泥辺五郎

ドロベ・ゴロウ。二児の父。脳脊髄液減少症。何かしら書いてます。旧名「名無しさ」「村野」…

泥辺五郎

ドロベ・ゴロウ。二児の父。脳脊髄液減少症。何かしら書いてます。旧名「名無しさ」「村野」「楢山孝介」「新都社モラトリアム新書」「山下チンイツ」など。「みんなのフォトギャラリー」で画像を使用していただいた記事にスキをつけることがあります。見知らぬ人からのスキだと怖がらないでください。

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泥辺五郎の活動を応援するメンバーシップです。 脳脊髄液減少症発症後、社会復帰できそうでできないでいる状況が続いています。 創作活動は以前よりも活発に行っています。文章と生成画像と組み合わせた取り組みも増やしています。 現状のnoteでのそれぞれの活動 ・「耳鳴り潰し」日々の記録 ・シロクマ文芸部への投稿 ・「千人伝」様々な人の評伝 ・「架空書籍紹介」Xで一日一冊構想している架空書籍のまとめ ・「生成画像つき短歌」Xで一日一首ポストしている短歌のまとめ ・その他生成画像絡みのネタなど は継続して無料で公開します。 週一ペースでメンバーシップ向けの創作論などを書く予定です。 プランには値段差を設定しますが、内容は変わりません。 ・惣菜一品買う感覚で応援してみたい方 ・雑誌一冊買う感覚で応援してみたい方 ・宝くじが当たったから応援してみようかなという方 に向けたプランとなっております。 よろしくお願いいたします。

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マガジン

  • kindle出版関連

    kindle出版物に関する記事を格納していきます。

  • 耳鳴り潰し

    消えることのない耳鳴りを打ち消すために紡いでいく文章。前日振り返り日記がメイン。500文字程度を目安に。

  • メンバーシップ用マガジン

    創作論や、他には発表しない短編など。

  • 音楽随筆集

    好きな曲との関わりを綴るエッセイ集。

  • ぬいぐるみ小説集

    ぬいぐるみをテーマにした掌編小説集です。

最近の記事

  • 固定された記事

kindle出版「種田山頭火の自由律俳句イラスト集」

一ヵ月ほど前、短歌や俳句と画像生成との相性がいいことを発見していろいろやっていました。 その中で特に気に入ったのが「種田山頭火の自由律俳句をプロンプトとして画像を生成する」試みでした。 というわけで、好きな句から生成画像映えする句を57句選び、まとめたものを、この度kindle出版してみました。 一部を紹介しておきます。 といった感じで、句、句をプロンプトとした生成画像、という形式になっております。種田山頭火の句を知らない方はこれを機に山頭火の魅力に触れていただき、山

    • kindle出版絵本「えほんが はいきょに ちらばる りゆう」販売開始

      地味にkindle出版を続ける泥辺です、こんにちは。 Amazonからメールが来ていて「何かアカウントBANされるようなことしたかな?」と恐れながら開くと、ささやかながらkindle出版売り上げ金振り込みのお知らせでした。 今回の絵本は「ぬいぐるみ小説集」の中の一編が原案です こちらを絵本風に再構成した記事がこちら。メンバーシップ様向けの、kindle出版本の先行公開のような形となりました。 上記記事とは少し文章の書きかたなどが変わっています。 1ページ目 10ペー

      • 耳鳴り潰し159(水道工事の失敗、kindle絵本出版、読書記録)

         二人組の水道工事の方が朝から来る。ベテランの方が洗面所と風呂場、若い方がシンクを担当。私はkindle出版用の絵本作りをしていた。  シンクの方が終わった後「水道の栓を開けますね」と言って一旦外へ出られた。しばらくして蛇口から全開で射出される水。慌てて止めようとしたがコックを捻っても回らない。何かトラブルらしく、若い方がベテランの方を呼びに行く。  どうも新しい部品をつけた際に、やってはいけないことをしてしまったようで、部品の方の部品の一部が壊れてしまったとか。仕方なく

        • ぬいぐるみ小説絵本版「廃墟にちらばる絵本の理由」

          絵本の読み聞かせをするクマのぬいぐるみがいました。 家庭で、図書館の児童室で、公園で。 たくさんの絵本を、子どもたちに読み聞かせてあげました。 ぬいぐるみたちは、いろんなところで、人間のために働いていました。 いろいろなことが起こりました。 ここでは描けないようなこともたくさんありました。 こちらはメンバーシップ様用に格納させていただきます。 後ほどkindle出版するかもです。

