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サラリーマンの孤独と悲哀

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サラリーマンの孤独と生き様。 普通でいることが何か。 普通に生きることが難しいと感じているあなたに 読んで欲しい。
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2021年3月の記事一覧

ぼくは車の運転ができない

ぼくは車の運転ができない

ふと振り返ってみると、
他人が当たり前にできること
ができないことが多い。

自分が求めた「結果」にはことごとく
「失敗」を重ねてきたということ。

これからも失敗を続けるだろうし、
それでいいと開き直っている。
そのうちのひとつを今日は書きたい。

たとえば車の運転。
普通免許は取得したが、
絶望的にセンスがない。

隣に座った同乗者に
「死ぬかと思った」といわれたこと
は一度や二度ではない。

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緑茶ハイより愛せないものは通り過ぎろ

緑茶ハイより愛せないものは通り過ぎろ

「ホーリーさん、お久しぶりです。
聞いてくださいよー」

私が店に入るなり、
彼は緑茶ハイのグラスを
片手に近づいてきた。

そんな光景を目にし、
マスターも苦笑いで
私におしぼりを差し出した。

今日は所用が早く終わり、
カウンターだけの立ち飲み屋にやってきた。
7人入れば満席の小さな店である。

半年以上前に引っ越しをしてからは、
まったく来られなくなっていた。
久しぶりに夕方から、
こっそり

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「夢が見つからなかったおじさんの末路」~トレッキング型で前に進む~

「夢が見つからなかったおじさんの末路」~トレッキング型で前に進む~

「いや、聞きたいのはあなたの夢ですよ、
10年後とかどうなってたいんですか」

彼は少しいらだったのだろうか。

オンラインの画面越しに
言葉を投げかけてきた。

向こうの画面には、
あまり関心のない自分でも
分かるブランドものの時計が
視界に入った。

苦笑いを浮かべているのが
自分でもわかる。

違う価値観の人にふれることで
自分を成長させる機会を作りたい。

そう思って、ある交流会に参加して

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その指先にあった「絆」が、みんなを強くする

その指先にあった「絆」が、みんなを強くする

何度触れても、涙が出てくる。

やる気が満ち溢れてくる。
そんな存在はあるだろうか。

音楽、映画、小説、絵画、
もしくは大切な人に会うことかもしれない。
何でもいい。

なにか落ち込んだときに、一瞬で
奮い立たせるトリガーのようなもの。

これを持っていると、
人は強く生きられる。

苦しくなったときに取り出して、
前を向く力を再生する。

自分はそういうものだと信じている。

みんなの気持ちが

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【しくじり】自分の営業スキルを勘違いしちゃった先生

【しくじり】自分の営業スキルを勘違いしちゃった先生

過去のしくじりを書く。

相当の勇気がいる。

今までは書きたいことだけ書いてきた。

ただ前回下記の記事を書いていて、
自身の戒めのためにも
急に書いておきたくなった。

ここ1週間で
「ありがとう」と
誰かに言葉にしていない人は、
必ず最後まで読んでほしい。

スマホをみんなが持ち始めたころの話ある法人営業部署に所属していた。

携帯電話やスマートフォン、
オフィス用のコピー機がメイン商材。

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