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いろいろマーケティング

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2019年11月の記事一覧

話題の行動経済学の基礎を約10000文字でまとめました

話題の行動経済学の基礎を約10000文字でまとめました

最近、行動経済学の勉強を始めました。このnoteでは、今までの成果をまとめたいと思います。

中には、意味を取り間違えたり、解釈を勘違いしたり、読み間違えている点もあるかもしれません。その際は「何間違ってんだよ」とお叱り下さい。でもキレないで。怒らないで…。優しく叱って下さい。

なお、私が勉強に使った教材は大竹文雄先生(大阪大学)の刊行された「行動経済学の使い方」です。行動経済学面白い!と思われ

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ソーシャルメディアマーケティングにおける「PGC」の必要性 #ホットリンク

ソーシャルメディアマーケティングにおける「PGC」の必要性 #ホットリンク

※こちらの記事は、ホットリンクのSNSコラムにも転載されています。

最近SNSマーケティングにおいて、「UGC」という言葉を聞くことがとても増えてきました。
いわゆる、クチコミによって一般消費者の方たちに自社商品・サービスを広めてもらおう!というものですね。

一般消費者のクチコミは信頼度も高いので、沢山UGCが出れば商品・サービスの認知や好意度、売上に貢献しやすく、かつ費用はかからないので非常

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財政赤字を家計の赤字に例えてはダメ

財政赤字を家計の赤字に例えてはダメ

財務省は、政府の財政赤字の大きさを、家計簿に例えて説明していますが、これはミスリーディングだから、やめるべきです。
家計簿の赤字を減らそうと外食をやめれば、赤の他人であるレストランが困るだけで、家計簿の赤字は簡単に減らす事ができますが、政府が財政赤字を減らそうと増税すれば、赤の他人ではない国民が困る事になります。しかも、景気が悪化して税収も思ったほど伸びないかも知れません。
国の財政赤字を例えると

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ブランドとファンの「素敵な距離感」

ブランドとファンの「素敵な距離感」

長年、ソーシャルメディアを中軸にブランドとファンをつなぐ仕事を支援してきて、痛感することがあります。

それは、ブランドとファンの「素敵な距離感」の難しさです。

ブランド側は、極限までファンとの距離を詰めたがる。先週よりも今日、週に1度よりも2度3度接触したいし、頻繁ないいねやリプライをもらいたい。

ブランドコミュニティであれば毎日のようにログインしてほしいし、こちらからのお題には応えて欲しい

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いいペルソナ、悪いペルソナ〜高広流ペルソナの作り方

いいペルソナ、悪いペルソナ〜高広流ペルソナの作り方

「ペルソナ」とか「カスタマージャーニー」とか。

Googleで検索をすると色んな会社や人が「効果的な作り方」などのHow-Toコンテンツを公開してますよね。で、みなさん参照していらっしゃると思います。

やり方は人それぞれでしょう。例えばこうこうこういう項目を入れましょうとか、「ペルソナ作成必須の20項目」みたいなのとか、実際のユーザーに聞きましょうとか。

それらが悪いとは言いません。

でも

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顧客視点でポジショニングを考えること

顧客視点でポジショニングを考えること

今日はポジショニングをテーマに書いていきます。

マーケティングの仕事をしていれば、誰もがポジショニングという言葉を使っていると思いますし、ポジショニングマップというものを描いたことがあると思います。

ポジショニングは超重要で、ポジショニングが明確になっていなければ、どんなに商品価値を見直したり、広告の細部にこだわって運用しても改善幅は限られます。

ただ、ポジショニングの考え方自体が詰められて

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マーケターにおすすめのTwitterアカウントに選んで頂きました

マーケターにおすすめのTwitterアカウントに選んで頂きました

Marketing NativeというCINCさんが運営しているデジタルマーケティングメディアが実施した「マーケターにおすすめのTwitterアカウント63選」という記事の、CMO・マーケターカテゴリで、私のツイッターアカウントを紹介して頂きました。

実は7月から、CMOの肩書きも外れてますし、マーケッターと呼んで頂くほどマーケティング業務に関わっているわけではないのですが(汗)

足立さんを初

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記憶に残る幕の内弁当はない。

記憶に残る幕の内弁当はない。

明日の言葉(その20)
いままで生きてきて、自分の刺激としたり糧としたりしてきた言葉があります。それを少しずつ紹介していきます。

ボクはかなり凡庸だ。
ポジティブに言い換えると「ほどほど」だ。

なんでも「ほどほど」に出来た。
いわゆる器用貧乏。
ちょっと格好つけるなら、オールラウンダーと言ってもいい。

ただ、周りにいた「先進的かつ先鋭的な先輩・同僚・後輩」や「センスの塊のような広告クリエイタ

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デジタルトランスフォーメーション(DX)は社会の変革をもって終わる

デジタルトランスフォーメーション(DX)は社会の変革をもって終わる

世間で話題となっている「デジタルトランスフォーメーション」とはなんなのか?なぜ騒がれているのか?

ずっと不思議だったけど、先日参加したセミナーで少し腹おちした。

デジタルトランスフォーメーションは、デジタル化によって人の生活、文化を変えていく事だ。特に日本の様にリソースが分散している社会では、企業を超えて創り出す必要があるし、政府も社会も一緒になって作り出す必要がある。だから、関わってる人は世

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3C分析をマーケティングトレースで活用する際のポイント

3C分析をマーケティングトレースで活用する際のポイント

マーケティングトレースをする際に、3C分析をどのように活用するのかを解説するnoteです。

3Cとは、「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の3つの頭文字です。

3C分析を活用する目的顧客・競合・自社、3つの視点で情報を整理し、分析することで、マーケティング戦略の土台を整理するために活用することができます。

PEST・SWOT・5Forceな

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