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        kindle出版「種田山頭火の自由律俳句イラスト集」

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          64本

        メンバー特典記事

          ぬいぐるみ小説絵本版「廃墟にちらばる絵本の理由」

          絵本の読み聞かせをするクマのぬいぐるみがいました。 家庭で、図書館の児童室で、公園で。 たくさんの絵本を、子どもたちに読み聞かせてあげました。 ぬいぐるみたちは、いろんなところで、人間のために働いていました。 いろいろなことが起こりました。 ここでは描けないようなこともたくさんありました。 こちらはメンバーシップ様用に格納させていただきます。 後ほどkindle出版するかもです。

          ぬいぐるみ小説絵本版「廃墟にちらばる絵本の理由」

          ぬいぐるみ小説集「虹色の水が流れる川で洗い物をするアライグマ」

           虹色の水が流れる川は一見美しく見えるが、様々な有害物質が含まれている可能性がある。かつては豊かな生態系が育まれていたであろうその川も、今では生き物の気配は少ない。そんな川で食器を洗っているアライグマのぬいぐるみを見かけた。また、遥か昔にプログラミングされた命令をこなし続けているのだろうか、と不憫に思いながら声をかけた。 「この川で洗っては余計に汚染されますよ」  アライグマはぎこちない笑顔を返してきた。 「そうは言っても、他の水はもっと汚いものですから」  確かに、地表か

          ぬいぐるみ小説集「虹色の水が流れる川で洗い物をするアライグマ」

          「少年ガリレオ」(詩・過去作)

           創作論ばかりではなく作品も。というわけで、過去の受賞作やら掲載作やらを掘り起こしていこうという試みです。しかし膨大なテキストデータの入っているDVD-Rはあるものの、それを読み込むものがありません。紙に印刷されたものなら救い出せます。  自作冊子も四冊のうち一冊が行方不明。  2006か2007年、詩誌「詩と思想」投稿欄掲載分。楢山孝介名義。17~18年前といっても、今と通じる作風ではあります。 「少年〇〇」シリーズはその後も「少年ボルヘス」など書いた覚えがあります。

          「少年ガリレオ」(詩・過去作)

          「ChatGPT、DALL-E3導入後の創作体制(泥辺の中身)」

          ※この記事はメンバーシップ様向けの記事ですが、 「生成画像をちょっと試してみたい」 「創作量を増やしたい」 「執筆動機を増やしたい」 「自分の記事に彩りを与えたい」 といった方にも向いている記事となっております。メンバーシップ加入者は初月無料で読み放題となっております。興味のある方はご検討ください。  先日、白鉛筆さんの企画「桃太郎」に参加した際にいただいたコメントから「登場人物球体論」を思い出して書こうとしましたが、ちょっと時間がかかりそうなので次回以降に。予告通りAI導

          「ChatGPT、DALL-E3導入後の創作体制(泥辺の中身)」

          「Bラインについて(泥辺の中身:作品発表基準の話)」

          ※今回から無料公開分を半分程度にしています。クレジットカードが使えないためメンバーシップに加入できない、という方向けに「サポート+無料招待」という道もございますので、そちらを希望の方はご連絡ください  今回は自作の「発表に値するかライン」についてです。  昔、紙のノートに読書記録をつけていたことがあります。著者名、タイトル、読了日と、簡単な評価をつけていました。S~D評価です。 S:生涯抱きしめるような一冊。 A:その作家の本を読み漁りたくなる一冊。 B:面白かった、参

          「Bラインについて(泥辺の中身:作品発表基準の話)」

          「百一理論(泥辺の中身)」

          ※メンバーシップ向けの記事になりますが、初回ですしほぼ読める設定にしています。  こちらは大分以前に確立したもので、現代に合わせたアップデートが必要かもしれません。しかし根本的な部分はあまり変わってないと思われるので、ここに記します。  最初に結論を書くと「マシな物は十に一つ、人に認められるものは百に一つ」という考えです。  独身時代の2006~2009年あたり、私は「楢山孝介」名義で詩誌「詩と詩想」に詩を、文芸誌「きらら」に1000文字の小説を投稿していました。それぞ

          「百一理論(泥辺の中身)」

        記事

          耳鳴り潰し158(曲紹介記事考察、786画漢字、無茶ぶり先生ごっこ)

           note創作大賞の中間発表があり、知ってる名前が散見された。その中の一人でもある青豆ノノさんからいただいたバトンに沿った記事を投稿。  音楽随筆集「カラオケにまつわる5曲」  高校時代のカラオケにちなんだ曲、独身の頃の一人カラオケの時に歌った曲、娘の卒園記念打ち上げカラオケで娘と歌った曲、両親と旅行に行ったり年配の方との忘年会の席で歌った曲、つい最近子どもたちがアニメを観ながら歌っていた曲、を紹介。  そういえば曲紹介の記事って地味にビュー数が伸び続ける。note内とい

