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ボディワーカー/Yielding Embodiment®︎ Orchestration の3シリーズを提供/TANDENラボサポート/フロサポ🐬 セッションについてはこちら→https://lit.link/ryuseiokuno

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    Yielding Embodiment® Orchestrationに関連する記事をまとめています。

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    Yielding Embodiment®︎セッションを受けていただいた方からのご感想をまとめています。

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偶然性とイールドワーク

この世界は偶然に満ち満ちている。 偶然にうまくいくことばかりなのに、そのことに無自覚になり、偶然性を軽んじる傾向が強い。 『なるほどの対話』という河合隼雄さんと吉本ばななさんの対談本で、「偶然性」について語られている章がある。 イールドワークで考えてみると、セッションは偶然でしかない。 考えてやると失敗する。 「満足して欲しい(満足させたい)」「変化して欲しい(変化させたい)」。 そのためには、ここをこうしてこう。などと事前に決め打ちしてやると間違いなく上手くいかない。

    • 2024.04.25

      昨夜、パートナーをマッサージしていて、ふと思う。 この施術、自分で受けてぇ〜! マッサージでも料理でも何でも、自分が提供したいものを自分で受けたいと思えるか。 とても大事なことだ。 もっと言えば、自分がそのサービスのファンであるかどうか。 その点、ぼくは今自分が提供しているサービス(整体・イールドワーク)のファンだ。 料理と違って自身で受けることはできないが、ぜひ、お金を出して受けてみたいと思う。 そして、そう感じられること、感じられるものを身につけていることに幸せを覚

      • 2024.04.24「わからなさを楽しめる余白」

        最近、『シュレディンガーの猫を正しく知ればこの宇宙はきみのもの』という本を読んでいる。 さとうみつろうさんと理論物理学者・保江邦夫さんの共著だ。 これまで何度も量子力学の本に挑戦しては挫折してきた。 三分の一、いや十分の一くらいで「これは無理だ」とブックオフに駆け込んできた。 なので、この本を購入する時も結構悩んだ。 悩んでいるうちに売り切れになり、しばらくして再販になったのをみてようやくポチった。 そうやってようやく手元にやってきた本のページをめくると、、、 「わからん

        • 2024.04.23

          少し前から、寺田本家さんの「醍醐のしずく」というお酒を愛飲している。 (愛飲ってすごい字面だな) 豊かな菌のおかげで便通は絶好調、心なしかお肌もツヤツヤしてきた気がする。 ぼくはお酒に弱いので、毎晩お猪口で一杯だけ。 先日、二本目の「醍醐のしずく」が届き、いそいそと開封し、くぴっと飲む。 「むむ、一本目と味が違う!」 今回のモノは、フルーティーでより飲みやすい。 飲み込んだ後に口中に広がるアルコールの感じが殆どない。(お酒が弱い人は苦手なんですよ、あの感じ) 自分史上最高に

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        偶然性とイールドワーク

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        記事

          2024.04.22

          実家に電話をする。 父親、母親、それぞれと順番に話す。 父親と話す時、母親と話す時、 違うぼくが話している。 一瞬でぼくが切り替わる。 面と向かって両親と話す時、 これまた違うぼくが現れる。 きっと、それでいい。

          2024.04.22

          2024.4.21

          文章を書こうとすると、カッコつけようとする自分に気づく。 よく見られたい、多くの人に読んでもらいたい、「いいね」を沢山もらえたら嬉しいなぁ、あ、でもそんなことは噯にも出しませんけど。という邪心がほんらい書きたいことに加わってしまう。 先日、山口県に行った際、ある青年と知り合い、Facebookでもつながった。そこに投稿される文章がほんとうに素晴らしい。 「自分をこういう風に見せよう、見てもらいたい」 という衒いが一切ない。 ただ、感じたこと、シェアしたいと思っていることが「

          2024.4.21

          愛し愛されて生きるのさ

          美しいものをみた。 運営をサポートしているARUNE Lab.では、メンバーが自発的にプログラムを立ち上げて開催することを推奨している。 先日、瞑想会が休みの曜日にメンバーが開催を申し出てくれて、ガイダンスを行ってくれた。 ぼくも一参加者として参加させてもらう。 何人くらいの方が参加するのかなぁ。 と思っていたら、開始時間の前から続々と集まり始め、最終的にはいつもと殆ど変わらぬ参加者があった。 その光景がとても嬉しかったし、その場の雰囲気が素晴らしかった。 誰でも初め

          愛し愛されて生きるのさ

          内からの声との約束を果たす

          約束の時間に間に合わない、やると約束したことが実行できない。 他人との約束を守れないと焦るし、許してもらえたとしてもモヤモヤする。怒られて嫌な気分になったり、申し訳なさでいっぱいになったりする。 では、自分との約束の場合はどうだろう? 自分で自分に「これをやろう」と決めたことが誰しもあるはずだ。 ぼくで言えば、毎朝4時半に起きること、森に行くこと、他人にも自分にも触れるように接すること、などがある。 自分との約束は蔑ろにしがちだ。 他人の目がなく、誰にも怒られないから。

