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新興国への投資

 年初の米市場を見て、今年一年への不安が爆増中とのこともあり、どのように資産運用をするか模索中(私事)
 今年は、アフコロなどは既に終了しワードとして響かない。しかし、インフレ撃退は今年のテーマになりうると感じている。現に、昨年12月FOMCの議事録が開示され、高いインフレ撃退をケース検討し議論していると明確に記載されている。

 というわけで「インフレ撃退」を中心に投資戦略を練っていくことになる・・・と個人的な意見です。

実質金利は?

以下は、ブルームバークが集計したワーストをグラフ化したもの。

 プラス圏はロシア、中国、エジプトのみ。中国は昨年末に利下げ、しかしロシアは昨年利上げをしている。
 ロシアやブラジルなど新興各国は昨年利上げを実施。インフレ抑制を重視したためです。その金融政策が効果を発揮し始めている可能性があり、今週の新興各国の物価など統計資料により明らかになるとすれば

「新興国への投資」

が今年のテーマになる可能性があると思っている。

 新興国における利回りは、マイナスとなることは滅多にない。しかし、感染拡大が新興国への経済に対する影響は過去1年に拡大したのは事実。
 ブルームバーグによると、43新興市場中の35市場で実質利回りがマイナスとなっているとのこと。なお、感染拡大前は、32市場がプラスだったという資料がある。