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4月2Wの予定

 4月4日から東証の新区分がスタート・・・と言っても猶予期間が数年あり、やたらとプライム銘柄が多い印象。新年度がスタートし気持ちを切り替え、など言う新鮮味もなく、指数算出要領がいまいち理解不能で当面は混乱しそうな雰囲気を感じ、しばし様子見。

 さて、米国市場ですがリスクオンとオフが入替わる地合が続きますが、上昇基調言っても良いと感じて地合。ただ一方で日本関連はダウンサイドを強く意識する需給で、その上昇基調にある米株とは対照的。ハイテクを除き、S&P500指数など指数全般は短期的には上昇トレンド継続と見ています。長短金利がフラットニングでも、経済指標は悪くなくS&P500に限って言えば、昨年来の高値圏を目指す値動きを意識できる。念の為、市場が次第に織り込みつつあるリセッション(景気縮小)懸念を警戒しつつ、買いポジションを保持するつもり。

経済統計・政策金利の発表予定

 一番はウクライナ情勢。今週、NATO外相会合が2日間に渡り予定される。ロシア軍が体勢を変換していることから戦闘状態の継続は避けられない情勢。NATO加盟国は外交による解決を目指すとの考えは変化なしと思うが、現在の経済制裁からより強化するなど対策を打ち出す場合、その内容により市場がどのような反応するか注意が必要。加えて、停戦交渉の開催とその内容など市場が敏感に反する話題には要注意。

 さて統計資料は、ユーロ圏の小売売上(2月)、各国のPMI(3月)の発表が予定される、また豪州とインドの政策金利発表が今週予定。

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決算発表(日本)

  2月期決算企業の決算発表が続々と。小売のセブンアイや西松屋などが予定してます。

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決算発表(米株)

 景気に敏感なコナグラなど、オミクロン感染の影響が決算内容から判明する可能性はある。ただ決算発表の数が少なく、市場全体を左右するものではない。私的には日々の需給が気になる。

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