くものの、朝晩は涼しげな風も吹き、日によっては「寒い」と思うような季節になってきた。

我が家にとっては、この夏は思い出深い時間になった。小学校に入学した長男にとって初めての夏休みだったからだ。

夫婦ともに働く我が家にとって、「どう夏休みを過ごすか」はそれなりに苦心した。「毎日学童に行かせるのは(子どもが)かわいそう」といった声や情報も巷に溢れ、それなりに狼狽しつつ、1ヶ月以上に

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気になったニュースと音楽(2024年9月8日)

気になったニュースと音楽(2024年9月8日)

今週は金曜日まで、めちゃくちゃ走りました。(仕事ね)

原稿執筆に苦戦し、「今回はもう書けないかも……」なんて妻に弱音を吐くこともありましたが、何とか乗り切ることができました。

個人の喧騒をよそに、相変わらず世間は、自民党総裁選や立憲民主党の代表選などのニュースで持ちきりです。はっきりいって、党員以外は「どうにもならない」話です。もちろん関心は高くあって然るべきですが、投票する権利がない以上、ど

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いったいハリソン山中とは何者なのか。(新庄耕『地面師たち ファイナル・ベッツ』を読んで)

いったいハリソン山中とは何者なのか。(新庄耕『地面師たち ファイナル・ベッツ』を読んで)

映画が面白かったから原作を。

という流れで、先日『地面師たち』の小説の感想を記した。

勢いそのままに、2024年7月に刊行された新作『地面師たち ファイナル・ベッツ』も読了。前作のスリリングな展開は変わらない。シンガポール、北海道を舞台に、幅を広くする意欲作に仕上がっている。

『地面師たち ファイナル・ベッツ』
(著者:新庄耕、集英社、2024年)

──

前回のnoteで、Netflix

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もぎたてのブルーベリー

もぎたてのブルーベリー

我が家の庭に、ブルーベリーの実がなっている。

私たち家族が植えたものではない。もともと植えられていて、引っ越しする前年にも豊かに実がなっていて、収穫を楽しんだ。今年はちょっと収穫時期がひと月ほどズレて、いま、ようやく実がなっている。

朝起きて、雨戸を開ける。

そのついでに、実を収穫する。朝ごはんに添えるためだ。もぎたてのブルーベリーは新鮮だ。そりゃそうだろう、直前まで茎を伝って養分が届けられ

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あわんばい

新調したメガネが、どうしても身体にあわんばい。

時々、そういった「あわんばい」というのはあって、肌着(パンツ)やTシャツの襟元、なぜか紐の解けやすいシューズ、ずり落ちがちなソックスなど。

どうにもこうにも、「あわんばい」というのは、ほんの少しだけ絶望させるものだ。

広辞苑で「絶望」を調べると、「望みのたえること。希望を全く失うこと」と書かれている。絶望を経て、どんな感情になるのかは人それぞれ

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たいたいたい。

たいたいたい。

今日はライティングに苦戦した1日だった。

自分の知識や経験をフル動員しても、記事の本質を見出すことができない。構成案も書いては消し、書いては消しの連続だった。散歩して気分転換しようと、仮眠をとろうと、モヤモヤは消えなかった。

……ということで「産みの苦しみ」と題したnoteを書こうと思った。

キーボードに向き合ったとき、「あれ?過去こんなテーマで書いたことなかったっけ?」と検索したら、以下の

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