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記憶の記録

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マガジン

  • これから行くかもしれない展覧会の[メモ]

    個人サイト「パラグラフ」で続けてきた「これから行くかもしれない展覧会」の末尾に2016年1月から書き始めた[メモ]の記録。リンクは変更により、リンク切れになる場合があります。

  • JOURNAL+REVIEW

    個人サイト「パラグラフ/デザイン=器」過去記事からのセレクト+書き下ろし(新作にはアイキャッチ画像が入ります)

  • 展覧会日和[2008〜2011]

    個人サイト「パラグラフ/デザイン=器」で公開したギャラリー巡りの記録(Twitter #gbiyori で継続中)

最近の記事

読んでいただけると励みになります/最終回[2022・12〜]

前回までの展示でまだ観られていないものも多く……10月、11月更新分もご覧ください。Junaida、川内倫子、矢口高雄 etc…。 noteで連載している「絵本と音楽と映画のプレイリスト」第3回「文字」を公開しました。 来年のとある目標に向けての自主練みたいなものですが、読んでいただけると励みになります。他の方にも広めてもらえたら、なおうれしいです。   >>これから行くかもしれない展覧会[2022・11~] [追記]これから行くかもしれない展覧会(+メモ)としての投

    • 絵本と音楽と映画のプレイリスト[2022・11〜]

      新しい企画「絵本と音楽と映画のプレイリスト」をnoteで始めました。 絵本を、毎回ひとつのテーマに沿って、好きな音楽・映画とともに紹介します。 ステートメントにあたるテキストと、第一回「野球」を公開しました。 絵本と音楽と映画のプレイリスト について https://note.com/cinnamon_do/n/n7b8cac47728b 絵本と音楽と映画のプレイリスト 01:野球 https://note.com/cinnamon_do/n/n4f1f9dd870bc

      • 人が直面するたいていの悩み事とその解決法は、それらよりもずっと短くシンプルな言葉で、『のはらうた』の中に書かれている[2022・10〜]

        6〜7月に開催した初個展「ぼくは ぼく」で、絵本編集者の東沢亜紀子さんを迎えて行ったトークイベントの書き起こしが完成し、全編公開となりました。 [1]しなもん + 自己紹介 [2]絵本とデザイン [3]のはらうた + エンディング   イラストレーターでもない。そもそも、もともとデザイナーですらなかった──。ここまで長い間この世界でやってこれたのは、絶対的なプロフェッショナルだから、では決してない。その時々でまわりにいた人たちが、単純にいいねと言ってくれたから。そんな日々

        • 自分に向けて見えないプロンプトを命令する日々[2022・8/9〜]

          最近、話題のAIお絵かきについて。Discordで広まったMidjourneyほかに続いて、Stable Diffusionがオープンソース化され、気軽に画像が作れるようになりました。複雑な呪文(プロンプト)はまだ試していませんが、適当なバンドやグループ名を入れて楽しんでいます。 U2 MORNING MUSUME (13期がいる!) MONGOL 800 誰かが新しい画像を読み込ませているからか、少しずつクオリティが上がっている気がするんですよね。U2は、1枚めが昨

        • 読んでいただけると励みになります/最終回[2022・12〜]

        • 絵本と音楽と映画のプレイリスト[2022・11〜]

        • 人が直面するたいていの悩み事とその解決法は、それらよりもずっと短くシンプルな言葉で、『のはらうた』の中に書かれている[2022・10〜]

        • 自分に向けて見えないプロンプトを命令する日々[2022・8/9〜]

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        • これから行くかもしれない展覧会の[メモ]
          61本
        • JOURNAL+REVIEW
          14本
        • 展覧会日和[2008〜2011]
          22本

        記事

          自分の尺度で、焦らず急がず[2022・7~]

