池内恵

2021北海道大学/国語/第二問/解答解説

2021北海道大学/国語/第二問/解答解説

【21北大国語/第二問/解答解説】 〈本文理解〉 出典は池内恵「すばらしい『まだら状』の新世界」。 ①段落。冷戦が終結した時、30年後の世界がこのようなものになっていると、誰が予想しただろう。フランシス・フクヤマは『歴史の終わり』で、自由主義と民主主義が世界の隅々まで行き渡っていく、均質化した世界像を描いた。それに対して、サミュエル・ハンチントンは『文明の衝突』で、宗教や民族を中心にした歴史的な文明圏による結束の根強さと、それによる世界の分裂と対立を構想した。 ②段落。「い

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2021北大国語/第二問/解答速報

2021北大国語/第二問/解答速報

【21北大国語/第二問/解答速報】 出典は池内恵「すばらしい『まだら状』の新世界」 問一「いずれの説が正しかったのだろうか」(傍線部A)という問いに対して筆者はどのように答えているか。本文中から70字以内で抜き出して答えよ。 〈解〉 歴史は自由主義と民主主義の勝利で終わったわけでもなく、まとまりをもった巨大文明圏が複数立ち上がって世界を分かつこともなさそうである。(66) 問二「文明の内なる衝突」(傍線部B)の具体例を25字以内で挙げよ。 〈GV解答例1〉 イスラー

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【#パー蔵の読書感想文】"サイクス=ピコ協定 百年の呪縛" Written by 池内恵

【#パー蔵の読書感想文】"サイクス=ピコ協定 百年の呪縛" Written by 池内恵

パー蔵です. 大学院進学を考え始めたのが今年の夏休みからで, 本格的に目指そうと思ったのは後期が始まる9月中旬あたりからです. 今まで本を何冊か読んできましたが, 文章にしてちゃんとアウトプットするのは今回が初めてです. この感想文の回数をこなすうちに, 記事を読んでくださっているあなたにより内容が伝わりやすい文章を書けるようになっていくことを目指し, 今回はその第一歩ということで始めたいと思います. 記念べき第一回目のパー蔵の読書感想文は 【中東大混迷を解く】サイクス=

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今までの自分に疑いを持つ

今までの自分に疑いを持つ

とても示唆に富んだ言葉を紹介します。 ルネサンスとは、一言で言えば、今までの自分に疑いを持つということですね。そこから始めて、あらゆることに疑いをもっていく。 塩野七生『ルネサンスとは何であったのか』から引用しました。 この言葉と関連して塩野は、池内恵との対談の中で、キリスト教世界とイスラム世界との比較に話題が及んだ際、このように発言しています。 いつか池内さんにお聞きしましたよね。「イスラム世界にとって、ルネサンスはいつだったか」と。すると、池内さんは「それはイスラ

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【参加報告】『アステイオン』第91号刊行記念講演会「100年後の学問と大学」

【参加報告】『アステイオン』第91号刊行記念講演会「100年後の学問と大学」

昨日は、19時から20時40分まで東京大学駒場キャンパスコミュニケージョン・プラザ北館館2階多目的教室4において、『アステイオン』第91号刊行記念講演会「100年後の学問と大学」が開催されました。 この講演会は論壇誌『アステイオン』第91号の刊行を記念し、特集「可能性としての未来--100年後の日本」を発展させる形で行われたもので、『アステイオン』の編集委員である池内恵先生(東京大学)と待鳥聡史先生(京都大学)が司会者による質問に答える形で進められました。 池内先生と待鳥

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父を弔った五日間――池内恵

父を弔った五日間――池内恵

文・池内恵(イスラム研究者)

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中東の宗派や諸勢力による問題が、とても詳しく書いてありました。おススメです。

自分の日常生活に置き換えてみた場合、正論だからと言って強く主張するのではなく、一度立ち止まって、他の考えや今までの経緯を分析して行動する事で、問題を最小限に抑え先に進めることができるのでは?と思った。

中東の宗派や諸勢力による問題が、とても詳しく書いてありました。おススメです。 自分の日常生活に置き換えてみた場合、正論だからと言って強く主張するのではなく、一度立ち止まって、他の考えや今までの経緯を分析して行動する事で、問題を最小限に抑え先に進めることができるのでは?と思った。

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今日から読みます📖

今日から読みます📖

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政治的言説としての「宗派主義」〜『シーア派とスンニ派』

政治的言説としての「宗派主義」〜『シーア派とスンニ派』

◆池内恵著『【中東大混迷を解く】シーア派とスンニ派』 出版社:新潮社 発売時期:2018年5月 昨今、中東の情勢について語られる場合、「宗派対立」の観点に注目されることが多い。しかしそのような議論には注意が必要です。見かけ上「宗派」間の対立にみえるとしても、それは必ずしも宗教的な要素に還元できるものではないというのが本書の基本認識です。 「現代の中東に生じているのは『教義』をめぐる対立ではなく、宗派の『コミュニティ』の間の対立である」と池内恵はいいます。本書はそうした認識

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