北乃銀猫
短歌をはじめたきっかけは、我が家の猫たちへの気持ちを残しておきたくなったからです。 彼らとの出会いに感謝するわたしからのラブレターです。
母との関係にいい思い出はあまりありません。いまだにいろいろ葛藤があります。そんなこんなを短歌にしています。
わたしの短歌、わたしの記事をご紹介くださった方の記事をマガジンにしています。
自宅から二時間半ほどクルマを走らせて、桜の名所に行ってきました。 どうやら、過去に二度、ここに桜を見に行ったことがあるようです。二度目は覚えているのですが、一度目の記憶がまったくないことをパートナーに指摘されました。 大変有名な名所なので、混んで混んで大変な場所なのですが、ゴールデンウィーク前のギリギリ平日ののどかな時間に訪れたおかげで、しあわせな状態で鑑賞できました。無職万歳!(自虐的です、あはは)。 学生時代に、"A rose is a rose is a
春の雨には、冬の名残りがあったり雨の季節の予感があったり、寒さを感じつつも期待感も含んでいるような気がします。 三女猫が窓際のベッドで昼寝をしているときに、かなり激しい雨が降ってきました。規則的なリズムではなく前衛的とも言えるような不規則な律動でした。 けっこううるさかったので、目を覚ますかな、と思っていたのですが、そこはさすが猫。ぐっすり眠ったままでした。 猫のような睡眠、たまにはとってみたいものです。
月がきれいな夜、浴室の窓を開けてみました。お月様が見えるかな、と思って。 見えたのですが、バスタブの水面にまで映すことはできませんでした。もう少し近くないとね。 だから、こんなことしてみたよ、という歌ではありませんが、できたらちょっとうれしいだろうな。 恋占いはもう必要ないけれど。
実家には墓がありますが、遠方であることや男子がいないこと、ほかにもめんどうくさい問題が山積です。近い将来、墓じまいをしなくてはならないと思いますけれど。 わたしは実家の墓に入ることはない(はず)ですが、この現代、墓とはなかなか厄介なものです。悼む気持ち、弔う気持ちとは別の方向にあるような気がします。 わたしが死んだら、パートナーには桜の木を庭に植えてもらって、花が咲き、そして散る様を愛でてくれればいいのに、などと思っています。そこに遺骨を埋めてほしい訳ではなく、わたし
わたしが住む自治体は、北緯43°に位置します。 高速道路を走っていると、「マルセイユとミルウォーキーも北緯43°」と思しき看板が掲げられている地点を通り抜けることがあります(場所が場所なので、写真は撮れていません)。 どちらの街も名前 だけ知っていて、行ったことは一度もありませんが、たまに見るあの看板のおかげで、このふたつの街も同じ緯度にあるのだと知ることができました。 わたしの自治体の姉妹都市のひとつはミュンヘンなので、ミュンヘンが43°にあるのだろうと思って
デニッシュにしてもパイにしてもミルフィーユにしても、ぱさぱさ系の生地の小麦の焼き物を食べるとき、子どものように散らかすわたしです。食後には必ず、テーブル周囲に掃除機をかけます。単に食べるのが下手くそなのですけれど。 おいしいのに、はらはらはらりに余計な気を遣うので、気持ちがおいしく戴けません。 好きなのに食べるのが苦手、という食べ物、ありませんか。
パートナーはセミプロの野菜作りをする話は、以前にも記事にしたことがあります。 そのパートナーが、今年の家庭菜園のため始動しました。とうきび(とうもろこしのこと。当地方言ではとうきびといいます)の種を買いに行きたいと。 とうきびにもいろいろな品種があるのですが、パートナーは「どうしてもこれがほしい」という品種があるのです。 近場での種苗店は廻りつくして手に入らず、 「去年行ったあの町の店に行こうよ」 と、声を掛けられました。自宅から一時間弱のドライブです。
昨年の十月に糖尿病が発覚し、闘病中の三女猫。インスリン注射が功を奏し、血糖値のコントロールはできてきました。 しかし、二月に足に神経症状が出てきてしまいました。 獣医師の話だと、血糖値さえきちんと安定すればほとんどの場合は回復するとのことなので、怪我に気を付けながら様子を見ています。 後ろ足にチカラが入らないようで、何ともぎこちない歩き方をしていますが、本猫は元気にしています。 すこーしずつ回復しているようで、一時は完全に避けていたやや高い場所にも行くようにな
