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制作日記:詩画集掲載まであと二日(校正の覚書)

詩画集掲載まであと二日

〈完了〉
原画額装
ウェブショップ8月第一弾原画掲載(販売前の準備中)
Instagramリール素材制作
〈現在進行中〉
ウェブショップ詩画集掲載
PDF版念校(プリントアウトしての校正)
PDF版ウェブ念校(PC上での最終チェック)
note版再校正

額装準備
マットをセットして額に納めます
使うのは紙テープ、天井を止めます
(四方全部止めるとたわむ為)

ヒリヒリしますね、ヒリヒリ感満載の今週です。
昔は出来なかった事が、アプリなどで個人でも制作できるようになり便利になりました。
その分、作業過多。
しかし、出来なくて断念したことができる嬉しさはありますね。
〈やる事リスト〉にチェックを入れながらの日々。

さて、今回は「note版」と「PDF版」校正の違いから
個人的な覚書です。

流し読みと場面違い(校正中に気が付いた事)

細かい話になります。
私が細かいだけの話です。

文章に触れたのは小説
詩を面白いと感じたのは、小学生の国語の時間の短歌制作

詩は〈一行で世界が完結する〉その洗練された形が好きでした。
詩集など読んでいましたが、中学生のなるとバンドが周りではやり、私自身も好きなバンドができて毎日聴いていました。
唄も好きですが、私は特に〈歌詞〉が好きです。
3分~5分の間に起承転結があり、物語が成立する。
自身の心の吐露も簡潔に洗練されていてる歌詞を聞くと感動します。

編集の事を勉強していた時に「詩」の書き方も学びました。
いろいろあって編集の勉強が頓挫した時、〈脚本〉の学校を紹介され、半年通い基礎を学びました。
小説の行間の感覚は、思うに脚本とバントの歌詞が根底にあるのかも知れませんね。
〈映像と音〉それが私の文章での校正基準になるようです。
最近、気付きました。

note版は画面上で流して読める
PDF版はページが変わる時に流れが止まる


なのでPDF版はページによって行間を詰めたり、フォントサイズを少し調整して収めるか、次の場面につなげるような文で切れるように校正しています。

PC校正中
プリントアウトして念校です(最終チェック)

実践(PDF版校正)

自身の日暮れに思うのは
無知であった強者の後悔
無垢である彼らへ恐怖の思い
命は一つである事を
あの人の痛みと共に知る
終わる命の雫と懺悔
そして、私がいなくなる

「戯れ」第六校

自身の日暮れに思うのは
無知であった強者の後悔
無垢である彼らへ恐怖の思い
命は一つである事を
あの人の痛みと共に知る
終わる命の雫と懺悔

(ページ間)                            


そして、私がいなくなる

「戯れ」PC校正文

良い感じで詩を書き、note版の校正も乗り越えた。
しかし、PDF版の校正で本文が途中で切れてしまう事がままあるもの。
上の「戯れ」という詩も最後が途切れてしまい愕然。
もっと上手い制作の仕方もあるかもしれないけれども、差し迫った私は熟考。
フォントを小さくすれば収まる。
しかし、字が小さくて読みづらい。
行を詰める。
言葉の余韻がなくなる。

「言葉の余韻」というのは、テレビや映画でいうカメラワークの例えると分かりやすですかね。
あまりアップが続いても臨場感がない。
詰めても人物の表情が分からない。

ゲラ刷り
最終的に45枚になりました

「詩」や「短文」も執筆中は脳内で映像が流れているので、そのテンポで書いています。
句読点「、」「。」も考えて配置しています。
文の構成上、レイアウトを変えたりしないといけない時もあるので悩む時間が多いです。

整えるのが好きな性格(掃除は別)なので、拘ってしまうかもしれません。

しかし、基本は本文の世界観を崩さない事なので〈些細な修正〉で止まります。絵の制作もそうですが〈拘りが過ぎる〉と制作時の印象を無くしてしまうので〈ほどほど〉を気を付けています。

この校正期間で起こったハプニング

note版とPDF版の念校(最終チェック)までこれたので話せる事です。
終わていなかったらと思うと怖い事。

①作品の詩が校正中に消去
「終わった・・」
この世の終わりだと思いました。
散々直して念校前まで来たのにPCでの操作のミスか一編消去。
とりあえず記録していた草稿~6校を見直して再開。
「記録は家宝」
痛感する出来事でした。

②ゲラ刷りでの文章書き直し
「確認だけのつもりだった・・」
note版(サイト)・PC・紙刷り(ゲラ)までたどり着き読んでいるうちに文章を削りまたは修正。
数枚は修正の赤で埋まり、そのままnote版再念校。
印象は大事ですね。

校正では当たり前かもしれませんが、掲載を数日に控えた心持としてはドキドキしました。

良いものができますように。


掲載まであと二日です。

おまけ:宣伝素材

アプリで制作。
有難う、文明の利器。
Instagramリールなどで使っています。



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