2020.5.13 伊藤潤「茶聖」を開く

Panta : 伊藤潤「茶聖」を開く、早く読まねばと思いながら、なかなか機会に恵まれず、佐藤良明訳によるボブ・ディラン詩集と一緒に購入、読み始めたところ♬ 逸る気を鎮めるという茶を政治に利用したのは信長だという、第一章前のプロローグですでに嵐の中、茶室での利休の旅立ち、いきなりの衝撃にページをめくる手も憚れる、ルイス・フロイスなどの文献を調べねば確実なことは言えないが、明智光秀の娘、珠子が堺で耶蘇

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2020.3.21 「茶聖」

Panta : 映画「いぬむこいり」の撮影で鹿児島指宿に滞在していたおり、知覧へ向かう車中のラジオで伊藤潤さんが村田新八の視点で西郷隆盛を描いた当時の新作「武士の碑」の話をしているのを聴き、その後、金属恵比須繋がりで高木くんらと共に出会い、いまに至るお付き合いをさせてもらっている♬ 映画「下忍」の時も、幕末に忍者ですかとちょっとした乱破話となり、この利休の話もさせていただいた♬ あくまでも自説の利

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第六十五号 完全版「令和の時代に司馬遼太郎を読む」第二部(全三部)

*完全版「令和の時代に司馬遼太郎を読む」第一部はこちらから



こんばんは。伊東潤です。

すっかり春めきましたが、
いまだコロナは世界で猛威を振るっています。
人類の英知を結集し、
この世界的困難を克服しましょう。
一人ひとりの自覚がコロナの蔓延を防ぎます。
これからも気を引き締めていきましょう。

さて今回は、
昨年の姫路での講演抄録の第二部です。
いよいよ司馬作品の核心部分に入っていきま

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第六十四号 『城をひとつ』文庫化記念特集

〓〓今週の歴史奉行通信目次〓〓〓〓〓〓〓

1. はじめにーー『城をひとつ』
文庫版 いよいよ発売

2. 著者インタビュー「戦国時代のスパイ大作戦」
(2017年4月 アサヒ芸能インタビューより)

3. 『城をひとつ』各挿話の史実解説

4. おわりに / Q&Aコーナー / 感想のお願い

5. お知らせ奉行通信
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新刊情報 / 講演情報 / その他

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第六十三号 完全版「令和の時代に司馬遼太郎を読む」第一部(全三部)

〓〓今週の歴史奉行通信目次〓〓〓〓〓〓〓

1. はじめにーー誉田龍一さん追悼

2. 完全版「令和の時代に司馬遼太郎を読む」
第一部〔歴史小説の定義と縛り〕

3. 完全版「令和の時代に司馬遼太郎を読む」
第一部〔歴史小説の評価基準〕

4. おわりに / Q&Aコーナー / 感想のお願い

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新刊情報 / 講演情報 / その他

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第六十二号 『天地雷動』と長篠の戦い

こんばんは。伊東潤です。

今年は、新型コロナウイルスの世界的蔓延で、
どこも明るい雰囲気はありません。
経済面での落ち込みはとくにひどそうで、
すでに買い控えが出始めています。

不要不急なものではない小説を
生業としている私たち小説家にとっても、
買い控えは極めて痛い打撃になります。
とくに素晴らしい初速を見せた『茶聖』も、
目標の五万部にはまだ達していないので、
コロナに対する恨みは骨髄です

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2019.6.6 伊藤潤さんの新刊「家康謀殺」

Panta : 幕末の折、勤皇と刃を交えに京へ走った高祖父との摩訶不思議な縁を痛感しているここ数日、よりによって放送禁止用語にしたいような伊藤潤さんの新刊「家康謀殺」の言葉が金属恵比寿の新曲とともに耳にねじ込まれてきたのだった…♫

第六十一号 水戸藩の幕末

こんばんは。伊東潤です。

第六十一号歴史奉行通信を
お届けいたします。

今回は「幕末の水戸藩について」です。

〓〓今週の歴史奉行通信目次〓〓〓〓〓〓〓

1. はじめにーー春の雪から連想される文芸作品は?

2. 水戸藩とは何かー概要・歴史

3. 名君・徳川斉昭とはどんな人物だったか

4. 将軍継嗣問題から安政の大獄ーー
維新の捨て石になった水戸藩

5. おわりに&感想のお願い / お

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伊東潤著『茶聖』を読んで、お茶を点てる。

こんにちは。しげです。

最近、新型コロナウイルスの影響で音楽イベントを始め、いろんな行事や集まりが中止になっていますね。仕方ないとは言え、残念です。

僕は毎週水曜日、茶道のお稽古に通っているのですが、先日のこと。事務所の方から電話で、
「新型コロナウイルスの影響で、お稽古を3月いっぱいまで中止します」との連絡がありました。

ですよねー

自粛の波が、お稽古まで広がってしまった。
そうなる

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感謝以外の言葉が見つかりません
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新作歴史小説『茶聖』|第一章(十二)

真の芸術家か、
戦国最大のフィクサーか――

安土桃山時代に「茶の湯」という一大文化を完成させ、
天下人・豊臣秀吉の側近くに仕えるも、
非業の最期を遂げた千利休の生涯を、歴史作家・伊東潤が描く!
新作歴史小説『茶聖』。

戦場はたった二畳の茶室――。
そこで繰り広げられる秀吉との緊迫の心理戦。
門弟となった武将たちとの熱き人間ドラマ。
愛妻、二人の息子たちとの胸に迫る家族愛。

発売直後から話題を

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ありがとうございます
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