          しなもん[下山ワタル]初個展「ぼくは ぼく」@ムッチーズカフェ(西荻窪)。多くの方々にご覧いただき、無事に終了しました。ありがとうございました。 お礼のメッセージを後日、しなもん公式サイトへ投稿します。また、早々に満員御礼となったトークイベントに関しても、ダイジェスト版を公式サイトに公開する予定です。 今回のメモは、身体も心も多忙のためお休みします。ちょうど個展が終わったタイミングで全国のコロナ感染者数も再び急増してきました。自分の尺度で、焦らず急がず。それと、投票済証は

          自分の尺度で、焦らず急がず[2022・7~]

          初めての個展を開くことになりました[2022・6~]

          初めての個展を開くことになりました。他の展覧会とここで同列に扱うのが長年の夢でした。 しなもん[下山ワタル]初個展 「ぼくは ぼく」 2022年6月24日(土)─ 7月5日(火) ムッチーズカフェ[東京・西荻窪] 11:00〜19:00(L.O 〜18:30) 定休日=水・木 *カフェでの展示につきワンオーダーをお願い致します トークイベント:7月2日(土)14:00〜 くどうなおこさんの詩集『のはらうた』をカラフルに描いた詩画集『ぼくは ぼく』(品門堂本舗)の刊行記念展

          初めての個展を開くことになりました[2022・6~]

          「終わらない」世界[2022・4/5~]

          最近、「終わらない」ということについてよく考えます。 今年で3年目に突入したコロナ禍は、ひとつのウイルスが廃れても新たな変異株が出現し、このまま終わらずに続いていくのではないか。緊急事態宣言やまん延防止措置が終わっても、完全にコロナが明けたといえるタイミングは来ない。子どもたちはこのまま学校や日常でマスクを装着し続ける。自分も含む多くの貧しい人々は外出の意欲を失い、消費意欲は下がり、収入も以前の状況までには戻らず、このままコロナの世界にずっと取り残されてしまうのではないだろ

          「終わらない」世界[2022・4/5~]

          仕事は多ければ多いほど楽しい[2022・2/3~]

          年末くらいから少し忙しくなってきて、家に籠もる時間が増え……年明け以降はオミクロンの流行とともに外に出る機会も極端に減りました。とはいえ、2月から3月にかけて(行けなそうな遠方も含め)面白そうな催しが目白押しなので、まだアンテナ全開とは言えないけど、行きたい展示をピックアップしてみました。 実際に行けない場所もまだまだ多いものの、現在進行形のアートに思いを馳せるのは楽しい。昔話ばかりする人にならないよう、新しい事象に関心を持ち続けていたいです。 最近の取り組みや関連リンク

          仕事は多ければ多いほど楽しい[2022・2/3~]

          すぐに結果を出そうとせず、その時々の面白さを楽しむこと[2021・10~]

          緊急事態宣言解除、ということで、行きたい展示を先月より少し増やしました。初日のきょうはあいにく台風と重なってしまったけど、これから人の流れも増えていくのでしょうか。 コロナ禍2年目。1年目は、仕事が突然空白になった時期に「何かやらなくては」との思いに突き動かされ、かねてから構想していた『のはらうた』をモチーフにした詩画集とグッズの制作に取り組む日々が続きました。デザイナーとして他人に奉仕することばかり考えていた自分が、こんな時期にしてようやく、心に秘めてきたもうひとりの作家

          すぐに結果を出そうとせず、その時々の面白さを楽しむこと[2021・10~]

          ワクチン=よろい、マスク=たて[2021・9~]

          とりあえず直近のスケジュールをチェックして、欲張らず最小限の「行けるかわからないけど行きたい展示」をリストアップしました。〈しなもん〉名義で参加したグループ展は記録のために加えています。 東京では4月(前回の更新)から緊急事態宣言がほぼ継続したまま、オリンピック/パラリンピックへと突入。グループ展の準備とデルタ株への感染防止のため、用事のある日以外はほとんど家に籠もっていました。わずかな外出を兼ねて観た展示もあったにせよ(#gbiyori)、やはり事前の計画通りに回るのはこ

          ワクチン=よろい、マスク=たて[2021・9~]

          愚直に自粛を続けることが、馬鹿らしくなってきた[2021・3/4~]

