人生に意味づけなどしない方が圧倒的に楽しいと思う。 この世に生まれてきた意味や使命を考えている間に、胡蝶の夢ほどの刹那のこの人生はどんどん残り少なくなっていく。 使命のある人は気がつけばすでに使命を生きている。 ポトスの葉の朝露ほどのわたしたちの人生。 お昼にはもう乾いている。
我は蝶 吾は花
たはぶるる名残の萩と蜆蝶 胡蝶の夢を萩も見るらし
蛾の夢に人となりしかこの我は ほどなく覚めて蛾に戻るべし