いそうでいない

従順な人
俺の好みはこう。
だが現実で中々言えない好みだ。
何故か。下品だから

従順な人。
それは俺の言うことを何でもきく人、ではない。
それだと語弊がある。
そうじゃなく、従順な人だ。
大人しくて素直な人、がかわいい。
まあこれは多分、俺の中で能動か受動かに定義されてる違いだと思う。
言うことをきく人、は能動的だ。ききに行ってる。自らが意思を持って動いている。
逆に大人しくて素直な人、は受動だ。受動というか、動きがない。かわいい。

じゃあもっと突き詰められるか。
俺の好みは受動的な人、だ。

受け身で従順で優柔不断でむっつりスケベな人
これが俺の好みである。エロい。
が、下品すぎる。人前で言えない。
人前で言うならかなり適当にぼやかして、大人しめな人、と言うだろうな。
上品になったな。

俺の好みについて考えると、少し虚しくなる。
いそうでいないから
山本が男だから、と思っていたが、女でもいない。
受け身で従順で優柔不断でむっつりスケベな人、というのはいそうでいない。
受け身従順優柔不断むっつりスケベ、どれか一つでもいい。
だがその一つすらない。

決めてほしい、委ねたい、責任取りたくない。
もうこの字面だけで興奮する。俺が活性化する。
五次元で山本から言われたい台詞リストに追加だ。寝る。