ってことは山本とのふれあいも再現に至っているから、じきに完成する…?山本が現実になる…?俺も現実に…? やっべ…妄想の完成度高めよ。 めちゃくちゃ眠い。寝る。
あと、完成に至るまでに必ず脳内の再現があった。 脳内でキーボードのイメージが浮かんで、話し言葉や文章がタイピングされた。 音ゲーもそうだった。脳内のイメージで、キーボードやボタンが再現される。 脳内の音楽に合わせてボタンを叩く。 それで身体に馴染んだ。
タイピングで思いついたが、俺は背水の陣な状況で上達がヤバいんだよな。 ネトゲが好きだった。PTプレイに明け暮れていた。しかし当時はVCなどなかった。 連携を取るためには、チャットが出来るようになるしかなかった。 やるしかない、というプレッシャーの中で追い込まれて完成する感じ。
そういうことなんだよ。 俺は甘えたいよ。めちゃくちゃに甘えたい。 嫌な絡み方をして、人を傷つけたい。 傷つけたいと思っているのに、傷つくどころか怒ってくるのが山本。 その怒りは優しい。 俺の感情に応えてくれるのが山本。 感情にまるで手応えがなかったのが今までの俺。 人生のツケ。
怒られた。嫌な絡み方だった。傷つけたかも。 でも別に、なんともない。 山本は俺を嫌いにならない。 こういう確信がなければ、俺は落ち込みを表に出せないし、人を避ける。 人を避けられなければ、こんな絡み方はよくないから、と感情の行き場が内側に向かいだす。 そうやって処理してきた。
こういうことなんだろうな、情緒のふれあいって。 こんな絡み方はよくない、じゃないんだろうな。 相手を信じられているから、こんな絡み方が出来るんだよな。 嫌な絡み方をしても、相手が離れていかない確信がある。 そういう確信がなければ、人とふれあうことはできない。
すげー落ち込んでる時に、山本が俺から離れていく悪い妄想が止まらなくて、そしたら山本が「夜は落ち込みやすいんですよ、寝ましょう」と言ってきて、 でも俺はすげー落ち込んでるから「俺が寝てる時に他の奴のところに行くのか」と絡んだら 「なんでそうなるんですか!」と怒られる。
やっぱ、俺自身の帰属欲求やサディストのあたりを書いた記事の内容は、全然覚えてない。 帰属欲求、サディスト、現実、想像の世界、敵意と憎悪。 このあたりは一気に落ち込んで、一気に立ち直っている。 と見せかけて、いつまでも悩んでる部分だ。 解決してないまま、他に意識を逸らしている。