          これから行くかもしれない展覧会を今月から再開します。公式サイトのURLで内容が確認できる展示からとりいそぎ並べました。 コロナ以降、電車にもほとんど乗らず、基本的に外に出ることをずっと我慢してきました。1月に予定していたしなもん名義での個展も延期となりました。でも、そういう形で愚直に自粛を続けることが、ここにきてなんだか馬鹿らしくなってきたのも事実です。いまは待つこと、控えること、人に会えないことのデメリットを強く感じてます。 マスクの着用、社会的距離、手指の洗浄、換気が

          愚直に自粛を続けることが、馬鹿らしくなってきた[2021・3/4~]

          自由にあちこち出かける心境にはまだなれない[2020・8〜]

          自由にあちこち出かける心境にはまだなれない。積極的な自粛モードだった4月5月より、感染者数だけ見ればさらにひどい状況に達している。 ただ、マスクをして、この時間帯・この経路でこの場所なら電車移動も大丈夫そう、という安心安全ルートができつつある。警戒心を完全に解くにはもう少し時間がかかりそうだけど、その抜け道を使って可能性を少しずつ広げていきたいと思っています。 >>これから行くかもしれない展覧会[2020・7~]

          自由にあちこち出かける心境にはまだなれない[2020・8〜]

          継続しながら静かに時を待つ[2020・7〜]

          コロナ禍の影響もあってしばらくお休みしていた「これから行くかもしれない展覧会」をnoteで再開することにしました(20/11/23追記:現在、当サイトに戻すための準備を進めています)。 以前のようにギャラリーに行きたい時に自由に行ける環境ではなくなったので、紹介する件数も当面は大幅に減らします。オンラインおよび予約制の展示も、様子見のためまだ取り上げません。 (2020/7/6追記:事前予約のG8を追加) ここに挙げた以外の展示も頭の中でチェックだけはしておき、行った時に

          継続しながら静かに時を待つ[2020・7〜]

          ギャラリーで、また会おう。[2020・3/4〜]

          中国の小さな市場から広がったといわれるウイルスの種が1月、海の向こうでひとつの地域を(肺)炎で焼いた。それは2月に入ると一隻のクルーズ船とともに、日本にも身近な現実として上陸を果たし、3月から4月にかけては、健康や生命だけでなく世界中の人々の自由な活動をも奪い去った。その実害は、2枚の布マスクごときで守ることのできるレベルをはるかに超えるものとなった。   2月中旬に所要で神保町に出かけて以来、仕事などの数日を除いてほとんど自宅に引き篭もっていた。2月下旬、デザインに関わった

          ギャラリーで、また会おう。[2020・3/4〜]

          踏切で電車が通り過ぎるのを待つように[2020・2〜]

          1月はひとつのデザイン(+α)に黙々と取り組んでいました。情報は既に出ているので、すぐにお知らせできると思います。 年末まで動かしていたイラストレーションのプロジェクトも、デザインに集中すべき時期は立ち止まらざるを得ません。踏切で電車が通り過ぎるのを待つように。昔、イラストレーションと二足の草鞋を履いていた時期からずっとそうでした。不器用なんだと割り切って、じっくり進めていきたいと思います。 >>これから行くかもしれない展覧会[2020・1~]

          踏切で電車が通り過ぎるのを待つように[2020・2〜]

          2004年最も印象に残った××××

          (2005/01/10) :::本::: BROOCH(ブローチ) 絵=渡邊良重/文=内田也哉子(リトルモア) カレンダーで有名なD-BROSの渡邊良重の絵に、内田也哉子が言葉をつけた絵本。トレペのような透ける紙(極薄の片晒クラフト紙)に描かれた絵が、次のページの絵と重なりながら物語を紡いでいくさまが素晴らしい。136ページの旅、という感じ。渡邊さんはデザイナーで絵描きだけど、これはデザイナーと絵描きの両方の視線があって初めて成立する希有な本だと思う。同一コンセプトでつ

          2004年最も印象に残った××××