          耳鳴り潰し158(曲紹介記事考察、786画漢字、無茶ぶり先生ごっこ)

          音楽随筆集「カラオケにまつわる5曲」

          青豆ノノさんよりバトンをいただきました。 さて、この記事を最後まで読まない方も、ここだけはちょっと目を通してくださいね。 #恋愛小説部門 創作大賞2024 | ソウアイの星① / 青豆ノノ というわけで、他にもちらほら見知った名前が見えます。とにかく青豆さんおめでとうございます。身近な人が大物になっていく過程はこれまでたくさん見てきています。既に遠い眼差しで見つめる準備はできています。 企画内容の記事など貼りますね。ミハエルさん、チェーンナーさん、はじめまして。 好

          音楽随筆集「カラオケにまつわる5曲」

          耳鳴り潰し157(DOES「修羅」をフルで歌う子どもたち、一人アニメ鑑賞への違和感)

           娘と彼氏君は一日でスピード破局。そもそも小学生同士の付き合いが続く方が珍しいんじゃないか。むしろ前の彼の二ヵ月がよく続いた方で。知らない世界だけど。  子どもたちがDOES「修羅」をフルコーラスで歌う。アニメ「銀魂」第62話で、前回で完結した紅桜編を、ED曲である「修羅」のフルコーラスバージョンに乗せて振り返る回。昔この曲でDOESに惚れた際に、こんな未来があるだなんて想像したこともなかった。  一人で昼飯を食べながらアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を視聴。一人で観るアニ

          耳鳴り潰し157(DOES「修羅」をフルで歌う子どもたち、一人アニメ鑑賞への違和感)

          ぬいぐるみ小説集(現代編)「工場労働者として派遣されてきたシャチ」

           カメラの話をしよう。私が元々勤めていた工場では、様々な機械部品を生産していたのだけれど、生産に必要な人員は常に不足していた。作業員の不足を補う手段として、ぬいぐるみ従業員が派遣されてきた。彼は高性能AIと半永久電池を搭載していた。  そのシャチのぬいぐるみは随分と働き者で、力仕事も、スピードを必要とする仕事も、丁寧な検品も見事にこなしていった。様々な改革も彼一人で行い、少ない人員に見合った作業工程の見直しが進められた。結果、そもそもほとんどの機械部品は生産の必要がないとい

          ぬいぐるみ小説集(現代編)「工場労働者として派遣されてきたシャチ」

          耳鳴り潰し156(アニメ視聴誘導失敗、銀魂紅桜編、ライオンボツテイク)

           用事で妻と出かけ、途中で必要なものを持ってきていないことが判明し、私一人で取りに帰る。いまだに続く酷暑の中での自転車の往復がつらかった。一日の終盤に激しい頭痛が来たのもその影響か、もしくはまた発生している台風の余波か。  娘に新しい彼氏ができたとか。彼氏くんはまだみんなに内緒にしていたいらしいが、経緯は全てこちらに筒抜けである。既に振る時のことを考え始めている娘が怖い。  ドラゴンボール劇場版で次はブロリーのを観たいなあと息子を誘導しようとするがうまくいかず。そこでふと

          耳鳴り潰し156(アニメ視聴誘導失敗、銀魂紅桜編、ライオンボツテイク)

          ぬいぐるみ小説集「刑務所の廃墟を警備し続けるライオン」

           病院と並び頑丈な造りの建物といえば刑務所である。今回訪れた刑務所の廃墟では、ライオンのぬいぐるみが警備を続けていた。役割を与えられたぬいぐるみたちが、指示を出した人類が滅びた後も、与えられた指示に従い仕事を続ける様子は、これまでも様々なところで見てきた。私は彼らの行動について「地縛霊」という概念に似ていると感じていた。 「その銃は使えるのですか?」一通りの挨拶を済ませ、写真を撮らせてもらった後で、彼に聞いてみた。 「丁寧に毎日手入れを繰り返している。他にすることもないので

          ぬいぐるみ小説集「刑務所の廃墟を警備し続けるライオン」

          耳鳴り潰し155(ドラゴンボール劇場版、コンセプト小説集、スランプ回避法)