          内からの声との約束を果たす

          森散歩、雑感

          毎日、森の中を歩いている。 一時期足が遠のいていた森に、再び通うようになっている。 特に理由はなく、身体が欲している感じがしているのだ。 欲しているというと強い欲求のように感じるかもしれないが、その方が自分にとって自然。という感覚。 森の中にいる時は、日常生活とは違う五感の使い方をしている。 普段は集中して狭い範囲を拾うようにしていることが多いが、森の中では解放し、大きな範囲を拾うのではなく、やってくるものを受ける。 とどまるものもあるし、さらっと通り過ぎていくものもある。

          森散歩、雑感

          「生きてるだけで丸儲け」

          ぼくは飽きやすい性格で、同じことの繰り返しに耐えられない。 そう思って生きてきた。 例えば、通勤経路の駅までの道のりもしょっちゅう変えていたし、乗り換えに便利な車両がわかっていても、乗車位置を変えたりしていた。 そんなぼくでも、朝の瞑想の習慣は数年続いている。 そして、それに伴って同じことの繰り返しがいつの間にか平気になっていることに気づいた。 変化の要因は何かと考えると、感じる力が足りなかった。その方法を知らなかった。面白さを知らなかった。ということが挙げられる。

          「生きてるだけで丸儲け」

          さらけ出したまま、関わり合っている。

          先日、イールダー同士でセッションの練習会を行なった。 その時に感じたことをシェアしたい。 ぼくがクライアント役の時、触れられている手から何か伝わってきた。 体感としては、呼吸が浅く、圧迫感、視界が狭くなる(目は閉じているけども)、ほんの少しだが変化を感じ、不安感と飽きがやってきていた。 セッション後に聞いてみると、いつ手を離すか少し迷いがあったとのこと。 このように、イールドワークのセッション中はプラクティショナーの感情・思考が相手の身体に影響を及ぼすことがリアルに感じら

          さらけ出したまま、関わり合っている。

          プラネタリウムでご縁を体感する

          先日、プラネタリウムに行く機会があった。 小学生の時以来。 その時は、夏の大三角形など夜空の知識を教えてくれる教材のような内容で少し退屈した記憶があったが、久しぶりに鑑賞して驚いた。 知識が物語の中に上手く組み込まれ、夜空の世界に没頭することができたのだ。 北極星が移り変わること、月は原始地球と惑星の衝突により出来たことなど初めて知ることばかり。 そして、その上映時間中、知的興奮を覚えると共に感動している自分がいた。 とんでもなく広い宇宙の、とんでもなく長い時間の流れの中

          プラネタリウムでご縁を体感する

          とっても簡単な健康習慣

          ぼくは毎朝4:30に起きてnoteを書いているのですが、起きてからのルーティーンがあります。 まず、顔を洗い、歯を磨き、お湯を沸かすべくやかんを火にかける。 まだ頭がぼーっとしたまま、やかんを見つめる。 やかんを見つめていると、自然と身体が動き出す。 どんな動きをするかは、その時にならないとわからない。 動こうと思って動いていないので、本人にもまったくわからない。 ちなみに今日は、 かの有名な「太陽戦隊サンバルカン」の「バル、シャーク!」の様なポーズを繰り返し取っていました

          とっても簡単な健康習慣

          「あそび」があると、世界はやさしくなる。

          自動車のハンドルに「あそび」が必要なように、人間にも「あそび」=余裕が大切だと思う。 先日、コンビニで「ミスをしない仕事術」というようなタイトルの本を見かけた。 帯によると結構売れているらしい。 そのタイトルを目にした時、正直「ひぇっ」と身体が引く感じがした。 ミスをしない仕事術、ミスをしない人間、ミスをしない人間が評価される、ミスを許容できない世界、、、 こわっ! 効率的に仕事を回していくため、周囲の人に迷惑をかけない為に極力ミスはない方がいい。という考えがあることはわ

          「あそび」があると、世界はやさしくなる。

          心地良く生きるコツ

          心地良く生きるコツってなんだろう? そのコツについて書く前に、心地良さについて考えてみたい。 「心地良い」とは、なにか心地良さという物体があるわけではなく、感覚です。 自分が感じること。 自分が自分の身体にふわっと意識を向けた時に感じること。 なので固定は出来ないし、手放さないように握りしめて置くことも出来ない。 さらに、その表現は千差万別で人それぞれ。 ぼくの場合は、 「身体に適度な張力と空間があり、呼吸がしやすく、通りが良い感覚」となります。 ここで一旦、自分の場合は

          心地良く生きるコツ

          孤立と調和、どちらを選ぶ?

          昨日の記事の続きです。 「起こす」には高揚感が伴う。という話をしました。 自分がそれをやっている実感。 自分がそれを成し遂げたという感覚。 けっこう興奮しますよね。 でも、この時の行動は、なにか自分の欠落しているものを埋めるための行動かもしれません。 自分には価値がない。 ひとりぼっちは寂しい。 「起こす」は、世界のためであるようでいて実は独りよがりなもので、世界から孤立していくものかもしれない。 一方、「起こる」は違います。 相手への過度な働きかけは相手の主体性を奪っ

          孤立と調和、どちらを選ぶ?