今日は『プロミシング・ヤング・ウーマン』『17歳の瞳に映る世界』『ココ・シャネル』『少年の君』を観ました。シャネルは観なくてもよかったかな。『少年の君』はやはり良く、『プロミシング〜』と『17歳〜』は7月公開注目作の記事外だけど気になっていて、観てよかった。三作には通じるものが。
「17歳の瞳に映る世界」(2020)は望まぬ妊娠をした10代の女の子の数日間を描く映画である。基本的に感情を表に出さない主人公が表情を崩す心理カウンセリングの場面(原題はカウンセリングの回答項目)の緊張感が強烈な印象を残す。映画の中で一番邪悪なのは宗教という視点もユニークである。