経済統計

【中国統計】2020年9月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資・不動産投資を読み解く(2020年10月発表)

今回は中国国家統計局の各種統計をみていきます。

なお、今回見ていくのは鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資、不動産投資の4本の速報値です。

確報値ではなく、速報値ですので全体的にザックリとした解説になりますが、要点はしっかりお伝えするつもりです。

なお前回はこちらです。

中国鉱工業生産指数速報値

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工作機械受注統計2020年8月速報値および7月確報値を読み解く

今回は工作機械受注統計をみていきます。

工作機械受注統計は名前の通り、工作機械の受注動向を示した統計です。

同統計は国内外の設備投資に先行する指標であり、世界経済のバロメーター的な意味合いもあります。

今回はこの統計を各自作グラフを元にみていきたいと思います。

また、軽くではありますが、個人的な見通しを書いておきたいと思います。

まずはこれまでの年次推移をみてみましょう。

なお、前回は

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日本の統計を見てみよう!(「統計の役割を考える」経セミe-bookより)

突然ですが、「統計不正問題」をご記憶でしょうか? 厚生労働省が実施する「毎月勤労統計」が、定められた方法で調査が行われていなかったことが発端となって、国会でも激論となり、連日一般のニュースでも大きく取り上げられ、大問題となりました。2019年の前半から、さまざまな問題が発覚し、政府の統計委員会などでもさまざまな検討がなされました。

『経セミ』でも、これは何かやらねば!と感じて、2019年6・7月

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ありがとうございます!!
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【統計】中国貿易統計2020年8月速報値を読み解く

今回は中国貿易統計をみていきます。

中国の統計はとかく嘘が多いと言われますが、貿易統計だけは相手国との辻褄があわないといけませんから、嘘をつけません。

そんなわけで、中国の統計の中では極めて信頼性の高い統計となっています。

また、速報性が高いことも重要なポイントです。

そんな中国の貿易統計を今回は見ていくとともに、この統計を受けた景気見通しなどについても書いていきます。

とりあえず、概況

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【日米欧】9月の重要経済指標について

こんばんは、Kosukeです。
最近、米国グロース株が暴落を続けており先行きが不安だという方も多いのではないでしょうか。人は特に想定外の被害を受けた時は非常にダメージが大きく、狼狽売りや根拠の無いナンピン、意地で保有をし続けるといった非合理的な選択をしてしまいます。

そこで今日は今後の重要経済指標を抑えておこうと思います。

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英独などで出た良好な経済統計に対する3つの指摘

英国、ドイツなどでは、5月を起点に小売売上高指数の回復が進み、既に新型コロナウイルス感染拡大前の水準まで回復してきていることが見られ始めた。経済を再開させたことで、指数の回復が見られているのだとすれば、それはそれでよい判断だったと考えられなくもない。

だが、こうした指数が全体的な経済活動の強さを測る優れた指標になっていない可能性がある。その理由として三つ指摘できる。

第1に、ほとんどの国ではロ

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気になる統計 2020年7月貿易統計速報

2020年8月19日に財務省から7月の貿易統計速報が公表されました。一般的な報道では前年同月比ばかり強調されているので最近の推移を見るため4月以降の実績額を中国とアメリカへの輸出額を含めて抜き出してまとめてみました。

こうしてみると中国への輸出はコロナ下でも比較的安定していてアメリカへの輸出が大きく落ち込んでいたのがようやく回復してきたということのようです。対米輸出の中心の自動車はコロナでの落ち

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【中国統計】2020年7月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資・不動産投資を読み解く(2020年8月発表)

今回は中国国家統計局の各種統計をみていきます。

なお、今回見ていくのは鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資、不動産投資の4本の速報値です。

確報値ではなく、速報値ですので全体的にザックリとした解説になりますが、要点はしっかりお伝えするつもりです。

なお前回はこちらです。

中国鉱工業生産指数速報値

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工作機械受注統計2020年7月速報値および6月確報値を読み解く

今回は工作機械受注統計をみていきます。

工作機械受注統計は名前の通り、工作機械の受注動向を示した統計です。

同統計は国内外の設備投資に先行する指標であり、世界経済のバロメーター的な意味合いもあります。

今回はこの統計を各自作グラフを元にみていきたいと思います。

また、軽くではありますが、個人的な見通しを書いておきたいと思います。

まずはこれまでの年次推移をみてみましょう。

なお、前回は

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気になる統計 四半期別GDP速報(2020年4-6月期)

2020年8月17日に内閣府が4-6月期の四半期別GDP速報を公表しました。1次速報において実質GDP成長率(季節調整済前期比)がマイナス7.8%(年率換算マイナス27.8%)となり戦後最悪の落ち込みと騒がれているようです。

GDPへの寄与度は内需がマイナス4.8%で外需がマイナス3.0%なので内需の落ち込みの方が大きいです。

公的需要は安定しており落ち込んだのは民間需要です。民間需要をみると

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