通霊の石 Stone of Spiritual Understanding
+2

通霊の石 Stone of Spiritual Understanding

東京都美術館の『イサム・ノグチ 発見の旅』へ行った。 コロナ禍で、美術館に行くことも躊躇する時期が長かったが、どうしても見ておきたかった。 私が一番印象深かったのが、『通霊の石』。 撮影可能な美術展であり、好きな角度で撮ってみた。 Stone of Spiritual Understanding という題名も好きだ。 ちょうど、イサム・ノグチの画像が流れていた。 彫刻を、もっと深く感じることについて話していた。 あのフリーダ・カーロと恋人関係にあったという、イサム・

スキ
63
写真のNAKED・石内都の写真展を見る/一日一微発見232

写真のNAKED・石内都の写真展を見る/一日一微発見232

梅雨が明けたカンカン照りの中、石内都さんの写真展を観に、夙川の大谷記念美術館に行った。 大学の教え子で、今は立命館大学大学院で、「トマス・ヒルシュホン」の研究を続ける藤本流位くんと、GOTOラボ(通信大学院)で、「地獄信仰」について研究・調査している琴浦香代子さんと3人で行った。 石内さんの写真は僕にとって、いつも大切なことを考えさせてくれるもので、正面から論じた事はないが、なぜか「縁」があり、たくさんの展覧会を見てきた。 今回も美術館に向かって3人で歩いていたら、ばっ

スキ
3
有料
150
「石内都という写真家」

「石内都という写真家」

WEDNESDAY PRESS 042 長く住んだ横須賀から桐生に住まいを移したという写真家・石内都さん。 桐生は絹の街でもあり、彼女の作品には「絹」をテーマにしたものもある。 7月25日で開催は終了したが、西宮の大谷記念美術館での「見える見えない、写真のゆくえ」という展覧会はデビュー当時から現在に至るまでかなり多数の作品が展示され圧巻であった。 その中で映像ルームがあり、彼女の暗室の様子が開陳されたいた。その緻密な作業ぶりにはいささか驚きを覚えた。そこまで精緻を極めてゆ

スキ
9
石内都展『見える見えない、写真のゆくえ』西宮市大谷記念美術館

石内都展『見える見えない、写真のゆくえ』西宮市大谷記念美術館

 西宮市大谷記念美術館で開催中の石内都展『見える見えない、写真のゆくえ』を見に行きました。気になっていた展覧会ですが、思い立った時に見に行った方がいいかもしれない、と思い行ってきました。  阪急夙川駅から夙川沿いの遊歩道をてくてく歩いていきます。紫陽花がたくさん咲いていました。  展覧会の概要と写真を西宮市大谷記念美術館のホームページから引用します。 日本を代表する写真家、石内都の個展を開催します。 石内は1947年に群馬県桐生市で生まれ、多摩美術大学で染織を学んだ後、

スキ
19
Comme une photo -写真のように-

Comme une photo -写真のように-

第5回 写真集だけではわからないこと 展覧会時評:「石内都展 見える見えない、写真のゆくえ」(西宮市大谷記念美術館) 写真家が表現するメディウムといえば写真集だが、それだけで彼らの意図を十全に理解することはできないし、それに留まる性質のものでもない。写真家・石内都の写真展を見るたび、写真の潜在能力とその深さを思い知る。これまで、国内外石内の展示を見てきたが、その自由闊達な展示空間の使い方と作品の選択にはいつも驚かされる。平面の写真を3次元空間に解き放ち立体的に見せる天衣無縫

スキ
17
「石内都展 見える見えない、写真のゆくえ」於・西宮市大谷記念美術館

「石内都展 見える見えない、写真のゆくえ」於・西宮市大谷記念美術館

 最近何に苛立っていたかというと、Instagramで頻々とサジェストされるようになった町中の特定の形態(ある種の配管やある種の電気系統の機器、あるいはある種の生活用品)に注目して同じ構図でそればかり撮っている様々なアカウント、そして"○○mag"なる無数のキュレーションアカウントが収集して陳列しているローファイでアンニュイで非人称的な風景スナップの数々です。雰囲気は好きなんだけど、その表層への固執とかマーケティング的なオブセッションごっこ(表層や平面性を言祝ぐなら好きなだけ

スキ
4
石内都 The Drowned

石内都 The Drowned

川崎市市民ミュージアムの収蔵庫が水没って…『絶唱・横須賀ストーリー』もう一回見たいから現存してますように。。 打ちのめされてその場を離れがたかった「石内都 肌理と写真」展から3年 チケットは確保済。 楽しみ

石内都さんのおふくろの話。

石内都さんのおふくろの話。

著名人が母親との思い出を回顧します。今回の語り手は、石内都さん(写真家)です。 母から女へ 母は18歳で自動車免許を取得した。1934年(昭和9年)である。その当時、地方の女性の仕事は女中か、針子が般的だったが、母は手に職をつける為にドライバーを選んだのである。バス、トラック、タクシー、ジープ、宣伝カー……もちろんセダンやスポーツカーも。あらゆる自動車を84歳の生涯の中で運転していた。 そんな母の影響を受けて育った私は、女も働くのはあたり前だと思っていた。一方で母は地味

スキ
3
石内都「Frida is」展

石内都「Frida is」展

2016年の夏、石内都さんの写真展「frida is」を資生堂ギャラリーでみた。 メキシコの画家フリーダ・カーロが身につけていたコルセットや衣類、靴、指輪、櫛、化粧品、薬品など遺品の写真。 櫛の翡翠のようなグリーンや、薬瓶の中のターコイズのタブレットなど、 鮮やかで美しい色の中に佇みながらも、ぞわぞわした。 煙色の靴に縫い付けられたリボンの手縫い跡や、スカートの裾野刺繍さえも生々しく感じて、長くいられないような感覚になった。 波乱に満ちた人生を送ったヒロインのフリーダ

スキ
7
嶋本麻利沙写真展「because there is light」と、偶然とは思えない出会い[2008・11〜12]

嶋本麻利沙写真展「because there is light」と、偶然とは思えない出会い[2008・11〜12]

11月×日 代々木八幡のラムフロムで、瀧本幹也写真展「Iceland」を観る。11月に入って予定日より早く娘が誕生し、病院の付き添いや産後のフォローのため、ゆっくり外出することもままならなかった。あらかじめ覚悟はしていたので、先月はちょっと多めに観ておいたのだ。こんな中でも嬉しいことに仕事の依頼があり、きょうはそのためのネタ探しも兼ねて立ち寄った。アイスランドの荒涼とした山肌の風景。もっと広い場所で見てみたかった気も。 11月×日 数年振りに作品をリリースする男性ミュージシ

スキ
2