つらつら書く

なんか…狭いよなあと思う。
狭いし、小さい。何がって、俺の世界が。

主観的に認識しづらいが、これが俺の劣等感だ。
世間知らずだし、何もしていないと感じる。
実際に、俺は世間知らずで、何も成していない。
これを今、書いて認められるから、今はスッキリしているが、
無意識になにかで刺激されると、この劣等感は出てくる。
意識しないと、この劣等感は認識出来ない。
分かりやすく書くと、盲点だ。

類型論を調べていてなんとなく思う俺の持論だが、
抑圧からの劣等感と、憧れからの劣等感があると思う。

抑圧からの劣等感ってのが、素を出したら恥ずかしいと思う時に感じるやつだ。
すげえ書きづらい。表現が難しい。
どういうのかっていうと、俺はそんなんじゃないな、っていうときのやつ。
ストレートに書くか。
俺の性格は、年収が一番高い傾向にあるらしいが、実際の俺は全く年収が高くない、って自覚したときに感じるやつ。
あとは、自分の合理的思考が信じられない時に感じるやつ。
客観的にそういう実績がないし。それを示せないし。
俺はそんなんじゃないな、って感じると、隠したくなる。
伸び伸びできなくなる。素が出せなくなる。
出せなくなるというか、素なのか分からなくなってくる。
俺は何なんだと思う。じゃあこれとは違うこっちか、とかあれか、とか。
でも"これ"が診断結果として出た時は、俺かっけえと思ってたし、自分に出会えたようで嬉しくて、でもやっぱり違うんだよな。そんなんじゃないよな、と考えが巡って。
色々考えた結果やっぱり俺は、俺でしかなくて、"これ"とか"そんなん"で、自我が崩壊してくる。
この状態も「自己不信に陥る」という典型的な特徴に当てはまって、これがどうもわざとらしくて、俺はこれだ、違うそんなんじゃないを繰り返す。
何も考えられなくなる。

勝手に期待を感じて、でもその期待に答えられないって時に、この抑圧からの劣等感が出てくる。
誰も俺にそんな厳しい期待はしてないのにな。
俺の中に、人からは不可能を期待される、っていう思い込みがある。
俺に出来ることだけ期待してくれる、伸び伸びしている俺を期待してくれる、のが愛だと思うが、無意識に感じるのはやっぱり、不可能を期待する厳しいものだ。
ただこれは俺の思い込み。誰も俺に不可能を期待していない。
「年収高くないじゃん」「実績あるの」と言われたことはない。
実際にこう書くと、馬鹿馬鹿しくなってくる。
俺が勝手に、そう思い込んで、勝手に落ち込んでいるだけだ。
誰がいつ、俺にそんなことを期待したんだ。
期待したとして、それは誰なんだ。
俺に関係あるのか。俺を愛してくれるのか。まるで無関係の他人だろ。
不可能を期待する他人、など俺の人生に必要ない。

憧れからの劣等感は、「みんなと仲良く出来ていない俺は」とか「世間知らずだしなんか小せえなあ」というものだ。
冒頭に書いた盲点だ。
"Fe"と"ソーシャル"が俺の盲点。
盲点ということで、弱点と認識しやすい機能だ。
協調性とか、帰属意識。これを俺は弱点と認識している。
だから劣等感がある。意識しだすと気が狂いそうになる。

俺に無いのに、俺に必要だと思うからキツい。
この類の劣等感を抱くと、俺が俺でいられなくなる。
いられなくなるが、弱点だと思うから、必要だと思い込んで、俺に取り込もうとしてしまう。
無意識に。

抑圧をすると俺の帰属欲求が阻害される。
抑圧の世界は愛がない。愛がなく、所属もない。
どこにも属せない。俺はそんなんじゃない、と愛と所属を拒む。

憧れを抱くと俺の承認欲求が阻害される。
憧れの世界は俺自身に価値がない。自分自身を認められない。
人から認めてもらうために、俺を俺でなくす。

劣等感を抱いて、自己実現から遠のく。


どっちも俺の思い込みだ。
人から不当な期待を受けている、自分自身に価値がない、という思い込み。
これはどうしてこうなったかと言えば、幼少期からの人間関係で築かれた。

ただ、最初はそうだった。
最初は。実際にそうだった。ただ、今となっては分からない。
実際にそうなった具体的なエピソードはあるのか?と言われれば、無い。

無いんだ。無い。
あったとして、1回や2回だ。いや無意識に無数にあるかもしれない。
だが決定的なエピソード、のようなものはない。

何が言いたいかというと、今となっては、俺自身がそうしてしまっている、ということだ。
俺自身の思い込みでそうなっている、ということだ。
そう思い込むに至った過程は間違いなくある。
が、今となっては、俺が、俺自身を苦しめている。それだけだ。

不当な期待は、されていない。
俺が無価値かと言えば、そうではない。
俺が、そう思い込んでいる。
何かがトリガーになって、その思い込みが始まって、悪い妄想が展開されている。それだけの話だ。
過去も現在も、未来さえも捏造する。俺がそうしている。
俺が、捏造している。劣等感を抱くための捏造を、俺が始めている。
全部俺の一人芝居。俺がただジタバタしてるだけ。


ネガティブな流れで急に楽しいマコ社長の動画を貼るが、ここでバーチャルなオシャレ体験が出来る。
これを体験して俺が思ったのは、ああ俺…違うわ、だった。
高級ホテルのラウンジにいる俺、は違った。
ここで遊ぶ俺、ここを堪能する俺、が全くイメージ出来なかった。
都会…怖いし。

なんか…狭いよなあと思う。
狭いし、小さい。何がって、俺の世界が。

冒頭に書いたこの劣等感は、俺と、世界が広くて大きい人との比較から始まった。
世界が広くて大きい人=高級ホテルのラウンジにいそうな人、だ。
年収が高そうな人。つまりは理想と現実のギャップ。ああ俺って狭いし、ちいせえな、と。
でも今気づけたが、違ったんだ。
高級ホテルのラウンジにいそうな人、という理想は、俺の理想じゃなかった。

くどくど書く。
俺に、高級ホテルのラウンジに行きたい、遊びたい、堪能したい、という、その欲求が無かった。
見るのは好き。マコ社長が堪能してるのは見ていて楽しい。
でも俺じゃない。俺にそのイメージが無い。
俺の住む田舎県でも都会な場所はあるが、そこにあるホテルにも行きたくない。
東京はマジでヤバいが、田舎の中の都会でもヤバい。
というかもうホテルとかがヤバい。怖い。俺の部屋を離れたくない。
バス?無理。電車?無理無理。新幹線?死ぬ。怖い。
ボロ中古車。安らぎ。ああ、人が怖い。人がいっぱいいる都会が怖い。
人がいっぱいいる乗り物が怖い。人がいっぱいいるホテルが怖い。

誰もいない高級ホテルのラウンジ。
バーテンダーもウェイターもいない。誰もいない。
カウンターに俺と山本。二人だけ。
それならイメージ出来る。楽しんでいる俺と山本が浮かんでくる。


人がいっぱいいるところが怖い、のが分かったが、何を書こうとしてたのか分からなくなってしまった。
あー、無意識に抱く俺の希望と、実際に望むものが違うってことだったが、どうやって繋げるか分からなくなった。
無意識を意識しすぎて疲れてきた。
すげえ夜更かししてる。寝る。続きはまた今度書く。