自分の人生なのですから、後悔のないように自分のためにがんばれればよかったのですが、いつのまにやら忖度する人生を選んでしまっていました。 がんばったことはがんばったのですけれど、自分のためではなかったなあ、というところが、やはりずっとついて回ります。 ですから、いまからでも間に合うところは自分のためにがんばっています。
地元ではやらないのですが、旅先では夜に街を歩くのが好きです。昼間もいいだけ歩くのですが、同じ道であっても夜はまた趣が異なるものです。 昼間には見つけることができなかった何かが見つかることもあります。 またいつか、ゆっくりと旅に出たいものです。わたしも元気に、猫も元気になったらね。
ずいぶん昔のわたし自身を詠んでみました。 以前にも書いた、というか愚痴った覚えがありますが、わたしの上司運は皆無に等しいものでした。ただし、同期や先輩の同僚には比較的恵まれていました。 仕事自体もおもしろく、好きで好きで残業もまったく苦ではなかった頃がありました。パートナーといっしょに住み始めても、その生活はほとんど変わりませんでした。 それでも疲れはしますから、平日の食事の支度はなかなかの敵でした。料理が得意でも好きでもないというのが、いちばんの原因ではあった
早い桜が咲き、釣られるように早いムスカリが咲き出しました。さすがにライラックはまだですが。 去年、次男猫が闘病していたとき、何とか春までもたせて花を見せてあげたいと思っていました。 ふきのとうには間に合ったかな。ムスカリも桜も無理でしたけれど。 そんなふうに春を見ていたせいか、今年の桜が咲いてうれしいのに、心の中には何か引っかかるものがあるのも事実です。 次男猫よ、そちらには花は咲きますか。 ふきのとうは出たのかな。 ムスカリは咲いたのかな。 桜はどうで
開花しました♪ 早いです。 昨年は4月15日だったのですが、今年は4月18日。昨年に次いで二番目の速さだとか。ちなみに開花平年日は5月1日なのです。 寒い年だと、ゴールデンウイーク中に満開を見ることができなかったりするのに、二年連続でこんなに早くて、これも異常気象なのでしょうか。 去年はゆっくり見に行くことができなかったので、今年こそはどこかに花見(文字通りの)に行きたいと思っています。 期間限定の桜色の日々です。
また見てしまいました。嫌いな夢を。 大学の単位計算を間違えていて、大慌てしている夢です。簡単な足し算なのにどうしてこれを間違えていたのか、とパニック状態になっています。夢の中でね。 過去にそういう騒動はなかったのですが、この夢はときどきわたしのところにやってきます。決まって、心理的に追い詰められているときです。 長いこと生きてきましたが、夢とはいえいまだにこんなことで右往左往するなんて、自分の豆腐メンタル具合にあきれてしまいますね。 もう少し前向きな姿勢を短
わたしのnoteを定期的にご覧になってくださっている方の中には、猫飼い、猫好きの方が多くいらっしゃるように思います(そもそも、定期訪問者がそんなにいらっしゃるかについては、議論の余地がありますが (笑))。 犬飼いの場合は、お散歩でお知り合いになるケースも多いかと思いますが、猫はそういう訳にはいきません。せいぜい病院で出会うくらいかと思いますが、病院で周囲の猫飼いさんに、気楽に話しかけることはありませんね。話しかけられることもほとんどありません。 でも、猫飼いさんに
結局のところ、早く夏が来て欲しいのです。 短い夏ですから、少しでも早く来てもらって、少しでも長い夏にしたい。そういう感情を、北国の相当数の住民は思っていると思います。 北国レベルの夏が嫌いな人もいますけどね。わたしのパートナーとか。 実際、四月なのにいきなり夏の気温になったのです。驚きました。 もちろんこの時期にそれが続くことはなく、また春の気温に戻るのでしょう。でも、長袖のカットソーをすっ飛ばして、まだ衣替えの準備にもなっていなかったTシャツを引っ張り出しました