           Huluにてドラゴンボール劇場版が解禁になっていた。「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」を観る。悟飯の娘、パンの世話をするピッコロのことを、娘は「保護者さん」と呼んでいた。途中離脱した娘だが、終盤には戻ってきて、推しキャラが死んでしまうので嘆いていた。思えば私はドラゴンボールの劇場版を全然観てないこともあって楽しめた。劇場版前作に出ているブロリーなども登場して息子が興奮していた。  ぬいぐるみ小説集「公園の廃墟で最後の絵本を読むクマ」追加。  現在8編目。「ちんちん小説

          耳鳴り潰し155(ドラゴンボール劇場版、コンセプト小説集、スランプ回避法)

          ぬいぐるみ小説集「公園の廃墟で最後の絵本を読むクマ」

           周囲を団地で囲まれた、かつての公園の廃墟のベンチでクマのぬいぐるみが絵本を広げて読んでいた。「最後の絵本」というタイトルのその絵本には見覚えがあった。紙で印刷される最後の書籍となった本だった。本屋の末期、皮肉にも「最後の絵本」は早々と売り切れ、残っていたのはその他の本たちだった。閉店とともに本の化石としてそれらは読まれることなく風化していった。  そのクマのぬいぐるみはかつて、子どもたちに絵本の読み聞かせをしていたのかもしれない。 「こんにちは」クマのぬいぐるみに話しかけ

          ぬいぐるみ小説集「公園の廃墟で最後の絵本を読むクマ」

          耳鳴り潰し154(複合的なおもちゃ遊び、子どもの感じる懐かしさ、ぬいぐるみ小説の書き方)

           娘が幼稚園に入る前に通っていたデイ・サービスでの風景をふと思い出す。当時は保護者が療育の様子を観察することができた。一つのおもちゃで遊んでいて、他のおもちゃで遊びたくなった時は、今遊んでいるおもちゃを片付けてから次のおもちゃを出しましょう、という方針だった。他の子もいる集団生活の場だから仕方ないことではあるが、それだと複数のおもちゃを使用した複合的な遊びはできない。  先日、押し入れに仕舞ってあった「懐かしいおもちゃで遊び祭り」みたいなのが開催された。シルバニアファミリー

          耳鳴り潰し154(複合的なおもちゃ遊び、子どもの感じる懐かしさ、ぬいぐるみ小説の書き方)

          ぬいぐるみ小説集「スーパーの廃墟のレジに立つ犬」#シロクマ文芸部

           懐かしい顔に会う。その犬のぬいぐるみは廃墟となった巨大スーパーのレジに立っていた。食料品を提供するこの手の店は、ぬいぐるみ従業員の導入に最も積極的な業界でもあった。私が廃墟を撮影する旅を始めた頃に出会った彼と、変わらぬ姿であった。あてもなく旅をしているうちに、元の場所に戻ってきてしまったようだ。 「久しぶり」と私は彼に声をかけた。 「いらっしゃいませ」私は商品をカートに入れているわけでもないのに、客として扱われてしまった。 「覚えてないかな。何十年か前に君と会っているんだ

          ぬいぐるみ小説集「スーパーの廃墟のレジに立つ犬」#シロクマ文芸部

          耳鳴り潰し153

           三時半起床。娘は最近五時台に普通に起きてくる。休みなので息子は六時台に起きたが二度寝。再び息子が起きてくるまで、学校とのやり取りの通話録音のテープ起こし。1時間17分のテープ起こしがこの日だけでは終わらず、これを書いている本日の少し前までかかる。時間のかかる一番の原因は私の活舌にあった。前後の文脈と自分の記憶から正解にたどり着けるが、全く他人が聞いてたら分からない箇所がいくつも出てくるんじゃないか。活舌って大事。17488文字。  最後は突然の私の激昂で通話は終了する。自

          耳鳴り潰し153

          ぬいぐるみ小説集「長い城の廃墟の上を歩き続けるパンダ」

          ※前回の話のみメンバーシップの方に入れています。  かつては長大な城だったという廃墟を撮影しながら歩いていると、足元から「危ないですよ」と声をかけられた。手のひらサイズのパンダのぬいぐるみだった。あまりかわいくはなかった。 「こんなところで何をしているの」と私はパンダに訊ねた。 「ここは昔巨大な龍の背中だったんだ」 「違うよ、とても長いお城だったんだよ」 「僕はずっと歩き続けてすり減って小さくなってしまったんだ」  噛み合わない会話を続けているうちに、パンダは元々はもっ

          ぬいぐるみ小説集「長い城の廃墟の上を歩き続けるパンダ」