脂溶性

香りを生かす調理法〜全てに共通する原理について〜

今回は『香り』についてがテーマです

どこの厨房でも『香りを移す』ことを目的とした調理工程を踏んでいます。それもいろんな場面で数多く見かけます。その一つ一つの行為に明確な意味がある事を理解していますか?

・ニンニクオイルで考える

例えばニンニクオイルを作りたい場合について考えて見ましょう。

①ニンニクの細胞を壊す

より多い量の香りをオイルに移したい順番は1️⃣みじん切りに2️⃣潰す3️⃣半

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干物×ソミュール液 #07

■ハーブは脂溶性?水溶性?

前回までの実験で、出来上がったソミュール液に後からハーブを入れるより、液にハーブの風味を移してしまってからの方が、より素材(いまのところ鯵)にハーブ香が移る結果になった。

なので、ハーブ香のするソミュール液をつくることが次なる目標だ。

ではハーブの香りが移りやすい液体はなんであろうか。

ザッと料理関連の資料を手繰ると、ハーブ成分は脂(油)溶性であると書かれている

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0128.ミダゾラム?ジアゼパム?

ベンゾジアゼピン系化合物であるミダゾラムは、単独での使用では犬では逆に興奮作用が認められることがあるため、最近は麻酔前投与薬としてあまり使用されなくなってきました。

 No.0122では、麻酔前投与薬ではなく、麻酔導入薬として一緒に使用する共導入co-inductionという使用方法で、プロポフォールの導入量を有意に低下させることができるともお話しました。私も重症患者の場合には、プロポフォールの

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スタチンによる横紋筋融解症(Rhabdomyolysis:RM)の発症機序を考えてみる

小林らはいずれのスタチンも濃度依存的にRD細胞の生存率が低下する事を確認した。RDとはrhabdomyosarcomaの事で、和訳すると「横紋筋肉腫」。ここではRD細胞≒骨格筋細胞と考えることとする。
 その細胞障害性の強さは、セリバ>シンバ>フルバ>アトルバ>ロバ>ピタバ≫プラバ、ロスバの順だった。
 ※セリバスタチンは日本では未承認。
 また、下のTable1, Fig2ように脂溶性(Po/w

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油水分配係数o/wが1より大きかったら、水に溶けない?本当?

物質が脂溶性か水溶性かは、臨床上の判断材料として使うことは実は少なくない。
 まず、腎排泄型か肝代謝型の目安として利用されることが多い。でも、後述する数値から読み取れる ”クセ” を分かっていないと判断を誤る原因になる。
 また、何らかの事情で食事が摂れない場合などに、空腹状態で服用したら消化管吸収率はどうなるか、有効性・副作用などに影響は出そうか、などの目安にもなる。
 そこでの指標となるのが、

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