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米国経済今週のポイント(5月27日~31日)

こんにちは、Saltです。

今週月曜日は、メモリアルデーのため米国株式市場は休場です。

Salt

米国経済統計で注目されるのが、下方修正見通しの1QGDPや前月からほぼ横ばいながらFRBが政策決定上注目のPCEコアデフレーターの発表でしょう。そして、6月11日から始まるFOMCを控えて、今週土曜日からブラックアウト期間に入りますので、こうした統計なども踏まえた高官発言には注目です。

ちなみに、以下のようなスケジュールです。

28日(火)
・クリーブランド連銀メスター総裁日銀主催の講演に登壇
・ミネアポリス連銀カシュカリ総裁がフォーラムでスピーチ
29日(水)
・NY連銀ウィリアムズ総裁が討論会に参加
30日(木)
・NY連銀ウィリアムズ総裁が講演
・ダラス連銀ローガン総裁が講演

国内に目を転じると、27日(月)から28日(火)にかけて、日銀金融研究所主催の国際コンファランスに植田日銀総裁(あいさつ)、内田副総裁(講演)など日銀関係者が出席する予定です。

また、30日(木)にTOPIX定期見直しに伴うリバランス、翌31日(金)にはMSCI定期見直しに伴うリバランスが予定されており、このタイミングでは売買代金が5兆円前後まで拡大する可能性があります。

MSCI定期見直しでは、アシックス(7936)が新規採用され、シャープ(6753)、朝日インテック(7747)、アズビル(6845)、GLP投資法人(3281)、ヒロセ電機(6806)、飯田グループホールディングス(3291)、日本都市ファンド投資法人(8953)、KDX不動産投資法人(8972)、ミスミグループ本社(9962)、小田急電鉄(9007)、清水建設(1803)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)、東武鉄道(9001)、ユー・エス・エス(4732)、ヤマハ(7951)の15銘柄が除外されます。

日経平均採用銘柄が多く除外されることで、週末大引けのタイミングは要注意かもしれません。

今週もよい1週間をお過ごしください!