#マネジメント
失敗しないチームビルディング
前回、プロジェクト計画書について書いた。
端的にまとめると、固有のゴールのある仕事であるなら、どんなものでもプロジェクトであり、規模の大小に関わらず計画を立て、且つ、それを計画書のカタチで明示化することが成功のために有用である、という話。
さて、プロジェクトを複数人で進める場合、当然ながらプロジェクトチームが編成されることになるのだけれど、その際のチームビルディングについて本稿では触れてみたい
マネジメントとは経営すること。
マネジメントという言葉がある。ふつうに訳すと「管理」である。例えば、プロジェクトマネジメントは「プロジェクト管理」と訳されることが多い。実際、間違っていないけれど、日本語の「管理」と英語の「management」は若干ニュアンスが異なるように思う。
日本語で「管理する」というと、粛々とつつがなく進行させていくような印象を持つ人が多いのではないだろうか。実際、プロジェクト管理を「進行管理」と解釈し
プロジェクトマネジメントの基本
自分のコアな職能を説明する際、プロジェクトマネジメントの領域を語ることが多いものの、それを正しく説明することについてはあまり自信がない。
いちおう教科書的に答えるのであれば、PMBOKの定義に従い、有期かつユニークな目的を持った仕事であるところのプロジェクトを対象に、その完了までの計画を立て遂行すること、とかになると思う。説明としては概ね間違っていないと思うけれど、知らない人には結局なんだかよく
信頼を勝ち取るための方法
当たり前のことを書きますが、人の信頼を得られると、色々とモノゴトを進めやすいです。同じことをするにしても断然スムーズになります。
もちろん、信頼を得るのはそれまでの行為の積み重ねなので、一朝一夕にできるものではないですし、そもそも信頼を得ることで享受できるメリットを目的として信頼を勝ち取りにいくというのは本末転倒と言えます。信頼を裏切る行為と言えなくもありません。
ただ、信頼を得るためのコツは
転ばぬ先の杖:プロジェクト計画書のススメ
以前に「マネジメントとは経営すること」と書いた。
経営であるとすれば、プロジェクト=事業であり、事業に事業計画があるように、プロジェクトにはプロジェクト計画がある。
そのプロジェクト計画を取りまとめたドキュメントが「プロジェクト計画書」である。いきなり身も蓋もないことを書くが、プロジェクト計画書がなくてもプロジェクトは始められる。が、複雑化したプロジェクトにおいて、これがないことで事故率が飛躍